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【祝・6周年】煎茶堂東京 6周年記念缶「白桃煎茶 はるみどり」はどんなお茶?

2023年11月01日

by 小野寺友麻

東京茶寮・バリスタ 埼玉生まれ。大学では日本語教育を学び、日本語の先生をしていたことも。日本をもっと知りたい、と東京茶寮へ。カレーと紅茶がマイブームです。

2017年11月3日、銀座に創業したシングルオリジン煎茶専門店「煎茶堂東京」は、
2023年11月3日に6周年を迎えました。

今回は、煎茶堂東京の創業を記念した6周年の特別記念缶をご紹介! 今年は「白桃煎茶 はるみどり」をお披露目いたします。

煎茶堂東京 銀座店ティーコンシェルジュ・四本と、東京茶寮バリスタ・小野寺が試飲してお茶会を行った様子を写真と一緒にお伝えします。

6周年記念缶 白桃煎茶 はるみどり(鹿児島県産茶葉使用)

特徴 甘くみずみずしい白桃の爽やかな香りとフレッシュなはるみどりの煎茶を合わせたブレンドティー。

小野寺:
「この度、2023年11月3日で煎茶堂東京 銀座店は6周年を迎えることができました。改めて日頃からありがとうございます…!」

四本:
「本当におかげさまで6周年を迎えられています。そんな日々の感謝の気持ちと6周年をお祝いするのにピッタリがお茶が今回登場しました」

小野寺:
「この2、3年でブレンドティーの種類も増えてきましたが、今回はまた新しいフレーバーをご紹介します。ここでこの1年を少し振り返ってみましょう」

四本:
「この2022年から2023年にかけては、新しい品種のシングルオリジン煎茶とブレンドティーはもちろん、台湾烏龍、和紅茶、そして抹茶の取り扱いも始まりました」

2022年 12月 Strawberry Tea「いちご」×「やぶきた」』『CHAI TEA チャイ煎茶
2023年 3月 台湾烏龍『四季春
4月 台湾烏龍『翠玉
6月 和紅茶『しずかおり
9月 和紅茶『さやまかおり』 / 『抹茶 おくみどり
11月 6周年記念缶『白桃煎茶 はるみどり

小野寺:
「改めて“お茶”の世界は広かったです。それぞれのお茶で飲み方が異なっていたり、飲みたい瞬間や好みが違ったり、これからも引き続き沢山のお茶と出会いたいと思います。そしてみなさんにも色々なお茶と出会ってお好みを見つけてもらえたら嬉しいです…!」

四本:
「今年は特に初めて飲んだお茶が沢山あったなと思います。その分沢山お茶も淹れましたが、温度や抽出時間などの淹れ方はもちろん、シングルオリジンのお茶だと毎年の味わい、そして自分の体調でも感じ方は異なります。それが難しくもあり、面白くもあり…」

小野寺:
「そんなエピソードや想いは、またこの試飲茶会や店頭でもシェアしていきましょう。そしてみなさんがどのように楽しまれているかも店頭などでもお伺いしていきたいですね」

四本:
「今回のこの新しいブレンドティーも是非沢山の方に味わいと香りを共有していただきたいと思います!」

みずみずしい白桃の香りに心躍ります。6周年記念缶「白桃煎茶 はるみどり」

小野寺:
「今回6周年のお茶は『白桃煎茶 』、ブレンドティーです」

四本:
「ベースのお茶は『はるみどり』。『058 はるみどり』とは異なる農家さんで、霧島の南原製茶さんのお茶を使用しています」

小野寺:
「いま袋を開けたのですが、香りがとてもみずみずしい白桃そのものです! そして浅蒸しの茶葉が本当にきれい。茶葉の中にはローズの花びらも散りばめられています」

四本:
「見た目が可愛らしいですね。香りが本当に、剥きたてのフレッシュな桃を感じます。白桃の香りの煎茶…今回初めて飲みます。新たな香りのお茶ですね」

小野寺:
「『058 はるみどり』も浅蒸しの茶葉の開きが美しいお茶なので、今回のお茶にも期待です…!それでは淹れていきましょう。茶葉は4g、70℃のお湯で1分20秒待ちます」

四本:
「茶葉の緑は濃いですが、お湯を注ぐと明るい緑になりました。花びらも浮かんできます」

小野寺:
「お茶を淹れているはずですが、桃の香り…。茶葉の開きが非常にきれい…花びらが優雅です。急須の中がまるでバラ園です」

四本:
「目で見ても楽しめるお茶ですね。この時間がいつも以上にあっという間に感じます」

小野寺:
「水色もきれい。上品に透き通っています。急須から注ぐときにお茶の香りを感じました」

四本:
「本当ですね。『058 はるみどり』も葉野菜を想わせる優しい甘みと旨みの香りがするのですが、それを感じます。でもやっぱりローズの花びらと茶葉からの白桃の香りのインパクトがありますね」

小野寺:
「いただきます。……お茶が桃の香りを纏っています。でも味わいはお茶です」

四本:
「最初は桃を感じて、後味はすっかりお茶に変わっていきます。お茶の旨みの余韻が残ります。香りと味わいの変化を感じられるのが面白いです。香りで感じる程の甘さはありませんが、その分旨みを感じますし、最後はお茶の青さと苦みも少し感じます」

小野寺:
「味わいは優しいのでしっとりと味わえます。味わいが段々重なっていくような印象は『はるみどり』です」

四本:
「また今までのブレンドとも違います。フルーツのブレンドだと、『ストロベリーティー』がありました。でもあのお茶は飲んでいくと段々苺を感じるお茶だったので、今回の最初が白桃そして段々お茶に変わっていくものとはまた楽しみ方も違いますね」

小野寺:
「どちらのお茶も茶葉はフルーツの香りを纏っているのですが、味わいの感じ方が全然違いますね。『白桃煎茶』、一煎目から味わいのバランスがいいです。優しい印象で飲みやすいのですが、ふと気づくと新しい味わいを発見できるような複雑さも感じます」

四本:
「余韻は完全にお茶ですが、鼻腔に白桃の香りが漂っています。二煎目はどんな変化があるでしょうか。いい意味ですっかりこの『白桃煎茶』に翻弄されていますが、楽しみです(笑)」

小野寺:
「水色が少し出ましたね。香りにはまだ白桃を感じます。一煎目が熟した食べ頃の剥きたての桃だったのに対して、二煎目は少し青い熟す前の桃という印象でしょうか」

四本:
「煎を重ねての変化もいいですね。でもやっぱり味わいはお茶。一煎目は味わいの複雑さがありましたが、二煎目はその点スッキリとします。このお茶、実際はそんなに苦みはないと思うのですが、香りに甘みがあるので若干苦みを感じているのかも」

小野寺:
「香りが想像以上に白桃なので、その記憶から脳が白桃の味を探している気がします。そして茶葉がきれいです。ローズの花びらが目にも華やかです」

四本:
「このお茶は白桃の香りを生かしたいので、ロールケーキと合わせてはどうでしょうか? 焼き菓子系と相性がいいと思います」

小野寺:
「いいですね。口の中で白桃のロールケーキにしたいです。シュークリームもいいと思います。洋菓子をいただきながら6周年のお祝いをしたいです」

四本:
「桃とクリームチーズでマリネにしたりもしますよね。チーズとも合わせてみたいと思います」

小野寺:
「洋菓子の方が思いつきますが、和菓子だと何がいいかな。大福よりはおまんじゅうでしょうか。どら焼きやカステラとも美味しそうです! ご飯系だと、バゲットでサンドイッチ…生ハムを挟んでハーブを効かせたりしたらどうでしょう」

四本:
「三煎目も淹れてみましたが、香りはまだ白桃を感じます。味わいはだいぶスッキリとしてきます」

小野寺:
「段々慣れてきたのもあるとは思いますが、お茶と白桃が馴染みましたね。でもまだ香りと味わいのギャップを感じています。今のところ美味しいのですがそれより面白いという感覚が先行します。不思議…」

四本:
「6周年はまた新たなお茶との出会いでスタートしましたね。改めて6年間本当にありがとうございます。そしてまた7年目も引き続きよろしくお願いいたします!」

小野寺:
「本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします!」

「白桃煎茶 はるみどり」の味わいノート

・一煎目、最初は桃を感じ、後味はすっかりお茶に変わっていく。お茶の旨みの余韻が残る
・二煎目はスッキリとした印象に。一煎目が熟した食べ頃の剥きたての桃の香りだったのに対して、二煎目は少し青い熟す前の桃という印象
・ロールケーキやシュークリームなど焼き菓子、チーズ、どら焼きやカステラと合わせたい。ご飯系だと生ハムを挟んだバゲットサンドイッチなど

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