- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 稲村真耶
- 児玉修治
- 小野陽介
- 高木剛
- 森岡希世子
- 石田誠
- ちいさな手仕事
- 光藤佐
- 須原健夫
- 淡海陶芸研究所
- 千田稚子
- 中村譲司
- 北井里佳
- 齋藤有希子
- 酒匂ふみ
- 秀野真希
- 林沙也加
- 作山窯
- 中里花子
- 村田匠也
- 荒賀文成
- 水野悠祐
- 南裕基
- 只木芳明
- 色原昌希
- 小宮崇
- 飯高幸作
- 色原昌希
- 三輪周太郎
- 横山拓也
- 亀田文
- 亀田大介
- 中村豊実
- 高橋禎彦
- SHISEI
- 松徳ガラス
- 村上雄一
- 黒川登紀子
- YŌKI
- 加藤かずみ
- 瀬戸國勝
- 阿部春弥
- シャンブリートリオ
- 入江佑子
- 三野直子
- 古谷宣幸
- 渡辺キエ
- 後藤睦
- 三浦ナオコ
- 濱岡健太郎
- 山田哲也
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 李荘窯
- おじろ角物店
- 船串篤司
- はなクラフト
- 光泉窯
- 萩原千春
- 藤村佳澄
- 中原真希
- 堀宏治
- 広末裕子
- 文山窯
- 伊藤萠子
- 竹下努
- 角田清兵衛商店
- Eliu
- 紙上征江
- 天野千香
- 相馬佳織
- 四十沢木材工芸
- 水野悠祐
美しき断面のヌガーサンドで自分にご褒美。FROM NOUGAT SHOPの「montelimar・matcha」と「036 みなみかおり」
2024年06月14日
by 煎茶堂東京編集部
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、エディトリアルデザイナーの小山田倫子さんがおすすめのお菓子について教えてくれました。
洗足池・FROM NOUGAT SHOPの「montelimar 」と「matcha」
洗足池公園が近く穏やかな住宅街で、2023年11月に開店したFROM NOUGAT SHOP。かわいくて美味しくて、特別な贈りものにもなるお菓子を、という思いから誕生したヌガーサンドの専門店です。
以前は自由が丘と田園調布の間にあった(現在は幡ヶ谷に移転)カフェ・レ・グルマンディーズの大野さんが作るヌガーはオーナーの青木さんがもともとお気に入りのお菓子だったそうで、そのヌガーをサブレで挟んだら手に持って気軽に食べられるお菓子になるのでは、と監修をお願いして生まれたヌガーサンド。
美しき断面にうっとり、口に運んでにっこり
ヌガーとは、もともと中東で作られていたお菓子が18世紀にフランス・モンテリマール地方に伝わり作られるようになった伝統菓子。
モンテリマールと名乗るにはナッツとハチミツの量に規定があり、こちらの「montelimar 」もその規定に沿って作られています。
カラフルで美しい断面にうっとりしながら口に運ぶと、ドライフルーツの酸味のなかからハチミツの香りが広がり、ナッツの歯ごたえが楽しくて思わずにっこり。ほんのり塩気のあるサブレがヌガーを引き立てます。
抹茶とハチミツの調和が楽しめるヌガーの「matcha」はサブレ生地にもお茶が練り込まれ、小倉とデーツの甘味と胡桃や落花生の食感がお茶の香りと苦味を引き立てていて、ひとくち啜るお茶との相性も抜群です。
濃厚な甘みと苦みを楽しめる「036 みなみかおり」と一緒に
今回合わせた「036 みなみかおり」は一煎目を少し低めの湯温で60℃、1分20秒蒸らして淹れました。一口いただくと芳醇な甘み・香りとともにお茶らしい苦みも感じます。ヌガーサンドをいただいてから口に含むと、苦みで口の中がさっぱり爽やかに。
70℃、20秒蒸らしていただいた二煎目は濃い緑の水色で、よりまるみのある濃厚な味わいを楽しめました。
見た目に心がなごまされ、口に運べばおいしさが広がるヌガーサンド。手土産にして誰かと一緒に、またはいつも頑張っている自分へのご褒美として、ちょっと特別なお茶の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
お菓子に合わせたお茶
お菓子に合わせた器
FROM NOUGAT SHOPの「montelimar 」と「matcha」
価格 | 550円(税込) |
販売時期 | 通年 |
販売場所 | 店舗ほか、オンラインで購入可能 |
URL | nougatshop.jp |
小山田倫子さん
アパレル業界にてプレスなどを経験後、エディトリアルデザイナーに転身。制作会社や出版社などを経て2011年よりフリーランス。料理人の夫と営む完全予約制のフレンチ、Restro les Années のマネージャーも。Instagram:@noko_oya |
関連記事
-
お菓子とお茶|DEAR BUTTER SANDの「幸せの焦がしバターサンド」と「001 はるもえぎ」
2024年10月01日
-
お菓子とお茶(と猫)|残暑で涼を楽しむ熊屋の「麩饅頭」と「062 ごこう」
2024年09月12日
-
お菓子とお茶|DE CARNERO CASTEの「レモンカステラ」と「ジュニパーベリーティー」
2024年08月28日
-
お菓子とお茶|水羊羹評論家の言葉を読み解きながらいただく、菓匠 菊家「水羊羹」と「058 はるみどり」
2024年08月26日
-
お菓子とお茶|季節のフルーツがぎっしり詰まった近江屋洋菓子店「フルーツポンチ」と「065 きらり31」
2024年07月29日
-
雨粒に包まれ果実が一粒きらめく。菓菓かはん「円雨」と「005 おくみどり」
2024年07月08日
-
お菓子とお茶|ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ「バウムシュピッツ」と「和紅茶 しずかおり」
2024年07月02日
-
お菓子とお茶(と猫)|明太子と魚介の香りがお茶に合う。福太郎の「めんべい」と「043 やまとみどり」
2024年05月21日