- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 四十沢木材工芸
- 阿部春弥
- 天野千香
- 荒賀文成
- 安齋新・厚子
- 飯高幸作
- 石田誠
- 伊藤萠子
- 稲村真耶
- 入江佑子
- 色原昌希
- Eliu
- 遠藤岳
- 淡海陶芸研究所
- 大江憲一
- 大澤知美
- おじろ角物店
- 小野陽介
- 角田清兵衛商店
- 樫原ヒロ
- 加藤かずみ
- 紙上征江
- 亀田大介
- 亀田文
- 北井里佳
- 紀平佳丈
- 黒川登紀子
- 光泉窯
- 児玉修治
- 後藤睦
- 後藤義国
- 小西光裕
- 小林裕之・希
- 小宮崇
- 齋藤有希子
- 作山窯
- 酒匂ふみ
- SHISEI
- 清水なお子
- シャンブリートリオ
- 秀野真希
- 松徳硝子
- 白鷺木工
- 須原健夫
- 瀬戸國勝
- 千田稚子
- 相馬佳織
- 高木剛
- 高橋禎彦
- 竹下努
- 多田佳豫
- 只木芳明
- TATA pottery studio(田中大輝)
- タナカシゲオ
- 田中大輝
- ちいさな手仕事
- 蝶野秀紀
- 塚本友太
- 土井善男
- とりもと硝子店
- 中里花子
- 中原真希
- 中村譲司
- 中村豊実
- 萩原千春
- 畠山雄介
- はなクラフト
- 濱岡健太郎
- 林沙也加
- 広末裕子
- フじイまさよ
- 藤村佳澄
- 船串篤司
- 古谷宣幸
- 文山窯
- 堀宏治
- 三浦ナオコ
- 水野悠祐
- 光藤佐
- 南裕基
- 三野直子
- 三輪周太郎
- mrak
- 村上雄一
- 村田匠也
- 森岡希世子
- 山田哲也
- YŌKI
- 横山拓也
- 李荘窯
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 渡辺キエ
一番茶が終わる頃、もう葉っぱがなくなってしまった…って思います 「005 おくみどり」輝保園 下窪英仁さんインタビュー
2020年07月19日
by 煎茶堂東京編集部
≫ 映像コンテンツでお茶を選ぶ(一覧)
鹿児島県・頴娃(えい)の地域は、煎茶堂東京でも多くの茶葉を取り扱っています。「032 つゆひかり 頴娃」の健一郎さん、「001はるもえぎ」の康介さん、そして今回インタビューする、最も若手の英仁(ひでと)さん。
勢いのある頴娃のエネルギッシュな人間模様をお届けします。
話し手:輝保園 下窪英仁さん 聞き手:谷本幹人
―――ここ、「おくみどり」の茶園はどういう場所になるんですか。
鹿児島県でも一番南のほうですが、ここは標高が250mくらいになるのかな。だから気温はあまり高くないところですね。
あとここは霧がすごいですね。ちょっと雨が降れば霧。やっぱり昼と夜の温度差があったほうがいいのかなとは思います。「おくみどり」みたいな品種は、特にですね。
―――おくみどりは奥手(おくて )(※)の品種ですね。
そう。でもこの辺だけなんですよ、奥手の品種を作ってるのは。大体やぶきたで終わりみたいな。収穫を始めてから2週間くらいで終わるって。やっぱここは標高も高いし奥手の品種が結構あるから早生(わせ)から収穫して終わるまでに1カ月くらいかかります。
※奥手
目安となる「やぶきた」よりも遅い時期に収穫される茶葉のこと。晩生とも呼ぶ。早い時期に収穫されるものを早生(わせ)と呼ぶ。気温が低い地域は、同じ品種でも収穫が遅い「奥手の地域」となる。

「今年のお茶はいいですよ!」と笑う英仁さん
―――輝保園は最初、どんな風に始まったんですか。
最初はすごく畑の面積も少なくて、ほんとにその規模で工場を始めるのか!っていうような感じでうちの父親が始めたらしいんですけど、それで叔父…父親の弟と一緒にちょっとずつ面積を増やしてきました。そんなに規模は大きくないです
―――茶業継ぐために戻られたのはどういうきっかけで。
僕は全く継ぐ気はなくて、中国にいたんです。

叔父さんたちが跡取りがいないので父親に畑を全部見てくれってことになって。でも父親だけじゃ無理で、帰って来てくれないかって。もう中国で生活できる、ここなら生きていけるなっていうのがあって、どうしようか半年くらい悩みましたけどね。
―――中国では何をされていたんですか。
中国では英語教えてました。不思議ですよね。僕、アメリカの大学を出てまして。でも、アメリカに行っても、どうせお茶があるからって気持ちで行けば勉強しないじゃないですか。だからもうお茶はするな、自分で食っていけるようになれって言われてアメリカ行って。なので継ぐのは、全く想像してなかったっていうか。
―――アメリカ行ってからなぜ中国へ。
アメリカから帰ってきてホテルで働いてたんですけど、そしたら中国のお客さんに全然言葉が通じなくて(笑)。これ、やばいと思ってホテルの社長に直談判しました。ちょっと中国に行きたいから、行かせてくれって。それで、向こうで中国語を勉強しながら英語教えてました。最初は中国人に教えてたんですけど、その後は日本語学校の子どもにも教えてました。
―――そのときに戻るか悩んだのは、ここまでやってきたのに、辞めていいのかという葛藤ですか。
高校終わってから今までやってきたのが全部無駄だったとなるのが嫌で。だから、年に1回は外国人向けのお茶教室したりとか、何かしら自分にしかできないようなことをと思ってやってます。
―――海外から戻ってきてからは、どういう風にしてお茶作りをステップアップしていったんですか。
うちの親、教えてくれる人たちじゃないんですよ。それこそ健一郎さんや康介さんとか、若手の農家の集まりで聞いてました。帰ってきたばっかりだから難しいこともあるし、みんな教えてくれました。あとはもう本を読んだり、時間を見て工場をまわったり、畑を見てもらったりとか。
―――茶時期にはいろんなとこに顔を出して現場を見させてもらう、手伝ってみるって以前おっしゃっていましたね。その当時は、分からないけどもとりあえず行くか、みたいな感じなんですか。
逆に分かんないときのほうが行きやすい。みんなやっぱ先輩たちだから。そのときは一番若かったですし。
今はもう下の子なんかも出てきてて。そうなってくると、見に来てくれるような工場になりたいなっていうのはある。やっぱり、いいとこじゃないとみんな見に行かないですから。

―――色々教えてくれた健一郎さんや康介さんは、ここの生まれでお知り合いだったんですか。
ですね。もう、小っちゃいときから。康介さんは2つ上なので、小学校・中学校もずっとかぶってて。健一郎さんとは10歳違わないくらいで、いまも釣りに行ったり、ゴルフに行ったり。
やっぱり、同じ地域にそういう人たちがいるのはすごく心強いです。その2人だけじゃなくて、もっといっぱいいますが、その繋がりがないとできないですね。これだ、って思ってやってみても評価もされないだろうし、流れも分かんないだろうし。
―――色んなことを教えてもらっているんですね。
もう全部教えてくれますよ。本当に。
でも分かんないことばっかですね。まだまだ。年に1回しか一番茶摘めないですからね。この畑も、僕が摘めるのはあと30回くらいしかない。他の仕事だったら、またいろいろあるかもしれないけど。


―――そうですよね。でもそうなると、年1回をどうやって良くするかをすごく考えるわけですか。
お茶を摘んでないとき、工場であれが駄目だったんじゃないかっていうのを洗い出す。そして人に話を聞いたりしてます。いま現状がこうで、こうじゃないかと思ってるんですけどって、聞けばやっぱり教えてくれたり。
そうすると、何個か改善していく点が出てくるのでそれを改善して。納得はいかないんですけどね。どうしてもまた、次の年、次の年ってなっていきます。なんか一番茶の製造が終わる頃、もう葉っぱがなくなってしまった…って思いますもん。やっぱ1日1日、ちょっとずつ気になるとこは改善していくけど、あっという間に葉っぱがなくなってしまう。
―――そんな感覚なんですね。いいですね。ハングリー精神が。
そう。あーもう終わってしまったっていう。
お茶ができて夜中11時とかに健一郎さんちで康介くんもとかも来て、その日採れたお茶をみんなで見たりもします。
―――そのときに健一郎さんや康介さんの「いいな」みたいになるんですか。
それは、もう。
お茶の話を「TOKYO TEA JOURNAL」 でもっと知る
このインタビューは、「観て飲む」お茶の定期便 "TOKYO TEA JOURNAL"に掲載されたものです。毎月お茶にまつわるお話と、2種類の茶葉をセットでお届け中。
関連記事
-

クリンとした形の深蒸し茶。海の見える茶園で作られる『035 さきみどり 彼杵』【2024年5月試飲茶会】後編
2024年05月07日
-

20℃強めた火入れでどのくらい香ばしくなった?『005 おくみどり』【2024年5月試飲茶会】前編
2024年05月07日
-

【5月号】TTJ VOL.61
2024年04月01日
-

【試飲茶会】2023年6月販売のシングルオリジン煎茶2種を飲み比べてみました!
2023年06月01日
-

ゴルゴンゾーラ&はちみつブッセ×お茶。静かな時間にスイーツと合わせる『005 おくみどり』
2023年03月09日
-

お茶の時間です vol.04「こたつと焼きみかん」
2022年12月20日
-

【試飲茶会】2022年10月販売のシングルオリジン煎茶2種を飲み比べてみました!
2022年10月01日
-

【お菓子とお茶】神楽坂・清水の「里の秋」と「005 おくみどり」で季節の移ろいを味わう
2021年10月13日
040静7132、春が詰まったようなまろやかな味わいに感動しました。茶葉の緑が鮮やかで目でも楽しみました。
毎月3種類の茶葉が届き毎月違う種類なので様々な種類のお茶が楽しめます。どれも美味しいのですがより自分好みの味を見つけることが出来るのが良いなと思います。
シンプルでモダンな佇まいがとても素敵です。口に当てたときの感触がよく、飲みやすい器だと感じました。お茶以外にもハーブティーを入れると香りが立って、より美味しく感じます。
透明急須が最高の急須だと思っています。茶渋、茶葉の詰まりなど従来の急須にあったストレス要因が、簡単に落とせたり、詰まること自体がない構造だったり、とにかく素晴らしいです。いままで使っていたものを実家で使うことにしたので、あらたに自宅用に買い足しました。二級品となっていますが、まったく問題ない美品でした。ずっと使い続けたいです、緑茶を飲み続ける限り。
ヒラヒラしていてかわいいお皿だなーと思い、購入しました。目跡「あり」と「なし」があると商品説明に書かれてあり、どっちが来るだろうー?と楽しみにしていましたが、目跡あり!個人的に目跡が大好きなもので嬉しかったです。そして、このヒラヒラがなんとも美しく、想像以上にかわいかった。お気に入りです。
毎月、三種類のお茶と冊子が届く日を楽しみにしています。自宅に居ながら、毎回違う産地のお茶を味わえることが嬉しいです。生産者の方々のことやお茶にまつわる興味深いお話が冊子に盛り込まれていてより美味しくいただけています。
気になるお茶が複数あって選べないというタイプにとって、少量ずつおすすめしてくれるのはとてもありがたいです。読み物も充実しており、お茶時間をゆったり過ごせます。
いろいろな産地のお茶を試す事で、自分の好みのお茶が分かります。また、冊子も綺麗です。
冊子を眺めていると丁寧にお茶を頂こうという気持ちになります。
毎月届くのを楽しみにしています。
ちょっとした癒しの時間に、一杯分をさっと入れるのに抜群です。
熱くなく便利なので、息子・娘も自分達で気軽に使っています。
家を出る息子が持っていきたいというリクエストで、今回2回目の購入です。
手元に届きました。新年初のJOURNAL 勿論vol81号です。「枝折」第一話に始まるこの一年。新鮮な気持ちをJOURNALが運んでくれています。佐藤径氏の柔らかな文面に心地良い落ち着きとその情景を想いつつ。次回号の到着が楽しみとなります。受け取る茶葉を丁寧に淹れながら、ページをひとめくり、またひとめくり。そんな至福を今に。
店頭で見かけたもので、個体差があるということで店員さんがわざわざ在庫を全部出してくださり、その中から気に入ったものを選べました。
ありそうでなかなかない大きさで形も持ちやすく、毎日のように出番があります!
以前は正規品の透明急須を購入、5年ほど使い2個目の急須で水がまろやかになる焼き物系と迷いましたが、和食器洋食器どちらとも合うのはスタイリッシュな透明急須しかないと思い二級品を愛用しています。スペアの茶こしも買ったのでしばらくは安心です。
ログイン
カート










