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もう一歩、お茶の深みへ vol.8 公益社団法人小笠原流煎茶道/小笠原秀邦さん「お茶を淹れて飲むという行為にどのように向き合われていますか?」

2023年05月15日

by 煎茶堂東京編集部

知ったらきっともっと楽しい。お茶をもう少し深く知るために、プロにお話を伺う連載です。

お話を伺ったのは…

公益社団法人小笠原流煎茶道
/小笠原秀邦さん

お茶を淹れて飲むという行為にどのように向き合われていますか?

何を考え、 感じ取ろうとしているか、また心構えなどはありますか?

お茶を飲むことは、その味わいを堪能することの他に、心を整える時間でもあります。

一年を通して茶葉を育む自然の恩恵に感謝し、一煎の茶になるまでに携わる方たちに感謝し、また茶の深い味わいを悦び、そのことに今、自分が素直に悦べることすら有難いと考えます。そう考えていくうちに、憂いが消え、心も整ってくるのです。

神農(※)が茶葉と出会った三皇五帝の時代から四七〇〇年余り、絶やすことなく、チャ/チャイ/ティーと呼ばれ、国や時代、飲み方が変わっても、茶は世界中の人々の生活の中に深く根付いています。

しかしその一方で、世情では争い事などが後を絶ちません。お茶を飲み、心を整えることは、俯瞰して人間の愚かさに気付くことにも繋がります。

一人一人が茶を飲み、心を整えることができれば、国籍や性別、年齢に関係なく、同じ茶を飲む茶人として世界中の人の心が繋がって平和の尊さが広がることを信じ、またそう願っています。

※古代中国の伝承に登場する三皇五帝の一人。医療と農耕の知識を古代の人々に広めた存在であり、野草や茶の葉を食べていたとされている。

次回お話を伺うのは…

公益社団法人小笠原流煎茶道
小笠原秀邦さん

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