
福田里香「サラダとグリーンティで昼食を。」− 私が器を使うなら。vol.03
2022年04月06日

by 煎茶堂東京編集部
使う人によって、全く違う表情を見せるのが、器の面白いところ。一緒に使うカトラリー、テーブル、部屋に入る光の加減……。もちろん、どんなスイーツやお料理を載せるかもその人のチョイス次第。
今回は、煎茶堂東京オンラインで販売している、作山窯の『切立プレート』(ストーンマスタード)を、菓子研究家・福田里香さんに使っていただきました。
サラダとグリーンティで昼食を。
作山窯(SAKUZAN)は美濃焼の器を新しいフォルムで提案するブランドです。
こちらは細やかな吹き付け模様が美しい「Loop」と名付けられた切立プレート。
和風キャロットラペを盛り付けてみました。
煎茶堂東京の「037 つゆひかり 大山」は飲み心地のギャップが楽しめる緑茶ですから、昼食のお供に最適。
一煎目はすっきりした味わいでスターターにうってつけ、二煎目はどっしりした味わいで食事の〆にぴったりです。
平らなお皿はトレー的にも使えますし、肉料理からデザートまで載せるお料理を選びません。
直径18cmというのも使い勝手がよいサイズ。
底面には使いやすい工夫がありました。
同心円状に高台を付けることで器の重量を軽減し、器を持ち上げるときの取っ掛かりにもなります。
すりおろした人参を米酢、胡麻油、粗糖、塩、ひじきと和えて炒りごまをふる……さらにこんがりトーストしてマスタードをたっぷり塗ったサワードゥブレッドを添えていただく、といったミックススタイルの日常食にもすんなり寄り添う器です。
福田里香(ふくだ・りか)さん
菓子研究家。武蔵野美術大学卒。『新しいサラダ』(KADOKAWA)、『民芸お菓子』(Discover Japan)など料理・お菓子に関する著書多数。Instagram:@riccafukuda
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