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【お菓子とお茶】春の楽しみがやってきた!甘味処「おかめ」のさくらのおはぎと「009 おくひかり」
2021年02月16日
by 古川千鶴
おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回紹介するのは、煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・古川がおすすめする、「おかめ」のおはぎです。看板メニューの一つでもあり、期間限定のおはぎ「さくら」。販売期間が数ヶ月だけなので、この時期を待ち侘びている人も多いはず。私もその一人です。
甘味 おかめのおはぎ「さくら」
1930年代、先々代が深川に二川屋という甘味処を出したのがおかめの前身。戦後1946年、有楽町に構えているお店は今も続いており、これが「おかめ」の屋号の始まりなんだとか。以前この辺りは深夜まで賑やかな歓楽街であったようです。
歓楽街の名残は今も確かに残っていて、この辺りは今でも映画館や劇場があります。有楽町といえば、丸の内・銀座・日比谷とオフィス街とショッピング街が融合しており、温故知新でどこかノスタルジック。
おかめの店舗は有楽町店の他、麹町店・交通会館店・渋谷PARCO店があります。どの店舗もイートインができるのでちょっと休憩したい時にもオススメ。おかめの店内は古民家調の内装で、店内には民芸品が飾られています。
家具・木工品の温もりと安らぎを感じるので、つい長居をしてしまうことも。今回は煎茶堂東京のお茶と合わせたいので、期間限定のおはぎ「さくら」(一個300円税込)を持ち帰りに。
やさしさに包まれる 手作りおはぎ
おかめのおはぎは一般的な大きさのおよそ2倍。最初に見た時はあまりの大きさに「こんな大きなおはぎ初めて!」と驚きました。通年で販売されている「つぶ餡」「きなこ」「ごま」3種類のおはぎも大きなサイズなので1つで大満足ですよ。
期間限定のおはぎ「さくら」は、ちょうど桃の節句の時期ともかさなるので女子心をくすぐられてしまいます。ほんのりさくら色に染まったもち米でつぶ餡を包んでおり、外側には塩漬けの桜の葉が。この香りがたまらなく春の香りを感じる瞬間でもあります。
ひとくち食べるとまだ温かい、注文が入ってから作る出来たてのおはぎ。塩漬けのさくらの葉っぱとほど良い甘さのあんこが絶妙。これがまた後を引き、ふたくち目、さんくち目へと誘うのです…。
春が香るお茶時間
今回お菓子に合わせたお茶は静岡県の川根で生産されている「009 おくりひかり」。煎茶堂東京の扱うお茶の中でもとてもスッキリとしていて、何度飲んでいても飽きがこない煎茶のひとつです。
長野県出身の私は子供の頃から生まれ育った土地と静岡県が隣接しているという事もあり、お茶といえば「静岡」。子供の頃から飲んでいたので懐かしさと安心感を覚えます。
おはぎを包んでいるさくらの葉の香りと「009 おくひかり」のスッキリとした爽やかさが、口の中を一気に春の香りで包みこみます。
春の楽しみはまだまだありそう。3月3日の雛祭り・桜の開花...... 美味しいお菓子探しもそのひとつ。季節のお菓子と美味しいお茶のある暮らしを楽しみましょう!
甘味処おかめのおはぎ「さくら」
商品名 | おはぎ さくら |
価格 | 300円 (税込) |
販売期間 | 2月〜5月中旬 |
販売場所 | 甘味おかめ
〒100-0006 千代田区有楽町2-7-1 イトシアプラザ1F |
URL | http://www.kanmi-okame.jp |
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