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【お菓子とお茶】ジャパニーズモダン。鎌倉ニュージャーマンの「かまくらカスター」と「001 はるもえぎ」

2021年10月15日

by 古川千鶴

煎茶堂東京・ティーコンシェルジュ 長野県生まれ。地元で就職したのち東京に上京、人生の半分は東京暮らし。 時間があれば美味しい物と気になる場所に出かけます。

おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。

今回、煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・古川がおすすめするのは、鎌倉ニュージャーマンの「かまくらカスター」です。

鎌倉ニュージャーマン の「かまくらカスター」

鎌倉ニュージャーマンは1968年に創業、古都・鎌倉を拠点に地域の人たちに愛されてきました。そして今なお、地域のみならず幅広い多くの人たちにも親しまれ続けています。

“ジャパニーズモダン”をコンセプトに、パッケージデザインはシンプルでありながら鎌倉市の花・市章でもあるササリンドウがあしらわれています。

創業15年を迎えた1982年には「かまくらカスター」(141円 税込)が誕生しました。応援してくださるお客様への恩返しとして「本物を低価格でご提供したい」という気持ちから当時、流行っていたシュークリームと「鎌倉ニュージャーマン」で販売されていたショートケーキ、この2つの美味しさを一緒に出来ないかと試行錯誤の末に生み出された洋菓子で、またたく間に人気になったようです。

本店はJR鎌倉駅東口のロータリーにほど近く、私も鎌倉に足を運ぶと帰りにはつい足を運んでしまうお店のひとつなのです。現在はオンライン、都内では新宿、タイミングがいいと催事場で出会えることも。

「パフゥ、パフゥ」の食感

まぁるいドーム型の「かまくらカスター」は、ひとつひとつ小分けになっている食べきりサイズ。個包装フィルムのパッケージには、ササリンドウの絵が印刷されているのもかわいらしい。

現在、通年販売されているカスタード・チョコレート・抹茶、の他に、季節限定で楽しめる、渋皮マロン・スイートポテトのクリームがあるんです。この時期でしか味わえないので気になる方はお見逃しないように。

私はシンプルに定番が好きなのでカスタードクリームはマスト。季節限定のクリームが出ていると食べ物でも四季を感じ、菓子の時間を楽しんで過ごしています。

手に持った「かまくらカスター」の感触はふわっふわっ。柔らかいスポンジ生地で作られていて、まさにショートケーキのスポンジのようです。

半分に手で割ってみると、中からとろ〜りとカスタードクリームがほどよく入っていて甘さ控えめ。スポンジ生地とクリームのバランスも丁度いいので、軽くもうひとつ食べてしまいたくなるほどです(笑)。

和栗のような香りに舌鼓

今回合わせるのは、鹿児島県・頴娃(えい)で作られた「001はるもえぎ」。穀物系の和栗のような香りが楽しめ、甘味のあるお茶。

煎茶堂東京では甘いお茶の方に位置づけられているため、甘いお茶が好きなはるもえぎリピーターさんも多いんですよ。夏も終わり、そして秋の初めに「和」を感じさせてくれる「001はるもえぎ」はこれからの季節にピッタリです。

甘いお茶に甘いお菓子?と思いますよね。実はこの「001はるもえぎ」、二煎目で少し熱めのお湯で淹れる事で味が変り、少し味に深みが出てスッキリするのです。

個人的にお菓子と合わせるときは二煎目と合わせる事が多いのですが、今回も一煎目はお茶だけでいただき、二煎目とかまくらカスターを合わせました。甘いお茶でもとても相性が良く、かまくらカスターのスポンジとカスタードクリームのほど良い甘味がしっとりと口に溶けていくのです....。

食欲の秋はまだまだ始まったばかり。今度は、秋の夜長に食べるヘルシーなお菓子も探してみることにしましょう。夜に飲みたいお茶もね。

鎌倉ニュージャーマン「かまくらカスター」

商品名 かまくらカスター 141円〜(税込)
販売期間 通年販売
販売場所 〒248-0006
神奈川県鎌倉市小町1丁目5-2
URL https://newgerman.co.jp/
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