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【試飲茶会】2022年3月販売のシングルオリジン煎茶を飲んでみました!
2022年03月02日

by 小野寺友麻
東京茶寮・バリスタ 埼玉生まれ。大学では日本語教育を学び、日本語の先生をしていたことも。日本をもっと知りたい、と東京茶寮へ。カレーと紅茶がマイブームです。
煎茶堂東京で取り扱っているシングルオリジン煎茶は50種類以上。(2022年3月時点)その中でも、通年販売している茶葉と、期間を限定して販売している茶葉があります。
今回は、2022年3月から販売を開始するシングルオリジン煎茶をご紹介!
煎茶堂東京 銀座店ティーコンシェルジュ・古川と、東京茶寮バリスタ・小野寺が試飲してお茶会を行った様子を写真と一緒にお伝えします。
「たくさん種類があるけどどんな味なの?」「どう違うの?」「私が好きなお茶はどういうもの?」など、お茶を選ぶときの参考にご覧ください。
ご紹介する茶葉
・053 はると34(宮崎県産) 販売時期3月〜4月
特徴:品種登録をされて6年程とまだまだ若い新しい品種。透き通るような水色で、甘味、旨味、香りのバランスがよく、やさしい味わい。
小野寺:
「早いもので、もう3月ですね」
古川:
「そろそろ春らしい日も訪れるのでしょうか。今月は宮崎県のお茶ですよね」
小野寺:
「そうです、『053 はると34』という品種です。このお茶は、JR九州「36ぷらす3」の車内での日本茶体験・販売にも採用されているお茶です」
古川:
「1年ぶりでしょうか。どんな味だったか覚えていますか?」
小野寺:
「繊細な味わいだった印象です。繊細だからこそ、甘味やほのかな苦味、柔らかな香りをゆっくりと感じることができるような…」
香りと甘味に包まれる、ホッとする味わい「053 はると34」
「053 はると34」どんなお茶?
軽やかな香りと甘味の上品な調和が感じられる。ひとくち飲むごとに薄衣のように香りが重なる。浅蒸し茶特有の澄んだ水色と茶葉は美しく、思わず見惚れてしまいそう。
小野寺:
「茶葉の様子が美しい浅蒸し茶です。今回も基本のレシピで淹れていきましょう」
古川:
「基本のレシピが一番落ち着きます。一煎目は70℃のお湯を120㎖、そして1分20秒待ちます」
小野寺:
「今回、はると34という品種について少し調べてみましたよ。元々宮崎県で育成されていて、2016年と比較的最近登録をされた品種なのだそうです」
古川:
「へ〜そうなのですね。登録されて6年ほどでしょうか、まだまだ若いですね!」
小野寺:
「名前の由来は、一般の品種より早く収穫できる(=早春にいち早く羽ばたく)品種として春翔(はると)、品種名が付く以前の系統番号が宮崎34号だったことなのだそうです。緑(3)が良い(4)という意味も込められているようですよ」
古川:
「面白い!確かに茶葉の緑が良いですね。そして最近、はるとさん・はるとくんって、お子さんに名前をつけられる方がいらっしゃいますよね。実は私もはるとファンだったりします(笑)」
小野寺:
「昨年もはるとさんという方へのギフトとして選んでいただく機会もありました」
古川:
「春ですしね。名前だけでも多くの方と共通点を楽しめるお茶なのでは…!」
小野寺:
「見てください。このようにむくむくと茶葉の変化を見られるのが、浅蒸し茶の魅力の一つです」
古川:
「ゆっくりと茶葉が開いていく様子には癒されますね。生きているみたい…」
小野寺:
「一煎目が入りましたよ。ふわっと繊細な香りです」
古川:
「いただきます。最初は旨味を感じます」
小野寺:
「味わいも優しい。香りと味わいが春を知らせてくれますね」
古川:
「少しよもぎのような香りを感じます」
小野寺:
「まさに春。甘味の方が強いですが、ほのかに苦味も感じる“春の味”がしますね」
古川:
「そういえば、宮崎のお茶は優しい印象があります。今は終売になっていますが、『011 やまなみ』もすっきりと、温かみのあるお茶でした」
小野寺:
「懐かしい…。産地の影響もあるでしょうし、農家さんの人柄もあるのかもしれませんね。最近、古川さんはどんなお茶を飲むことが多いのですか?」
古川:
「まだ寒さもあるので、深蒸し茶を飲むことが多いですね。少し遡りますが、入社した頃は鹿児島の甘味・旨味に衝撃を受けて鹿児島や九州のお茶を飲むことが多かったんです。その後も季節や気分でもブームが変わりますが、今少しずつ浅蒸し茶ブームが来ています」
小野寺:
「お!はると34がその火付け役になってほしいですね。では、二煎目も淹れていきます。80℃のお湯で10秒、サッと出します」
古川:
「やっぱりまだ寒いので、温かいお茶が沁みますね。そして一煎目に比べてすっきりといただけますね」
小野寺:
「そうですね。はると34はガラッと表情が変わるお茶ではないのですが、安定の味わいと言いますか、ホッとします」
古川:
「本当に、茶葉も綺麗ですね。ここまで美しいと、再利用も考えたいですね!」
小野寺:
「美しいですよね。綺麗な葉っぱの形をしていると、お塩やお醤油+鰹節でおひたしのようにいただきたくなります」
古川:
「先日は消臭効果を期待して茶殻を冷蔵庫に入れてみましたよ。お茶を美味しくいただいたあとも活用ができるといいですよね」
小野寺:
「三煎目、玄米茶も入りました。茶葉と玄米の色味のコントラストが鮮やかです」
古川:
「香ばしさがしっかりと味わえますね」
小野寺:
「一煎目と二煎目もホッとする味わいでしたが、玄米茶ってどうしてこんなに落ち着くのでしょう。休みの日にゆっくりいただきたいです」
古川:
「本日も心穏やかに過ごしましょう!」
小野寺:
「このお茶を飲んだら、優しい春を迎えられそうですね」
古川:
「そうですね。そろそろ新茶も待ち遠しい季節となりますが、引き続き色々なお茶と出会っていきたいです」
「053 はると34」の味わいノート
・一煎目、最初は旨味を感じます。そして少しよもぎのような香りを感じます。(古川)
・甘味の方が強いですが、ほのかに苦味も感じる“春の味”がします。(小野寺)
・二煎目は一煎目に比べてすっきりといただけます。(古川)
・一煎目、二煎目でガラッと表情が変わるお茶ではないが、安定の味わい。ホッとします。(小野寺)
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茶漉しを洗うのが苦手で、お茶を入れることにためらいがありましたが、この急須は茶漉しが浅く洗いやすい。本体も蓋も凹凸が少なくて洗いやすく楽に清潔に保つことができ、お茶を入れるハードルがぐんと下がりました。
二級品を購入しましたが、正直私にはどうしてこれが二級なのかがわからないレベル。大事に使っていきたいです。
このコップをメールで見て一目惚れして即購入しました!何より乳白色の色味が好み過ぎて…サイズも60mlって知った時はちょっと小さいかな?とも思ったんですが煎茶堂東京さんの透明急須で丁度2人分になって、1煎目を2人分作ることが出来るのでとても重宝しています。色味がランダムなので欲しい色味が来るかどうかは運要素強いですが買う価値ありです。
自分用に購入したものを長年愛用していますが、耐久性が良く汚れも目立ちにくいです。友人にも勧めたく、購入しました。贈り物としても高級感がありとても良いです。
芳ばしい香りがとても良いです。味も深みがあり、気持ちを落着けたい時に飲みたくなります。何杯かいただいてから、にこまる玄米を足して飲むのが好きです。
最後まで美味しくお茶が頂けます。
同僚にプレゼントしましたら、センスが良いとのお言葉を頂き嬉しく思ってます。大変喜ばれますよ。お勧め致します。
毎月3種類のお茶が楽しめます。
6月は和紅茶、新茶、ほうじ茶の3種類でした。
スモーキーほうじ茶は、想像以上に燻製の香りが漂い、味はさっぱりしていて美味しかったです。
来月も楽しみです。
定期便が届いた日、中に入っていた新茶を家族と一緒に飲みました。その日は皆でとても疲れて夕飯もほとんど喋らず食べましたが、新茶を飲んだ後「なんだか元気が出た〜」と言って皆笑顔に。「また飲みたい」とリクエストされました。
香りも爽やかで甘味もあってとっても美味しかったです。
オーバル型の木皿が欲しくて探しておりましたら、タイミングよくこちらのお店で素敵なお皿に出会いました。美しいし、軽くて洗いやすいし、
購入して本当に良かったです。
大切に使わせて頂きます。
毎月、3種類の日本茶が届きます。産地や製法によって、味が違うのがおもしろかったり、和紅茶や烏龍茶などもあったりと、日本茶が身近になりました。
いれる時間から、香りや色を味わって、飲んで癒されてます。
普段から何の気なしに頂くお茶ではありますが、普段使いの域を出ないのもお茶だと思います。
お接待で頂くお茶の美味しさに感動するも、なかなか好みのお茶探し迄はたどりつけず…。
でも、このtokyo tea journal 毎月楽しく3種類お試しでき、気に入れば購入も出来るので、美味しいというレビューだけど…どうかなぁ?や、買ってみたけど口に合わない〜の心配もないのが素敵です。
更に届いたお茶とのマッチングや説明まで綺麗な写真や絵も添えられた冊子も届き、至れり尽くせりです。
こんなに大切に届けて頂け、自分好みのお茶に出会える、毎月の楽しみです。