
【お菓子とお茶】野バラ香る秋のスイーツ。ピエール・エルメ・パリの「モンブラン アマファッソン」と「アールグレイティー」
2021年11月19日

by 煎茶堂東京編集部
銀杏の黄色い実と木の葉が落ち、深まる秋の訪れを感じる季節。今回は煎茶堂東京ティーコンシェルジュの木村が、ピエール・エルメ・パリの野バラ香るモンブランと、新発売の「アールグレイティー」のマリアージュをご紹介します。
ピエール・エルメ・パリの「モンブラン アマファッソン」
ピエール・エルメ・パリは「パティスリー界のピカソ」と呼ばれるパティシエのピエール・エルメにより生み出されたパリ生まれのブランド。スイーツ好きに知らぬ人はいない、パティスリー界のアイコンです。
季節ごとに変わるお菓子と洗練されたデザインの美しさ。私のように、その世界観の虜になってしまった方も多いのではないでしょうか。
野バラ香る新感覚なモンブラン
開ける前からワクワクさせられるのもピエール・エルメ・パリの魅力。焼菓子やマカロンなど、美しいデザインのボックスに詰めてギフトで送っても喜ばれること間違いなしです。
スプーンで掬うと、フワッと軽やかな生クリーム。栗のクリームは、口に入れると舌がキュッとする渋みととろける旨味がちょうど良いバランスです。ふわふわなメレンゲの食感にクリームの口溶けのギャップが堪りません。
土台のタルトのサクサク食感と、栗の甘味やうま味のまろやかさが混ざり合い、濃厚な味わいに変化。そして、ほんのり薫る上品な野バラの余韻。秋の味覚を詰め込んだ、なんとも贅沢な逸品です。
今回ペアリングに選んだのは、煎茶とベルガモットの香り漂う秋の限定茶葉「アールグレイティー」。アールグレイの鼻に抜けるシトラスの香りと、お茶本来の森林を思わせる安らぎの香りが特徴です。
栗の甘い香り、お茶の渋みとベルガモットの香りのマリアージュ。香りの変化を楽しむのもこのペアリングの醍醐味です。アールグレイティーは香りを存分に楽しむため、急須で淹れてから氷をいれたワイングラスに注ぎます。
秋の柔らかな陽射しのティータイム
部屋に差し込む秋の柔らかい陽射し。ふわっと吹き込んでくる金木犀の香りがアクセントになり、秋の深まりを感じるティータイムとなりました。
皆さんも天気の良い秋の日にはお菓子とお茶とともに、部屋に射しこむ木漏れ日と秋の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ピエール・エルメ・パリ・青山
商品名 | モンブラン アマファッソン |
価格 | 756円(税込) |
販売期間 | 通年販売 |
販売場所 | ピエール・エルメ・パリ 青山 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目51-81 ラ・ポルト青山 1~2F |
電話番号 | 03-5485-7766 |
URL | https://www.pierreherme.co.jp/ |
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