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【お菓子とお茶】新年は縁起の良い豆と。豆源の「豆好み」と香り豊かな「010ふくみどり」
2021年12月23日
by 古川千鶴
煎茶堂東京・ティーコンシェルジュ 長野県生まれ。地元で就職したのち東京に上京、人生の半分は東京暮らし。 時間があれば美味しい物と気になる場所に出かけます。
おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回、煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・古川がおすすめするのは、麻布十番本店、豆源の「豆好み」です。
豆源 の「豆好み」
豆菓子の専門店、豆源は麻布十番に本店があります。慶応元年(1865年)創業、今から150年以上続く老舗のお店。本店には豆菓子の他に店内で揚げたてのおかきや蒸したてのお饅頭が販売されています。ここでしか購入できない商品があるので、訪れるたびにワクワクします。
私が伺ったのは12月の上旬。いつものようにお客さんの往来が多く年末の贈り物をする人たちで賑わっていました。
麻布十番は都心にありながら代々続く美味しいお店や新しくオープンしたてのお店が混在しており、私にとって魅了的な場所。
その一つの豆源には、色々な種類の豆菓子があるので選ぶのも楽しい。幅広い世代に喜ばれ、お茶うけやお酒のおつまみにも合い、リピートしたくなるお菓子です。
今回、ご紹介するのは50種類以上扱う豆菓子の中で人気の豆菓子4種類が集まった「豆好み」(540円)。それぞれ味や食感も違い、目で見ても楽しめる豆菓子なのです。
縁起の良い豆
食べやすく小分けのパッケージに入っていて選ぶのも楽しい。日本では昔から「豆」は縁起物として重宝された食べ物です。
色々な説はありますがゴロに合わせた「マメ」から「まめまめしく働く」という言葉があります。これは健康で元気に働くという意味もあり、まめまめしく働く事で財産が増え豊な生活につながると考えられたのだとか。
実は日本だけでなく海外でも豆は縁起物とされていて、イタリアでは福を呼ぶ食べ物とされています。年末にサラミソーセージとレンズマメを食べ、来年一年も幸運に恵まれますようにと願いが込められているそう。
年末から新年にかけて豆菓子をいただくのは縁起が良く、いつものお菓子が少し変わった気持ちになります。贈答品やご進物にも良さそうですね!今年はみんなが集まる時に豆菓子をつまむのはいかがですか?
お茶で一年を振り返る
今回合わせるのは、12月に入荷した埼玉県産の「010 ふくみどり」。お茶どころ埼玉県のお茶、生産量も少ないため、ぜひ味わっていただきたいです。
「010 ふくみどり」は渋みの中に甘味を感じるのが特徴。
お茶を作る工程でわざと葉っぱをしおれさせているので、香りが強く爽やか。後味はスッキリとしたお茶ゆえにリピーターも多い品種です。
「010 ふくみどり」は、豆菓子との相性も良く、個人的に「塩豆」とのペアリングがおすすめ。えんどう豆を使っていて、ポリポリ噛むと塩気があとを引いてきます。じわっと塩味が広がると、そろそろお茶が欲しくなるタイミングです。
今年も美味しいお茶のある暮らし、美味しいお菓子とたくさん出逢えました。みなさま、来年も宜しくお願い致します。
豆源「豆好み」
商品名 | 豆好み |
価格 | 540円(税込) |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 豆源 〒106-0045 東京都港区麻布十番1-8-12 |
URL | https://www.mamegen.com/ |
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