【お菓子とお茶】小金井 三陽の「麩まんじゅう」と「046 おくゆたか 霧島」で自然の香りを楽しむ

おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、おすすめしたい“とっておき”のペアリング菓子をご紹介します。

今回、食いしんぼうデザイナーの神(ジン)が紹介するのは、笹の葉の香りと瑞々しくてモチモチな食感が最高の「麩まんじゅう」です。

 

御菓子司 三陽の「麩まんじゅう」





中央線・武蔵小金井駅から徒歩10分、昭和46年創業(今年で50年目!)の「御菓子司 三陽」。実は偶然の出会いでした。

同じく武蔵小金井の洋菓子店「パリジェンヌ」を目がけて上機嫌で向かうと、まさかの“正月休み”の文字。(ちょっと遠くの時点でうっすらシャッターが見え、絶望しながらも近づいたのですが)

サイトもインスタグラムアカウントもないとは言え、Googleの言うことを聞いた私がバカだった。「Googleで表示される営業日は信用するなとあれほど…!」と心の中の私が叫ぶ声に落ち込みつつ…でもどうしても手ぶらで帰りたくない私。

駅に帰る道を来た道とは異なるルートで、美味しいおやつを何としても探すぞ!と気合いを入れて早歩きで歩いていたところに見つけたのが、言うまでもない、こちらの「三陽」でした。

スマホを取り出しググると(またGoogleに頼っている)、どうやら麩まんじゅうが名物の様子。以前、東京茶寮・店長の井原さんのスタッフコラムで撮影して食べたフワフワの麩まんじゅうを思い出し、「あれから食べてないなぁ」と、つぶあんとこしあんをひとつずつ購入したのでした。


 

包み紙、笹の葉の包み。“包む”に注目!






包み紙は、三陽で作っているお菓子のイラストが散りばめられています。なんてかわいいのでしょう。どなたが描かれたのか、気になります。(聞けばよかった!)左下におすわりしているように佇む、クレヨンタッチの“御菓子司 三陽”の文字にほっこり。

パックを開けて、おや?と気づいたのは、そういえばよくある「つぶあんには◯◯◯の印がついています」のようなひと言がなかったこと。まあ食べたら分かるか、と結び紐に手をかけると、2つの紐の種類が違うではありませんか!





ここでショーウィンドウにならぶ麩まんじゅうの写真をもう一度見てみましょう。笹を細く割いたような紐がつぶあん、笹の葉のスジのような紐がこしあん、です。これは何だか嬉しくなってしまう驚き。これからは他の麩まんじゅうの包み方にも注目してみよう、と決めた瞬間でした。



ちゅるん、とした舌ざわり。瑞々しさと自然の香りを堪能する




笹の葉をゆっくり開けると、見るからに瑞々しい麩まんじゅうがちょこん、とあらわれます。丸くてもちもちなもの辞典があったら必ず載せたい。まずはこしあんから頂くと、ちゅるんとした舌触りに思わず声が出ます。確かな存在感を残しつつも、すっと溶けていくこしあん。優勝すぎる。





お茶は笹の葉の香りに合わせて、牧草感の強い「046 おくゆたか 霧島」をチョイス。鼻を抜けていく、気持ちいい草の香りがたまりません。

煎茶堂東京の取り扱う品種の数は約50種類(2021年1月時点)。こんなにたくさんあると、お茶の味を忘れてしまうことも……。(店頭のスタッフはすぐに答えてくれるのでご安心を。)

この「046 おくゆたか 霧島」は、程よい甘さがありつつも、後に残るのは上品で端正な香り。安心感があるのに、何だかスマート。瑞々しい麩まんじゅうにピッタリです。





続いてつぶあんを。長年のつぶあん派から、最近こしあんに鞍替えした身としては、なぜか勝手に後ろめたさを感じてしまいますが、心地よい甘さと舌あたりがなめらかな食感に、まるで許されているかのような気持ちに…。

薄い皮のシャワシャワとした食感と、お茶に合ういい塩梅の甘さに、「三陽」が愛され続ける理由を感じた気がしました。

目的の「パリジェンヌ」には行けなかったけど、めぐり合えたこれはきっと運命。これからも通い続けます!(「パリジェンヌ」は、2月の【お菓子とお茶】で登場させますね。笑)







御菓子司 三陽「麩まんじゅう」

商品名 麩まんじゅう(こしあん/つぶあん)
価格 ひとつ 200円(税込)
販売期間 通年販売
販売場所 御菓子司 三陽
〒184-0004東京都小金井市本町2-9-10
営業時間 9:00〜20:00(月曜定休)
URL https://koganei-s.or.jp/shop/okasitukasa-sannyou/

 


紹介したスタッフ

煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー
神 まどか

青森県生まれ。よく飲みよく食べよく眠る。好きな食べ物は「豆花」。突拍子もなく大きい声で歌うのが好き。朝に弱いけど早起きに憧れます。

 

046 おくゆたか 霧島 あんこ お菓子とお茶 ペアリング 和菓子

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