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お茶に含まれるカフェインの特徴とは?カフェインにまつわる日本茶の淹れかたもご紹介
2020年05月28日

by 煎茶堂東京編集部
お茶には多くの成分が含まれていますが、その一つがカフェインです。コーヒーに多く含まれることで知られるカフェインは、日本茶においても重要な役割を果たしています。 そこで今回は、日本茶に含まれるカフェインの特徴をご紹介。さらに、カフェインと上手に付き合うための淹れかたもお伝えします。
カフェインがもたらすお茶特有のさわやかな苦味
日本茶の味は、主に苦味・渋味・旨味・甘味の4つの味要素からなります。4つのバランスによって、そのお茶の味が決まってくるのです。
4つの味要素のうち、カフェインは苦味をもたらす成分。苦味と聞くと敬遠しがちですが、美味しいお茶にはさっぱりとした苦味が不可欠。つまり、カフェインはお茶の味を決定づける大切な要素の一つなのです。
茶葉に含まれるカフェインの量は、お茶の種類によって異なります。一般的な煎茶よりも、玉露や抹茶の方がカフェイン含有量は多いとされているのです。
これは、茎や成熟した芽よりも、若い芽にカフェインが多く含まれているため。玉露や抹茶は若い芽のみを摘み取って作るので、カフェインの濃度が高くなるというわけです。
カフェインがもたらす作用とは?
カフェインはお茶の苦味をもたらすだけでなく、人にさまざまな作用を及ぼすと言われています。カフェインがもたらすとされる、主な作用は次の通りです。
・覚醒作用:眠気を覚ます作用
・利尿作用:老廃物や毒素の排出を促進する作用
・血管収縮/拡張作用:血管を収縮、拡張する作用
1つ目の覚醒作用は、カフェインの働きとして広く知られるところ。カフェインは脳の中枢神経に働きかけ、眠気を防いだり、疲労を抑制して運動能力をアップさせたりする効果があると言われています。
古くからお茶は「覚醒作用があるもの」として好まれてきた歴史があり、カフェインこそがお茶を人の生活に欠かせないものへと押し上げた成分と言えるかもしれません。
2つ目の利尿作用も、一般的に知られているカフェインの作用になります。カフェインを摂取することで、体外に老廃物を排出する働きが強まると言われているのです。
3つ目の血管に対する作用は、血管の種類によって方向性が異なり、脳の血管には収縮作用、末端の細い血管には拡張作用として働きます。脳の血管を収縮させる作用は、二日酔いや偏頭痛の改善に効果があると言われています。また、末端の血管を拡張する作用は、血流促進の効果が期待できるのです。
このように多くの嬉しい作用が期待できるカフェインですが、過剰摂取は体調に影響を及ぼす可能性もあります。摂りすぎには注意しましょう。
カフェインの量は抽出温度で変わる
苦味と数多くの作用をもたらすカフェインですが、高温で抽出されやすく、低温では抽出に時間がかかるという特徴があります。
先ほど「玉露はカフェインの含有量が多い」というお話をしましたが、玉露は低温で淹れるのが一般的。低温で淹れるとカフェインがあまり抽出されないので、甘味や旨味の際立った玉露を楽しむことができるのです。
この特徴を踏まえると、目を覚ましたい時や仕事に集中したい時などは、高温でお茶を抽出するのがおすすめ。カフェインのさわやかな苦味が冴え渡り、キリッとした印象のお茶を楽しめます。
一方、寝る前や子どもに飲ませる時などカフェインをあまり摂取したくない場面では、低温で抽出するのがおすすめです。カフェインや、同じく苦味・渋味をもたらすカテキン類の抽出を抑えられるので、旨味・甘味をたっぷり楽しむことができます。
カフェインも適度に抽出できる日本茶の淹れかた
低温で抽出した際のお茶の旨味・高温で抽出した際のお茶の渋味、どちらも楽しみたい場合には、煎茶堂東京がお伝えする基本の淹れかたがおすすめです。基本の淹れかたを応用すれば、甘味と渋味のバランスが心地よい冷茶も簡単に楽しめます。
カフェインをあまり摂取したくない場合、水出しにするのも有効。カフェインによる苦味を抑え、旨味・甘味成分を強く感じられるお茶を楽しむことができます。ただし、カフェインは低温でもじわじわと抽出されるため、抽出時間が長くなりすぎないよう注意しましょう。
カフェインを知れば日本茶の楽しみ方が広がる
お茶に含まれるカフェインは、味のアクセントになる苦味をもたらす成分であるとともに、覚醒作用・利尿作用・血管収縮/拡張作用などの健康作用が期待できます。ただし、過剰摂取は体調に悪影響を与えることも。
日本茶は淹れかたを変えることで、カフェインの抽出量を調節することができます。カフェインの作用や高温で抽出されやすいという特徴を知り、場面に合わせた淹れかたを心がければ、さらに日本茶の楽しみ方が広がるでしょう。
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茶漉しを洗うのが苦手で、お茶を入れることにためらいがありましたが、この急須は茶漉しが浅く洗いやすい。本体も蓋も凹凸が少なくて洗いやすく楽に清潔に保つことができ、お茶を入れるハードルがぐんと下がりました。
二級品を購入しましたが、正直私にはどうしてこれが二級なのかがわからないレベル。大事に使っていきたいです。
このコップをメールで見て一目惚れして即購入しました!何より乳白色の色味が好み過ぎて…サイズも60mlって知った時はちょっと小さいかな?とも思ったんですが煎茶堂東京さんの透明急須で丁度2人分になって、1煎目を2人分作ることが出来るのでとても重宝しています。色味がランダムなので欲しい色味が来るかどうかは運要素強いですが買う価値ありです。
自分用に購入したものを長年愛用していますが、耐久性が良く汚れも目立ちにくいです。友人にも勧めたく、購入しました。贈り物としても高級感がありとても良いです。
芳ばしい香りがとても良いです。味も深みがあり、気持ちを落着けたい時に飲みたくなります。何杯かいただいてから、にこまる玄米を足して飲むのが好きです。
最後まで美味しくお茶が頂けます。
同僚にプレゼントしましたら、センスが良いとのお言葉を頂き嬉しく思ってます。大変喜ばれますよ。お勧め致します。
毎月3種類のお茶が楽しめます。
6月は和紅茶、新茶、ほうじ茶の3種類でした。
スモーキーほうじ茶は、想像以上に燻製の香りが漂い、味はさっぱりしていて美味しかったです。
来月も楽しみです。
定期便が届いた日、中に入っていた新茶を家族と一緒に飲みました。その日は皆でとても疲れて夕飯もほとんど喋らず食べましたが、新茶を飲んだ後「なんだか元気が出た〜」と言って皆笑顔に。「また飲みたい」とリクエストされました。
香りも爽やかで甘味もあってとっても美味しかったです。
オーバル型の木皿が欲しくて探しておりましたら、タイミングよくこちらのお店で素敵なお皿に出会いました。美しいし、軽くて洗いやすいし、
購入して本当に良かったです。
大切に使わせて頂きます。
毎月、3種類の日本茶が届きます。産地や製法によって、味が違うのがおもしろかったり、和紅茶や烏龍茶などもあったりと、日本茶が身近になりました。
いれる時間から、香りや色を味わって、飲んで癒されてます。
普段から何の気なしに頂くお茶ではありますが、普段使いの域を出ないのもお茶だと思います。
お接待で頂くお茶の美味しさに感動するも、なかなか好みのお茶探し迄はたどりつけず…。
でも、このtokyo tea journal 毎月楽しく3種類お試しでき、気に入れば購入も出来るので、美味しいというレビューだけど…どうかなぁ?や、買ってみたけど口に合わない〜の心配もないのが素敵です。
更に届いたお茶とのマッチングや説明まで綺麗な写真や絵も添えられた冊子も届き、至れり尽くせりです。
こんなに大切に届けて頂け、自分好みのお茶に出会える、毎月の楽しみです。
毎月季節に合わせたお茶が3種類届くので楽しみにしています。煎茶、ほうじ茶、和紅茶など、おいしさの発見があります。日常使いではついつい一杯分を少な目で飲みがちですが、適量(思っているよりかなり多め)の確認もできます。路面店にもぜひ伺いたいと思っています。海外の方々にも日本茶のおいしさをアピールしてほしいです。