お菓子とお茶(と猫)｜新宿高野「アップルパイ」と「020 さえみどり」

2023年12月11日

by 煎茶堂東京編集部

おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。

福岡で猫のサク＆ハルと暮らすSayuriさんがおすすめのお菓子を教えてくれました。

新宿高野の「アップルパイ6号」

新宿高野は1885年に新宿で開業したフルーツ専門店。

フルーツに特化しているため、産地開発に始まり、色・形・大きさ・鮮度など良質なフルーツの選別や食べ頃の見極めを行っているそうです。新宿高野では、そんなプロの目で厳選されたフルーツをふんだんに使ったケーキやデザートが、たくさんあります。

りんごギッシリのアップルパイ

唐突ですが、私はアップルパイが大好きです。菓子店やパン屋さんで見かけると、ついつい買ってしまいます。

フルーツを専門的に取り扱う新宿高野のアップルパイは、いつか食べてみたい！と思っていたので、この機会にお取り寄せしました。

まず、届いてびっくり。このツヤツヤの美しさ！そして見た目からもパンパンにりんごが入っているのが分かります。

さらに、切っても食べても、中身のりんごの量に驚きました。今まで食べたアップルパイの中で一番のギッシリ！

りんごは国産の紅玉を使用しているそうです。鼻を近づけると、シナモンやナツメグのスパイスのいい香りがふんわりとします。パイ生地には白ゴマが練り込まれ、上にはツヤツヤのあんずジャム。アップルパイ好きにはぜひ食べてほしい。1ピースで大満足できます。友達や家族でティータイムにもぴったりです。

昭和40年ごろからのロングセラー商品だそう。納得です。

アップルパイにお茶を合わせる。

アップルパイを食べる時、普段はコーヒーか紅茶を選びがちです。煎茶を合わせたのは初めてかもしれません。

今回のお茶は『020 さえみどり』。お湯をさす前の茶葉は、青い香りを感じます。
一煎目は80℃で1分。二煎目は80℃で10秒。より香りが出る淹れ方と教えていただき試してみました。

アップルパイのリンゴやスパイスの香り。うん、お茶と相性いいです。

今回もハルがチェックしてました。アップルパイのバターの匂いに反応したようです。アップルパイは温めても冷たくても美味しい。新宿高野のサイトに載っていた、バニラアイス添えもやってみました。温めたパイにアイスを乗せたのであっという間に溶けてしまい写真は撮れませんでしたが…（笑）。

アップルパイは年中食べますが、この時期がピッタリですね。寒いのが苦手なので、冬になると家で過ごす休日が増えます。家で猫と過ごして美味しいお茶の時間。おやつは何にしよう、飲み物は何にするか、器はどれにしようかなど、迷う時間も楽しいものです。

お菓子に合わせたお茶

アップルパイには、青い香りでバランス良しのさえみどりが合いますね。一煎目 80℃ 1分、二煎目は80℃ 10秒で、より香りを出した淹れ方でいかがでしょうか。（煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・四本）

新宿高野「アップルパイ6号直径約18cm#95020」

価格	3,564円（税込）
販売時期	通年
販売場所	6号はオンライン限定
電話番号	0120-262-719
URL	takano-online.jp

Sayuriさん

福岡在住。ネコのサクと暮らしています。ねねは天国でゆっくりしてます（2008-2020）11月から新入りハルが仲間入り。猫、写真、旅行、ミスチル、コーヒーが好き。Instagram：@sakunene