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自宅で煎る簡単で美味しいほうじ茶レシピ。古くなった茶葉を自分好みにアレンジして

2019年12月11日

by 煎茶堂東京編集部

お茶が好きだからこそ、あれこれ買っては大切にしまったまま湿気ってしまった。そんな経験ありませんか?今回は、そんな茶葉を使って素敵なお茶時間にできる方法をご紹介します。 開封して時間が経っていたり少し湿気ってしまった茶葉でも、ほうじ茶にすることで最後まで美味しく飲み切ることができます。作りかたは簡単で、フライパンでサッと炒めるだけ。 カフェタイムの前に10分だけキッチンに立てば、だんだんと部屋の中に香ばしく、それでいて優しい香りが満ちてきます。きっと、お茶を飲み始める頃にはすっかりリラックスしているはず。

焙煎時間で変わる色と味わい

簡単に作れる自家製ほうじ茶ですが、焙煎時間によって色も味わいも変わってきます。基本的な焙煎時間を抑えたら、自分好みの焙煎時間を研究するのも楽しいもの。

・焙煎前

焙煎をしていない、緑色の茶葉の状態です。開封後は、2週間〜1ヶ月程度で飲みきっていただくのをおすすめしています。

・軽焙煎

茎の部分だけ茶色に変わり、煎茶のフレッシュさと焙煎の両方の香りがします。市販のものでは体験できない味わいを楽しめます。

・重焙煎

茶葉の色合いが濃くなり、味も香りもしっかりとほうじ茶に。存在感のある香りなのでミルクを入れても負けません。

ほうじ茶のレシピ

<用意するもの>

・茶葉20g(浅蒸しのものがおすすめ。重量は細かい茶葉を取り除いた後の目安)

・フライパン

・木べら、フライ返しなど

・クッキングペーパー

・茶漉し、ざる、小皿など(細かい茶葉を選別するため道具)

<作りかた>

【1】 細かい茶葉をふるい落とす

焙煎のムラを少なくするため、細かい茶葉をふるい落とします。茶漉しやざるを使うか、無い場合は小皿に茶葉を入れてゆっくり傾けながら別の容器に移すと小皿の底に細かい茶葉が残り選別できます。

point:選別した細かい茶葉はぜひ煎茶としてお楽しみください。

【2】 まずは30秒、弱火で焙煎しはじめる

フライパンにクッキングシートを敷いて弱火で温め、茶葉をしゃもじなどで焦げないように動かしムラなく焙煎します。30秒ほどで美味しそうな香りがしてきます。

【3】強火に切り替え、さらに焙煎する

強火で5分ほど焙煎すると、軽焙煎のほうじ茶ができあがります。強火に戻して、さらに1分焙煎すると重焙煎のほうじ茶の完成します。

point:焙煎したほうじ茶は週間を目処に飲み切るのがオススメです。

【4】 お茶を淹れる

茶葉4gに対し100℃のお湯を120ml、ゆっくりと注いだ後に30秒蒸らしてください。

point:ほうじ茶ミルクティーを作るなら茶葉4gを熱湯100mlで1分30秒蒸らし、牛乳50mlと混ぜればOK。お好みで砂糖やハチミツを加えても!