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お菓子とお茶|めで鯛一年になりますように。 芦屋カロル「鯛パイ」と「034 ゆたかみどり」
2023年01月09日
by 煎茶堂東京編集部
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、神戸在住のデザイナー・谷口まき子さんに、お菓子とお茶で過ごした時間について伺いました。
神戸・芦屋「パイの店 芦屋カロル」
私は神戸に住みはじめて4年程になりますが、いまだに芦屋に行くと「しゃんとして歩かなければ!」と、背筋を正しています。それは、芦屋というのは高級住宅街で、独特な雰囲気を放っている街だから。
そんな芦屋にお店を構える「カロル」は、長年地元の方に愛されているパイのお店です。お店には沢山のパイが並んでいて、どれもリーズナブルな価格で頂けるのが嬉しい。
カロルのパイはシンプルで優しい甘さ。一口頬張ると、ホッとするような温かい気持ちになれます。河﨑さんの優しいお人柄が、お菓子にも現れているのだと思います。
夕方頃になると品薄になるので、是非早めに訪れるのがおすすめ。お店のロゴも可愛く、手土産にもぴったりです。
お祝いムードを盛り上げる「鯛パイ」
包みを開けると現れるのは、鯛の形をした大きなパイ。小、中、大と3つのサイズがあるのですが、今回は一番小さなサイズを購入ました。
小とは言うものの、思っていたより大きくて迫力があります。バターのいい香りが部屋中に広がり、鯛の愛らしい表情に自然と笑顔がこぼれます。
海外のヒラメの形をしたものから始まり、日本で縁起が良いとされている鯛の形になったのだそう。“おめでたい(鯛)”ので、結婚や出産などのお祝いの贈りものにもぴったりです。
「鯛パイ」は端の方までりんごがたっぷりと入っています。パイの層が美しい。
厳選された上質な材料で丁寧に作られたパイは、バターの風味が豊かでサクサクとした軽やかな食感。りんごは国産の紅玉を使用していて、シャクシャクとした食感と爽やかな酸味が楽しむことができます。
アップルパイはカスタードなどが入っているものもありますが、私はこのパイとりんごだけのシンプルなアップルパイが大好きです。
甘味と旨味が蓄えられた「034 ゆたかみどり」
そんな鯛パイに合わせるのは、名前の通り、甘味も旨味も「豊か」な『034 ゆたかみどり』。
香りも濃厚なのでバターとりんごの風味にも負けず、程よい苦味は優しい甘さの鯛パイとの相性も抜群です。
お茶とりんごの組み合わせは少し意外な感じがするかもしれませんが、「和製アップルティー」のような感覚で楽しめますよ。
大きな食べ物って、なんだか見ているだけでもワクワクしませんか? 私はアップルパイが大好きなので「こんなに大きいアップルパイを食べられるなんて!」と感動しました。
独り占めするのもいいですが、みんなで食べれば笑顔も増えて幸せも倍増します。
「どこから切り分けよう?」など話しながらわいわいと食べるのも楽しいですよね。ちなみに私はしっぽから切り分けました。集まりやお祝い事が多い年始のお土産に、めで鯛「鯛パイ」とお茶で、楽しいひとときを過ごしてみてくださいね。
お菓子に合わせたお茶
パイの店 芦屋カロル「鯛パイ」
価格 | 3,880円(税込)〜 |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 〒659-0092 兵庫県芦屋市大原町11-7 他、オンラインストアでも購入可能。 |
営業時間 | 10:00-19:00 |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日に振替) ※8月に夏季休業あり |
電話番号 | 0797-31-0184 |
URL | ashiya-carol.com |
谷口まき子さん
webデザインや革小物の製作などをしているフリーデザイナー。兵庫県在住。夫と保護猫のゆげと暮らしています。美味しい物が大好きでよく食べ歩きをしています。Instagram:@makiko108 |
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