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【お菓子とお茶】鯛のないたい焼き屋 OYOGE 「taiyaki」と ジャスミンのような香りの「017 藤枝かおり」
2022年01月21日
by 古川千鶴
煎茶堂東京・ティーコンシェルジュ 長野県生まれ。地元で就職したのち東京に上京、人生の半分は東京暮らし。 時間があれば美味しい物と気になる場所に出かけます。
おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回、煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・古川がおすすめするのは日本でも有名な繁華街、六本木にあります、OYOGE の「taiyaki」です。
OYOGE の 「taiyaki」
六本木にあるたい焼き屋さん。形がとってもユニークと聞き、久しぶりに昼間の六本木に行きました。地下鉄のb4出口から数分歩くとシンプルな佇まいにオシャレな外観。噂のtaiyakiを見つけて、思わずニヤリ。
実はこのたい焼き屋さん、どこにも鯛が「いない」のです。
店の名前は「OYOGE」。“泳げたいやきくん”から名が付いたようです。「OYOGE」は2020年3月にオープンした、テイクアウト・デリバリーのみの店。
最近はお店の公式アプリもできたそうで、事前にアプリで注文し、焼きたてのたい焼きを待たずに買うことができるのだとか。
外からはtaiyakiを焼いている姿も見えており、思わずじーっと見てしまいました。ガラス越しからは甘く香ばしい香りが伝わってくるようです。
天板で焼かれているOYOGE の「taiyaki」(334円 税込)は、見た目が鯛ではなく、イワシ、アジ、アサリ……どれもユニークな形で面白い!
今日はイワシのtaiyakiを選びました。出来立てが作られるのをしばし、待ちます。お会計も完全キャッシュレスでピピっと完結しています。コンセプト含め、まさに現代のたい焼き屋さんですね。
洋菓子のような生地
スマートな形をしたイワシのtaiyaki。どこから食べようかな...と思案してしまいます。やっぱり頭からガブリといきたいところですが、OYOGEのtayakiの特徴は生地と中の餡にあるようなので、半分に割っていただきます。
生地にはアーモンドプードル、牛乳、きび砂糖を使用していて、洋菓子のフィナンシェのようにカリッと、そしてマドレーヌのようにしっとりとした食感を追求しているのだとか。
taiyakiのお腹に入った餡も、ずっしり重量感のあるつぶあんとオーストラリア産のクリームチーズを使用し、オリジナルのクリームチーズ餡に仕上がっています。
餡の甘さとチーズのコク・酸味・塩味がなめらかで口当たりよく、いつも食べるようなたい焼きとは一味違うtaiyakiを味わいました。
OYOGEのtaiyakiは1匹ずつ購入する事ができます。Boxに入った3匹セットはイワシ・アジ・アサリが入っており、見た目も面白いので手土産にも喜ばれそうですね。
もちろん自宅用にも。冷めてしまったtaiyakiはオーブンで温めなおして食べると出来立てが楽しめます。熱いtaiyakiをホフホフ言いながら食べるのもたまりませんね。
まだまだ寒さが厳しい季節 ほっこりしましょ
今回合わせるのは静岡県産の「017 藤枝かおり」。煎茶堂東京でも長年愛されてリピーターさんも多いお茶です。
苦渋味も少しあり、後味がスッキリしているのでこってりした食事の後や洋菓子との相性もバッチリ。ほんのりジャスミンのような香りがするのも特徴です。
OYOGEのtaiyakiは洋菓子に似た食材を使用しているので、「017 藤枝かおり」と合わせるのも個人的にはおすすめです。温かいお茶にホフホフのtaiyaki、この組み合わせは寒い冬だからこそ楽しめるペアリング。
この季節にぴったりの組み合わせは、まだまだあるかもしれませんね。季節が変わらないうちに、冬に合うお菓子のペアリングをもう少し見つけたい。
気がつけば来月はもう2月。次回はさくらの煎茶も登場するかもしれませんね。楽しみは続きます...!
OYOGE 「taiyaki」
商品名 | taiyaki |
価格 | 1個 334円(税込) |
販売期間 | 通年販売 |
販売場所 | OYOGE 〒106-0032東京都港区六本木7-13-10 TOMASビル1階 |
URL | https://oyogetaiyaki.com |
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