- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 四十沢木材工芸
- 阿部春弥
- 天野千香
- 荒賀文成
- 安齋新・厚子
- 飯高幸作
- 石田誠
- 伊藤萠子
- 稲村真耶
- 入江佑子
- 色原昌希
- Eliu
- 遠藤岳
- 淡海陶芸研究所
- 大江憲一
- 大澤知美
- おじろ角物店
- 小野陽介
- 角田清兵衛商店
- 樫原ヒロ
- 加藤かずみ
- 紙上征江
- 亀田大介
- 亀田文
- 北井里佳
- 紀平佳丈
- 黒川登紀子
- 光泉窯
- 児玉修治
- 後藤睦
- 後藤義国
- 小林裕之・希
- 小宮崇
- 齋藤有希子
- 作山窯
- 酒匂ふみ
- SHISEI
- 清水なお子
- シャンブリートリオ
- 秀野真希
- 松徳硝子
- 白鷺木工
- 須原健夫
- 瀬戸國勝
- 千田稚子
- 相馬佳織
- 高木剛
- 高橋禎彦
- 竹下努
- 多田佳豫
- 只木芳明
- TATA pottery studio(田中大輝)
- タナカシゲオ
- ちいさな手仕事
- 蝶野秀紀
- 塚本友太
- 土井善男
- とりもと硝子店
- 中里花子
- 中原真希
- 中村譲司
- 中村豊実
- 萩原千春
- 畠山雄介
- はなクラフト
- 濱岡健太郎
- 林沙也加
- 広末裕子
- フじイまさよ
- 藤村佳澄
- 船串篤司
- 古谷宣幸
- 文山窯
- 堀宏治
- 三浦ナオコ
- 水野悠祐
- 光藤佐
- 南裕基
- 三野直子
- 三輪周太郎
- mrak
- 村上雄一
- 村田匠也
- 森岡希世子
- 山田哲也
- YŌKI
- 横山拓也
- 李荘窯
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 渡辺キエ
福田里香「3サイズの白い器で、黄金芋をいただく」私が器を使うなら vol.046
2025年11月25日
by 煎茶堂東京編集部
使う人によって、全く違う表情を見せるのが、器の面白いところ。一緒に使うカトラリー、テーブル、部屋に入る光の加減……。もちろん、どんなスイーツやお料理を載せるかもその人のチョイス次第。
煎茶堂東京オンラインで販売している器やカトラリーを、菓子研究家・福田里香さんに使っていただきました。
3サイズの白い器で、黄金芋をいただく

朝晩の冷え込みで季節の変化を感じる日々。
焼き芋の造形を模した黄身餡の銘菓「黄金芋(こがねいも)」が恋しくなります。今回は、「京菓子司 壽堂(ことぶきどう)」を訪ねて、5代目女将の杉山青子さんにお話を伺いました。

壽堂は、明治17(1884)年に水天宮前交差点近くに創業した老舗の和菓子店。
「〝お芋だよ〟とお土産に渡し、相手に〝なんだ焼き芋か〟と油断させる。でも口に入れたらびっくり。さつま芋よりずっと高価で貴重、上等な黄身餡の焼き饅頭だったか!と唸らせる……これが江戸っ子の粋ですね」と、杉山さん。
黄金芋の饅頭皮は極薄で、また上下も底もない、360度ころりと丸い立体的な造形です。まるで本物のさつま芋。これは熱した高温窯で串焼きにする製法だから可能なのだそうです。シナモン風味の極薄皮と滋味な黄身餡に、職人技の真髄を感じます。
黄金芋を一口齧ると、途端にお茶が恋しくなるのも良き塩梅。
サムネイルと、上に載せた画像は、「黄金芋 12個入り」を、児玉修治(こだま•しゅうじ)さんの「オーバルプレート L」に、本物の焼き芋のようにたっぷり盛り付けてみた図。沢山のひとが集まる席にぴったりです。

こちらの「オーバルプレート M」には、「黄金芋 5個入り」をきれいに並べて盛り付けてみました。気心が知れた小さな集まりにちょうどいいサイズ感。

児玉修治さんのオーバルプレートは、まるで静物画に描かれた器のよう。器やリムの輪郭はフリーハンドな曲線美。マットホワイト系の釉薬には絵の具をペイントしたような筆跡を感じます。
1番小さい「オーバルプレート SS」 長径約15cm、短径約13cm、高約さ2.3cm。
中くらいの大きさ「オーバルプレート M」 長径24.5cm、短径約18.5cm、高さ約2.3cm。
1番大きい「オーバルプレート L」 長径約28.5cm、短径約20.5cm、高さ約3cm。
個別に購入できますが、オーバルの器ってすごく重宝しますから、3サイズ揃いで欲しくなります。

1番小さい「オーバルプレート SS」は、銘々皿に打ってつけ。黄金芋を取り分けてみました。
黒文字(菓子切り)を添えるのも礼に適って良いけれど、本物の焼き芋のように、包み紙のまま二つに割って食べてもおいしい。包み紙のままで食べると粉も落ちにくい。佇まいが素敵なだけでなく、そんな配慮を感じるパッケージでもあります。
熱々の「やぶきたシングルオリジン棒ほうじ茶」と一緒にどうぞ。
壽堂こぼれ話
羽海野チカ先生が描く大人気マンガ「3月のライオン」(白泉社)に登場する、ヒロイン•ひなたちゃんの実家は和菓子店「三日月堂」。単行本の奥付けをチェックしてください。壽堂に謝辞を捧げています。その理由は壽堂が「三日月堂」のモデルだからです。つまりファンにとっては聖地巡礼も兼ねておいしい和菓子が買えるということ。羽海野先生自ら取材に赴き、職人さんを熱心にデッサンされたそうです。
今回使用した器
今回使用したお茶
京菓子司 壽堂


| 価格 | 1個あたり 260円(税込) ※袋入りや箱入りで価格が変わります。価格は掲載時点でのものですので、最新情報と異なる可能性がございます。ご了承ください。 |
| 販売期間 | 通年 |
| 販売場所 | 〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2丁目1−4 半蔵門線 水天宮駅下車 7番出口から徒歩10秒 |
| TEL | 0120-480-400 |
| 営業時間 | 月-土曜日 9:00 – 18:30 日曜日 9:00 – 17:00 |
福田里香(ふくだ・りか)さん
菓子研究家。武蔵野美術大学卒。『新しいサラダ』(KADOKAWA)、『民芸お菓子』(Discover Japan)など料理・お菓子に関する著書多数。Instagram:@riccafukuda
関連記事
-

福田里香「晩夏の一服は、清涼な宝石菓子と一緒に」私が器を使うなら vol.045
2025年08月01日
-

【まとめ】福田里香「私が器を使うなら」vol.021〜030
2025年06月09日
-

福田里香「お茶の時間は花束みたいな絵皿で楽しむ。」私が器を使うなら vol.044
2025年06月02日
-

【まとめ】福田里香「私が器を使うなら」vol.011〜020
2025年05月22日
-

福田里香「花木のような茶菓子を愛でる、白い器。」私が器を使うなら vol.043
2025年05月12日
-

福田里香「バレンタインのチョコレートは緑茶と。」私が器を使うなら vol.042
2025年01月14日
-

福田里香「熱々の烏龍茶は、中華クッキーと一緒に」私が器を使うなら vol.041
2024年11月05日
-

福田里香「カヌレの器はひっくり返してもかわいい。」私が器を使うなら vol.040
2024年09月18日
封を開けた瞬間の香りの良さ、1煎目の旨みと優しい口当たり、そして2煎目のより味わい深い旨みが緑茶を楽しむという事に対する満足感を与えてくれる一品となっております
届いて手に取ってみると予想していたお品より更に素敵で大変満足しています。色も形も手触りも素材もとても好ましく ただそこにのっているだけで湯のみでもお菓子でも一輪挿しでも倍魅力的に見える気がします。大切に使わせていただきます。
この冊子を読むと、煎茶の味わい深さや、個性が分かるので、煎茶堂東京銀座店でお茶を買った暁には、読み返したりしています。
デザインや文字のフォント。見やすくて好きです。
また、3種類のお茶を飲む時も、是非、冊子を開いて、読みながらやって頂くと、より楽しめます。
丸っこいかたちに一目惚れして「お抹茶を立てて飲みにくいかな?」と思っていましたが、その心配は全くなく最後のひと口まで美味しく吸い切れます。お抹茶茶碗はいくつか持っていますが、お気に入りの1つになりました。
掲載写真とおりの素敵なカップで大満足です。たっぷりのアメリカンコーヒーやカフェエレ、熱々のほうじ茶などを飲むにもちょうどよい大きさです。大きさの割に軽いのもうれしい点です。大切に愛用したいです。
萩原さんの急須をサイズ違いで持っていたので大きいものが欲しくなり購入しました。持ち手と注ぎ口な安定していて、どんなお茶でも対応してくれる万能な急須です。購入できてうれしいです。
以前購入したものを割ってしまい買いなおしと追加で購入しました。
薄い器ですが名前のとおり一煎目の温度であれば手に伝わる熱さも問題なく、その薄さゆえにお茶の風味を自然に感じることができます。
長く使っていると白かった器が徐々に色づいてきますがそれもまた器の味として楽しんでいます。
香駿は、東京茶寮がオープンした時から一番好きなお茶でした。久しぶりに飲んでみましたが、やはり香りの良さとフルーティーな感じが素晴らしいです。茶葉が柔らかいので、三煎目は少し印象が薄いかもしれませんが、シングルオリジンらしいお茶ですね!
父親に贈る用で通常の商品を、自分用に二級品を購入しました。よく見てみると底に傷がありましたが、よく見なければわからないくらいで使用には全く支障ないので、とてもレベルの高い二級品だと思いました。磁器製の急須を処分してこちらに変えたので、食器棚もスッキリしておしゃれになり気分も上がりました。大事に使いたいと思います。
むさしかおりを頂いて。
一煎目、まあるい旨味とコクを感じる美味しさ、大好きな口当たりでした。
二煎目 心地よい苦味、
そして新緑の様な爽やかさ
一煎目とは大きく違う味わいを感じ
お茶好きとしてお茶を頂く楽しみを味わえます。シングルオリジンならではの茶葉本来の味を実感します。
紅茶党だった私が、「美味しい緑茶が飲みたい!」と思い、始めてみました。毎月色々なお茶(たまに和紅茶や烏龍茶も入っていてなお嬉しい)が手元に届き、今まで難しいと勝手に思い込んでいた緑茶が一回分ずつ3種類も入っているので、気軽に美味しいお茶が楽しめて私の中でのお茶の世界が広がりました。どんな緑茶に出会えるのか、これからも楽しみです。ありがとうございます。
注文から購入、発送、到着まで心配りが行き届いています。茶もおいしくいただきました。
亀田文さんの面取り鉢と同時購入しました。形の可愛らしさと柔らかな感じが気に入り、実際手元に届き、やはり形の綺麗さ、可愛らしさに満足ですが、思ったより底面積が小さいので、薬味やタレ、プチ菓子(練り切り1つ)を入れるサイズ感で、ワンプレートに乗せる豆皿のようにも使おうと思っています。
亀田文さんの器は前々から購入を考えていて、今回決心して家族分購入しました。
本当に使い勝手がよく、なかなかこの深さでこの形は見かけず、和・洋・中・デザートまで、何にでも合わせられます。買って良かったと思える優秀な器です。
とてもしっかり梱包していただきあ、また適宜メールでのご連絡もあり、信頼できるお店でだと思います。
また、機会があれば宜しくお願い致します。
黒豆も生姜も香りや香ばしさが際立っていて美味しくいただいています。豆乳ティーにしても香ばしさが残って楽しんでいます。今後も購入すると思います。
ログイン
カート











