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口の広い花瓶から、しなやかに垂らして。部屋に飾りたい花 vol.018

2022年10月20日

by 煎茶堂東京編集部

「お茶を飲む空間を整える」。例えば茶道でも、客人へのおもてなしとして茶室内の掛け軸や器にこだわることがあります。自分の部屋を少しでも素敵にしたい時に、やっぱり手軽なのはお花を飾ること。

今回は、素敵な自宅の投稿が人気のshimadaさんが今部屋に飾りたいお花、そして整えた空間で飲むお茶についてご紹介します。

秋に見かける「ワレモコウ」をベースに

今回選んだお花は、「ワレモコウ」と「クレマチス(アディソニー)」。お花屋さんでワレモコウが並べられるようになってくるのを見ると、“もうすっかり秋だなぁ”と感じます。赤色の小さな花穂をつけたワレモコウが私の中でとても秋らしいイメージ。

今回はこのお花をベースに飾りたいな、と決めていました。お花屋さんに行って、これ!という種類を見つけて合わせていくのが楽しい。

口が広い花瓶に合わせる時、私なら器に負けないようなボリューム感のある花などをチョイスする場合が多いのですが、今回はお店の方に花瓶の写真を見せて、いつもの自分のセレクトとは違う仕上がりに。「ツル性のものを花瓶からしならせてみるのはどうですか?」と提案していただきました。

白い陶器にクレマチスの緑が映えるのも綺麗だし、紫の小さな花弁がかわいい。そして、“テーブルに垂らすのもアリなんだ”と新しい発見ができたのが収穫でした。

口が広い場合、こんなに先が重いと花瓶から落ちてしまうと思ったのですが、花瓶の中へ大きめの石を入れて挟むと良いのだそう。こちらも新しい発見です。

お花とお茶を通して学べること

今回は「037 つゆひかり 大山」をいただきます。冷茶で淹れてグラスに注いでみました。

一煎目とニ煎目でお茶の色合いが全く異なるのですが、つゆひかりはしっかりとした深い渋味を感じることができるお茶です。この渋味こそ、私の中での“お茶を飲む”というイメージに近い気がします。

前回の「035 さきみどり 彼杵」も冷茶で頂きましたが、さきみどりはスルスルと飲めると感じたのに対して、つゆひかりのコクのあるおいしさはゴクゴク飲むというよりはゆっくりと味わう事を楽しみたくなるような印象を持ちました。

お茶の味わいで、リフレッシュの感じ方も違ってきます。素敵な時間を過ごせました。

今回お茶と一緒にお花も色々と学んでみようかな、とお花屋さんでも色々とお話を伺ってみました。

年を重ねるごとについ知った気になって、ひとつひとつの作業を自分流儀でやってしまいがちですが、たまには立ち止まって人に教えてもらう、というのは自分の学びや成長につながりとても面白い経験ですよね。

後で気づいたのですが、お茶の淹れ方は茶葉によって蒸らす時間が異なる事や、一煎目とニ煎目でもかなり色味や味が変わっていきます。今回は一煎目とニ煎目をあわせて頂きましたが、別々に飲んで味の違いを楽しんでるのもよさそう。

お茶を飲むという時間を丁寧に設けること自体が、自分自身のリフレッシュにもつながることを体感できた時間となりました。

今回選んだお茶

今回選んだ花瓶

shimadaさん

インテリアや食べ物、漫画とバレーボールが好き。アメリカンコッカースパニエルの仔犬と一緒に生活中。ミッドセンチュリースタイルの自宅の写真が人気。Instagram:@a___bemi
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