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【お菓子とお茶】レトロなリスがアイコン。神奈川県銘菓 鎌倉紅谷「クルミッ子」と「やぶきた棒ほうじ」
2021年12月22日

by 小野寺友麻
東京茶寮・バリスタ 埼玉生まれ。大学では日本語教育を学び、日本語の先生をしていたことも。日本をもっと知りたい、と東京茶寮へ。カレーと紅茶がマイブームです。
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、東京茶寮・バリスタの小野寺が見つけた、寒さ深まる今楽しみたい熱々のお茶とお菓子のペアリングです。
鎌倉紅谷の「クルミッ子」
鎌倉紅谷は1954年、鎌倉鶴岡八幡宮前に誕生したお菓子屋さん。今回ご紹介する「クルミッ子」のほかにも「あじさい」や「鎌倉だより」といった鎌倉銘菓を取り扱っています。和の品格の中に洋の華やかさをもち、なにより古都鎌倉らしさを感じられるものであることを大切にされているのだとか。
「どんなにつらい時でも、食べた瞬間だけはその気持ちをふっと忘れることができる。何か大きな挑戦をしなければならない時は、ささやかな応援や支えになれる力があること。」
鎌倉紅谷は「『おいしい』の先にある気持ちを一番大切にするお菓子屋」として、こんな想いをもってお菓子作りに取り組まれているのです。自分のためにも、誰かのためにも嬉しいお菓子の所以はここにありました。
ぎっしりと詰め込まれたクルミ
断面からも明らかですが、クルミッ子にはクルミがふんだんに使われています。そしてパッケージには可愛らしいリスのキャラクターが。鎌倉にはリスが多いのだそうで、その好物を使ったお菓子なのです。
クルミッ子は、ー三つの素材と職人の手仕事による奇蹟ー。
自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込んでバター生地で挟んで焼き上げられています。そして何と言っても職人さんの手仕事によって作られているのです。しかし決して手作りにこだわっているのではありません。おいしい作り方を探求した結果辿り着いたのが、手作りでした。
歯触りの良いクルミのまろやかさ、キャラメルのほろ甘苦さをバター生地が優しく包んでくれています。小ぶりで、一つずつフィルムに包まれているので日々のお茶時間に少しずついただくも良し、時間を共にする友人とシェアするも良し◎
パッケージの裏側には「冷やしていただくといつもと違ったクールミッ子がお楽しみいただけます」という食べ方提案も。季節を問わずに楽しめますし、熱々のお茶にひんやりとしたお菓子も堪らない。
香ばしさを熱々でいただく幸せ
今回合わせるのは、茎の部分を使用した冬季限定の「やぶきた棒ほうじ」。以前観たテレビドラマで、主人公がクルミッ子とほうじ茶をおめざにしていたのが印象的だったのです。
このほうじ茶、味わいはスッキリと軽めではありますが、香ばしいきらびやかな香りが後を引く一杯です。今回は熱々のうちに飲みきれる量をと思い小さいカップでいただきましたが、マグカップいっぱいに注いだ日にはその場から動けなくなることでしょう(笑)。
ナッツの香ばしさはほうじ茶と合うのですね。そしてクルミを纏うキャラメルが熱々のほうじ茶と溶け合います。クルミッ子の濃厚な美味しさはそのままに、ほうじ茶の香ばしさが後引く組み合わせです。
そして、今回はもう一つ、「006 ゆたかみどり 知覧」も合わせてみました。もちろんほうじ茶とも美味しかったのですが、もう少ししっかりとした味わいで、それでいてほうじ茶のような焙煎の香りを求めて。
甘さがあまり得意ではない方には「006 ゆたかみどり 知覧」とのペアリングがおすすめ。ほうじ茶のときとは違い、キャラメルのほろ苦さがお茶の苦味とマッチするのです。クルミもまろやかさもほんの少し引き立つ気がしました。
お菓子を引き立てるのか、お茶とともに新しい味わいとするのか、改めて【お菓子とお茶】の奥深さを垣間見ました。まだまだ寒い日は続きますが、温かいお茶に癒されながら過ごしていきたいものです。
鎌倉紅谷「クルミッ子」
価格 | 5個入り 724円(税込) |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 鎌倉紅谷 大丸東京店 〒100-6701 東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店1階 |
電話番号 | お客様相談室 0120-900-466 (平日10:00-18:00 ※年末年始を除く) |
営業時間 | 10:00-20:00(大丸東京店に準ずる) |
URL | https://beniya-ajisai.co.jp/ |
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毎月、3種類の日本茶が届きます。産地や製法によって、味が違うのがおもしろかったり、和紅茶や烏龍茶などもあったりと、日本茶が身近になりました。
いれる時間から、香りや色を味わって、飲んで癒されてます。
普段から何の気なしに頂くお茶ではありますが、普段使いの域を出ないのもお茶だと思います。
お接待で頂くお茶の美味しさに感動するも、なかなか好みのお茶探し迄はたどりつけず…。
でも、このtokyo tea journal 毎月楽しく3種類お試しでき、気に入れば購入も出来るので、美味しいというレビューだけど…どうかなぁ?や、買ってみたけど口に合わない〜の心配もないのが素敵です。
更に届いたお茶とのマッチングや説明まで綺麗な写真や絵も添えられた冊子も届き、至れり尽くせりです。
こんなに大切に届けて頂け、自分好みのお茶に出会える、毎月の楽しみです。
毎月季節に合わせたお茶が3種類届くので楽しみにしています。煎茶、ほうじ茶、和紅茶など、おいしさの発見があります。日常使いではついつい一杯分を少な目で飲みがちですが、適量(思っているよりかなり多め)の確認もできます。路面店にもぜひ伺いたいと思っています。海外の方々にも日本茶のおいしさをアピールしてほしいです。
毎月ちょっとした小話とお茶と何をあわせるか、のコラムがついており、一緒に届くお茶をどう、なにとあわせて飲もうか…と楽しんでいます。日常の中のつかの間のゆったり自分時間を作るのにとても役に立ってくれています!これからも楽しくお茶生活できたらと思います!
和紅茶のサヤマカオリを頂きました。はっきり、キリリとした中にも深い味わいがあり、烏龍茶のような香りが上品で大変に美味しかったです。
久しぶりにお抹茶が飲みたくなり購入しました。お抹茶をたててラテにしたり、アイスクリームにかけてみたり色々楽しんでいます。
とても美味しく頂いています。
美味しいお茶を自分の時間に、ホッと頂いています。お茶が美味しいだけでなく、見た目が美しく、癒し。です!!
お茶の解説を見ながらどれにしようと、選ぶのも楽しいです。
洗いやすいのもとっても嬉しい!
自分へのご褒美になりました(^^)
ありがとうございました。
大切に使います。
先ず茶葉から、フレッシュな緑茶の香りが漂っていて癒されてます。
1杯目だけでなく、2杯目も甘みをより感じられる気がしました。とても美味しいです。
二級品ということで試しに二つ購入しました。どちらも難点はここかな?という程度で全く気にならないレベル、商品規格に厳しん基準を設けている姿勢に信頼が増しました。
少し青みはありますが陳腐なプラスチック感が無いのも良く、茶回り品を集めていると場所を取らずスタッキング出来るのはとても助かります。
こちらで紹介される他の器にも注目していますが、作家の方の器を増やして行っても不思議と調和してくれる急須です。
今後も色々な器のご提案を楽しみにしています。
外は白っぽく少しシャリッと糖化していて噛みごたえがあります。
少し小粒なものの中はもちっとした食感も少し楽しめます。
ラム酒の風味が程よく効いているので、日本茶に限らず紅茶や中国茶にも合うと思いました。コーヒーにも良いと思います。
黒豆絞りは好きなお茶請けでしたが、こちらはこれまでに無い風味で気に入りました。
もう少し大粒だとなお良かったです。
齢50を過ぎ、物欲がだんだんとなくなってきた分、余計に使い勝手や手触り、見ての美しさなどが気になるようになってきました。
そこでずっと気になっていた透明急須の二級品、今回清水の舞台から飛び降りて購入してみました(大げさ
二級品と言いながら全然どこに不良があったのかと思うくらいきれいな品でした。
また、形もシンプルで使いやすく、洗いやすく、そしてテーブルに置いておいても様になる、まさに用の美の極致ともいえる形で、使っていてとても幸せな気分になります。買って良かったです。
自宅で愛用しており、今回お茶好きな友人のプレゼント用に購入しました。
見た目もスタイリッシュでかわいい・使いやすい・洗いやすいところが気に入っているのですが、友達も全く同じ感想で毎日使ってくれているようで嬉しくなりました。
本格的な急須やティーポットでゆっくりティータイムも好きなのですが、自分一人の時はもうこれが楽で一番です。日本茶も中国茶も紅茶もすべてこれで飲んでいます。
お茶とセットで届く冊子は、お茶に合う食事やお菓子を解説……してくれるのですが、その内容が「え、そこ?」となるラインナップです。
今回はしらす丼やカモミールなど、確かに旬を感じる一品が並びますが、定番をズラしたセレクションになっているところが面白いです。全国あちこちの季節を感じさせてくれるので、飛行機の機内誌のような雰囲気も感じます。
個人的な要望としては、煎茶堂東京さんは日本茶の専門店ゆえに難しいところもあるかと思いますが、最近、ブームになりつつある和紅茶のセレクションがどうなるのかに興味があります。どうかご一考を!
お茶が大好きで、こちらのお店とご縁がありとっても嬉しいです。冊子は読む度にほっこりします。お茶とお菓子、器の使い方も学べて、実践はなかなか難しいですが、自分流にアレンジしながら自分時間を楽しんでいます。