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【5周年!】煎茶堂東京、振り返り。 数量限定の特別茶缶「せいめい」はどんなお茶?

2022年11月03日

by 小野寺友麻

東京茶寮・バリスタ 埼玉生まれ。大学では日本語教育を学び、日本語の先生をしていたことも。日本をもっと知りたい、と東京茶寮へ。カレーと紅茶がマイブームです。

2017年11月3日、銀座に創業したシングルオリジン煎茶専門店「煎茶堂東京」は、
2022年11月3日に5周年を迎えました。

今回は、煎茶堂東京の創業を記念した5周年の特別記念缶をご紹介!今年は「せいめい」をお披露目いたします。

煎茶堂東京 銀座店ティーコンシェルジュ・古川と四本、東京茶寮バリスタ・小野寺が今までを振り返ったり、『5周年記念缶』を試飲してお茶会を行った様子を写真と一緒にお伝えします。

小野寺:
「おはようございます。早いもので今年2022年11月3日で煎茶堂東京は5周年だそうです!」

古川:
「開店からもう5年経ったんですねぇ……」

小野寺:
「古川さんはこの銀座店オープンから勤務されていますが、5年はあっという間でしたか?色々あったと思いますが、変わったことなどありますか?」

古川:
「長かったような、あっという間のような。色々ありましたね。でもオープンからも引き続き、国内のみならず海外の方にも、そしてSNSはもちろん雑誌や口コミや様々なきっかけで煎茶堂東京を知っていただいているな、と感じますね」

小野寺:
「本当ですね…有難い限りです!そしてシングルオリジン煎茶の品種数も増えましたよね」

古川:
「オープンの時は『001 はるもえぎ』から『025 Z1』まででしたが、今は『056 やぶきた 臼杵』まで増えたので、数でいうと倍以上になりましたね!」

小野寺:
「改めて凄い…ナンバリングのない新茶や年末恒例のお年賀ギフト『大福茶』、そしてブレンドティーなども加えるともっとあります。そしてこれからもまだ増えますよ!」

古川:
「そうですね、改めて5年を振り返ると、この2年間くらいはコロナの影響などもあったので、状況に応じた変化もありながらの日々でした」

小野寺:
「そうですね、私もコロナを経て、東京茶寮だけではなく銀座店にも立つようになりました。最初の方は知らないことも多かったのですが、こうやって5年を振り返ることができること、嬉しく思います。四本さんと煎茶堂東京の出会いはいつごろですか?」

四本:
「私が最初に出会ったのは、3周年を迎える少し前だったと思います。3周年の『棒ほうじ』を買ったのを覚えています!出会ったのは、TOKYO TEA JOURNALのテーマでいうと「野点」や「椎茸」の回の頃でした」

小野寺:
「そうなのですね!「椎茸」の回はインパクトがあったので覚えています(笑)。四本さんは元々煎茶堂東京ファンで、それから入社されているんですよね。私は2018年から東京茶寮にいますが、当時銀座店に行ったのは数えるほどだったんですよ」

古川:
「TTJも次の11月号でもうvol.43です!2019年5月に創刊しているので、3年半経ちました」

全ては書ききれませんが、ここで少しオープンからの5年を振り返ってみます。

2017年11月 煎茶堂東京 銀座店オープン / 割れない「透明急須」デビュー
2018年11月 1周年 『SINGLE⇔BLENDE 日本茶ブレンド体験キット』発売
2019年 5月 TOKYO TEA JOURNAL創刊
11月 2周年 2周年記念缶「ゆめわかば」発売
2020年 2月 長場雄さんコラボラッピング登場
9月 JR九州 36ぷらす3運行開始(日本茶ワークショップ監修)
11月 3周年 『 「やぶきた」シングルオリジン棒ほうじ』発売
2021年 7月 BTSとのコラボ商品『GREEN TEA CAN』展示会場にて販売
8月 PEANUTS」との限定コラボ缶発売
9月/10月 PRESS BUTTER SAND」との限定コラボセット販売
10月 器やカトラリー販売開始
11月 4周年 『「やぶきた」シングルオリジン棒ほうじ』通年販売開始
12月 坂内拓さん書き下ろしの包装紙登場
2022年 5月 特『刀剣乱舞-花丸-』〜雪月花〜コラボ缶発売
11月 5周年:5周年記念缶「せいめい」販売

小野寺:
「2020年以前は、煎茶堂東京の店内で銀座茶会も開催していましたね」

古川:
「そうですね、2018年夏くらいから2020年年明けあたりまで、月2回行っていましたね。お茶とお菓子のペアリングや、軟水・硬水を使って水の実験をしたり、夏は水出し、バレンタインにはチョコを作ったりもしましたよ」

小野寺:
「こうやって改めて振り返ると、2020年以降はたくさんコラボをさせていただいているのですね!今までは出会わなかったかもしれない方にも煎茶堂東京を知っていただくきっかけになっているのでしょうね」

古川:
「最近は飲食店で使っていただく機会も多くなってきましたよね」

小野寺:
「そうですね!茶葉や透明急須を使っていただいたり…。「先日行ったお店でこの急須を見ました」というお客さまのお声もありますよね。私も茶葉を使ってくださっている方のお店にお邪魔することもあります。嬉しいですよね」

古川:
「まだまだこれから煎茶堂東京のお茶や急須や想いなどが沢山の方に伝わると嬉しいですね!」

小野寺:
「そしてこの5周年に感謝とお祝いの気持ち、これからも“お茶のある暮らし”をともにしていきたいという願いも込めて新しい品種の登場です!」

四本:
「『せいめい』という初めて取り扱うこのお茶は、鹿児島の知覧で作られたお茶ですね、楽しみです…!」

心落ち着く一杯を。5周年缶「せいめい」

「せいめい」どんなお茶?

藺草(いぐさ)のような芳しく深みのある香りが特徴。じっくりと体の隅々へ染み込むような滋味が広がる。

四本:
「乾燥の状態の茶葉は、旨みいっぱいの香りがします!」

小野寺:
「茶葉の見た目も青々しいですね。このお茶は中蒸しの茶葉です」

四本:
「この品種は「ふうしゅん」と「さえみどり」の交配です。ルーツも旨み系ですね。さて、どんな味わいでしょうか…?」

小野寺:
「早速基本のレシピで淹れていきましょう」

古川:
「むく〜っと茶葉が開いていきます」

小野寺:
「改めて、茶葉ごとに特徴が違うのが面白いです。さあ、一煎目を飲んでみましょう!」

古川:
「いただきます。……なんだか、”生命”がみなぎる気がします。一煎目から個性がありますね、この旨味は知覧を思わせます」

四本:
「乾燥の茶葉の香りは旨味だったのですが、味わいは旨みよりも甘みを感じます。香りとのギャップが面白いです」

小野寺:
「優しい甘みですね、心が落ち着きます。さらっとしながらも、奥行きがあるお茶です。色んな香りを感じますね」

四本:
「口に含んだ印象は栗のようなホックリ感もあるのですが、後味はライナーコピーにもあるように、藺草のようなカラッとした感覚もありますね」

小野寺:
「もう数え切れない程に使っているのですが、改めてこの透明急須の耐熱性と口が広い構造がいいんです」

古川:
「急須と出会った5年前は本当に感動しました!煎茶堂東京での一番の思い出も、この『透明急須』との出会いでしょうか。銀座店のオープンと同時に『透明急須』もデビューしているのですが、あの最初の衝撃から5年…!最初はどうやって使うのかな、と思ったのを思えています」

四本:
「店頭でも実際に使ってみて、「本当に熱くない!」と素敵な反応がありますよね。嬉しいです」

小野寺:
「二煎目は、澄んだ緑色の水色が上品で美しいですね。少し玉露を想わせる水色ではないでしょうか?」

四本:
「親の「ふうしゅん」が玉露向きの品種のようですよ。そして「ふうしゅん」は「Z1」と「かなやみどり」の交配だそうです。調べれば調べるほど面白いです…!」

古川:
「スッキリと飲みやすくなりますね」

小野寺:
「スッキリなのですが二煎目は奥行きのある、一言では表せないような複雑な味がします。これが滋味というものなのか…!」

四本:
「茶葉も緑が鮮やかできれいです」

小野寺:
「香りも乾燥の茶葉、淹れたお茶、開いた茶葉と表情が異なります。本当に色んなタイミングで香りも味もキャッチしたくなります。これから寒くはなりますが、水出しもしてみたい…(笑)」

四本:
「三煎目ににこまる玄米をプラスする玄米茶もいいですね〜」

小野寺:
「優しさと香ばしさで一層、まったりしてしまいます。ぜひ沢山の方に『せいめい』を飲んでいただいて、まったりゆったりを共有できたら何より嬉しいです。そしてこれからも引き続き煎茶堂東京をよろしくお願いいたします。ひとまずこの5年間、本当にありがとうございます!」

古川・四本:
「ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします!」

「せいめい」の味わいノート

・一煎目は口に含んだ印象はホックリとした甘さ、後味は藺草のようなカラッとした感覚も
・二煎目はスッキリと、それでいて奥行きのある味わい
・玄米茶は優しさと香ばしさでより一層落ち着く味わいに

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