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お茶を美味しく味わうために。茶葉の正しい保存方法と消費期限は?
2020年04月01日

by 煎茶堂東京編集部
お茶は一度開封すると、時間と共に茶葉が酸化してしまうことをご存じですか?せっかく買ったお気に入りのお茶。できればその品質を損なわないまま、賞味期限内に美味しく保存したいですよね。 茶葉は、冷蔵庫や冷凍庫でも保存できると耳にすることがありますが、はたして正しいのでしょうか? 今回は、茶畑から届く美味しさをそのままに、日常生活で日本茶を楽しむための保存方法をご紹介いたします。
デリケートな日本茶は酸化とにおいから遠ざけて
摘採したお茶の葉を、蒸し上げ、乾燥させながら、丁寧に揉み込むことで生まれる日本茶。紅茶や烏龍茶と同じ、ツバキ科の茶の樹を原料としながら、加工時に発酵させないことが日本茶の大きな特徴です。
茶葉の新鮮な香りと味こそが持ち味の日本茶は、その製造法ゆえに、保存時に酸化しやすいデリケートな一面を持ち合わせています。
日本茶の味を損なう主な原因となるのが「湿気・温度・酸素・光・におい」の、5つの要素。
高い温度や湿度、そして酸素に触れる環境は、茶葉の色や香りを変化させ、味わいに影響を与えます。また、葉緑素の分解を促進する光(紫外線)も、茶葉の色に変化を与える要因のひとつです。それに加え、周囲のにおいを吸着しやすい特性を持っているのが、日本茶。
自宅で日本茶を保存する際にも、これら5つの要素を茶葉から遠ざけることが、お茶の美味しさを保つポイントとなります。
パッケージが未開封であれば、日本茶は袋のまま保存することが可能です。しかし、開封後は茶葉の容量に見合った茶筒や、密閉できるパックに移し替え、空気を抜いた状態で保存しましょう。
こうして空気との接触を防ぐことで、におい移りだけでなく、茶葉の酸化を防ぐことができます。
また、使用用途によっても、保存法は次のように異なります。
開封前の長期保存に。冷凍庫での正しい保存法
たくさんのお茶があり、一度に飲みきれないという時に最適な方法が、冷凍保存です。低温である冷凍庫での保存は、他の食品のにおい移りを心配することなく、お茶の味の劣化を防ぐことができます。
一方で、冷凍保存したお茶を飲む時に注意したいのが「結露」。
冷凍した食品を常温に置いておくと、周りに水滴が付くことがありますよね。同じ様に、冷凍保存した茶葉をいきなり常温に戻すと、外気温との差で結露が発生し、茶葉が湿気を帯びてしまいます。
これでは、茶葉本来が持つ、旨味と香りを再現することはできません。冷凍保存した茶葉を美味しく味わうためには、前日に冷凍庫から取り出して封を開けずに冷蔵庫へ移し、当日は室温でゆっくりと常温に戻して使用しましょう。
保管中には、外気になるべく触れないよう、しっかりと密閉するのがポイント。密閉袋に移し、空気を抜いた状態で保管することが大切です。
冷凍しておけば長期間の保存ができ、急激な温度変化による結露を避けることで、茶葉本来の旨味を呼び起こすことができます。
日常的に日本茶を楽しむなら、冷蔵庫より冷暗所がおすすめ
保存容器を毎日開封するという際には、冷暗所での保存がおすすめです。その際には、酸化を防ぐため、密閉性と遮光性を兼ね備えた容器を使用しましょう。
冷蔵庫での保管はより低温にはなりますが、容器を開け閉めするたびに、茶葉が湿気を吸う恐れがあります。また、他の食品のにおい移りも心配です。
日本茶は、含水率5%以下の乾燥食品です。乾燥食品でイメージしやすいのは、干しシイタケや切干大根、またドライフルーツなどでしょうか。これらの食品も、一度開封した後は、冷暗所で保管されます。
乾燥を繰り返し生まれる日本茶もまた同様に、冷蔵庫へは入れず、湿気と直射日光を避けながら保存しましょう。
日本茶を美味しく飲める賞味期限はいつまで?
お茶本来の香りや旨味を楽しむためにも、日本茶は開封後2週間から1カ月で飲みきるのが理想的です。開封してから時間が経過するほど、茶葉は湿り気を帯び、色や香りも損なわれてしまいます。
そのため、大量購入して長期保存するより、少量単位で早めにいただく方が、お茶の味わいをより深く楽しむためにはおすすめです。
日本茶は、茶葉の育った産地や焙煎方法によって、甘みや苦み、旨味が異なるもの。特に、ブレンドをしないシングルオリジンの茶葉には、その個性が顕著に現れます。
日常の中で様々な産地の茶葉を味わいながら、自分だけのお気に入りの農園を見つけるのもまた、お茶の楽しみ方のひとつと言えそうですね。
日本茶にやさしい保存方法でより豊かな味わいを
日本茶を日常的に楽しむ際は、日本に古くから伝わる茶筒に入れて、冷暗所で保存するのがおすすめです。
長期保存を望まれるのであれば、茶筒か未開封の袋のまま、茶葉の劣化を防ぐことのできる冷凍庫へ入れましょう。
多くの工程を経て生み出される日本茶の味わいは、実にデリケート。保存環境によって、その品質は変化してしまいます。
茶葉本来の旨味を引き出すためには、空気や光を遮断し、適温で保存するなど、ちょっとした気遣いが必要です。
ぜひ最適な保存方法で、茶葉が生まれ育ったテロワールそのままに、その深い味わいをお楽しみください。
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茶漉しを洗うのが苦手で、お茶を入れることにためらいがありましたが、この急須は茶漉しが浅く洗いやすい。本体も蓋も凹凸が少なくて洗いやすく楽に清潔に保つことができ、お茶を入れるハードルがぐんと下がりました。
二級品を購入しましたが、正直私にはどうしてこれが二級なのかがわからないレベル。大事に使っていきたいです。
このコップをメールで見て一目惚れして即購入しました!何より乳白色の色味が好み過ぎて…サイズも60mlって知った時はちょっと小さいかな?とも思ったんですが煎茶堂東京さんの透明急須で丁度2人分になって、1煎目を2人分作ることが出来るのでとても重宝しています。色味がランダムなので欲しい色味が来るかどうかは運要素強いですが買う価値ありです。
自分用に購入したものを長年愛用していますが、耐久性が良く汚れも目立ちにくいです。友人にも勧めたく、購入しました。贈り物としても高級感がありとても良いです。
芳ばしい香りがとても良いです。味も深みがあり、気持ちを落着けたい時に飲みたくなります。何杯かいただいてから、にこまる玄米を足して飲むのが好きです。
最後まで美味しくお茶が頂けます。
同僚にプレゼントしましたら、センスが良いとのお言葉を頂き嬉しく思ってます。大変喜ばれますよ。お勧め致します。
毎月3種類のお茶が楽しめます。
6月は和紅茶、新茶、ほうじ茶の3種類でした。
スモーキーほうじ茶は、想像以上に燻製の香りが漂い、味はさっぱりしていて美味しかったです。
来月も楽しみです。
定期便が届いた日、中に入っていた新茶を家族と一緒に飲みました。その日は皆でとても疲れて夕飯もほとんど喋らず食べましたが、新茶を飲んだ後「なんだか元気が出た〜」と言って皆笑顔に。「また飲みたい」とリクエストされました。
香りも爽やかで甘味もあってとっても美味しかったです。
オーバル型の木皿が欲しくて探しておりましたら、タイミングよくこちらのお店で素敵なお皿に出会いました。美しいし、軽くて洗いやすいし、
購入して本当に良かったです。
大切に使わせて頂きます。
毎月、3種類の日本茶が届きます。産地や製法によって、味が違うのがおもしろかったり、和紅茶や烏龍茶などもあったりと、日本茶が身近になりました。
いれる時間から、香りや色を味わって、飲んで癒されてます。
普段から何の気なしに頂くお茶ではありますが、普段使いの域を出ないのもお茶だと思います。
お接待で頂くお茶の美味しさに感動するも、なかなか好みのお茶探し迄はたどりつけず…。
でも、このtokyo tea journal 毎月楽しく3種類お試しでき、気に入れば購入も出来るので、美味しいというレビューだけど…どうかなぁ?や、買ってみたけど口に合わない〜の心配もないのが素敵です。
更に届いたお茶とのマッチングや説明まで綺麗な写真や絵も添えられた冊子も届き、至れり尽くせりです。
こんなに大切に届けて頂け、自分好みのお茶に出会える、毎月の楽しみです。
毎月季節に合わせたお茶が3種類届くので楽しみにしています。煎茶、ほうじ茶、和紅茶など、おいしさの発見があります。日常使いではついつい一杯分を少な目で飲みがちですが、適量(思っているよりかなり多め)の確認もできます。路面店にもぜひ伺いたいと思っています。海外の方々にも日本茶のおいしさをアピールしてほしいです。