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冷たい「029 めいりょく」を涼やかな梅ゼリーと合わせるレシピ

2022年06月30日

by 煎茶堂東京編集部

TOKYO TEA JOURNAL VOL.38「煎茶は短歌に憧れる」で掲載したレシピ。いつもとはひと味変えて、シチュエーションに合わせた短歌を一首、合わせてご紹介します。

しとしとと降り続く雨、せめてほっとひと息の時間はさわやかな気分になりたいもの。そんなときはクールな味わいの「029 めいりょく」を、冷茶でいただくのがおすすめです。

急冷してもしっかりと感じられる穀物香には、フルーティな南高梅がまるごと入った梅ゼリーを合わせて。

梅雨空に似合う短歌として選んだのは、飯田彩乃さんの『リヴァーサイド』(本阿弥書店)からの一首。降り続くのが「みづの花」だと思うと、この梅雨空も素敵なものに感じられそうです。

冷たい「029 めいりょく」と涼やかゼリー

水の面(も)にみづの花咲きゆくことの
けふも明日も雨なんだつて
──飯田彩乃

用意するもの

・茶葉「029 めいりょく」4g
・お湯(一煎目)70℃ 80ml
・お湯(二煎目)88℃ 100ml
・ロックアイス 適量

淹れかた

1/一煎目を淹れる

急須に入れた茶葉に70℃のお湯80㎖を注ぎ、20秒蒸らします。

2/一煎目を急冷する

ロックアイスを入れたサーバーに一煎目を注ぎ、急冷します。

3/二煎目を急冷する

急須に85℃のお湯100㎖を注ぎ、15秒蒸らしてから2のサーバーに注ぎ足してステアしてからグラスに注いで完成。

TEA TALK

山間の気候が茶葉の生育に適しており、室町時代から栽培がさかんだったという静岡県岡部。この地で育った「029 めいりょく」は、青くさわやかな香りとともに、甘みと旨味もしっかりと感じられるのが魅力。あと口がまるで紅茶のようで、香りの変化も楽しいお茶です。

作り手のことば

静岡県「岡部」龍勢グリーン 朝比奈正雄さん

「ここはいいお茶ができる条件のひとつである、霧が出ます。あとは昔からかぶせ茶や、かぶせが必要な玉露をよく栽培する地域です。

今思うと自分たちがやり始めた頃からかぶせをやっていて、お茶の木がそれに慣れてるんじゃないかと思います。それと、霜の害を防ぐ扇風機はうちの工場は1台もありません。

変なこと言っちゃうと、もうあんまり気にしないというかね、害を。」

使用した茶葉

合わせたお菓子はこちら

使用した道具

髙橋禎彦「モールドコップ」は7月中旬に販売予定。

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