
作山窯「ティーカップ」4つのオススメな使い方
2021年10月01日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
食器を単なる道具として扱うのではなく、器で広がる暮らしの楽しみ方を提案している「作山窯(さくざんがま)」。
今回は、そんな作山窯がつくる器についてご紹介。まずは、10月1日(金)から一般販売を行う「ティーカップ」のおすすめの使い方をいくつかお伝えします。フードスタイリストの鈴木愛さんのアイデアや、煎茶堂東京・神の自宅での使い方もお知らせ。
ちょっと珍しい、口が広くて浅い形のティーカップ。名前にこそ「ティー」とついていますが、実はお茶を飲むだけでなく色んな使い方ができるのです。
作山窯について
作山窯「ティーカップ」

2000年からシーズンで発表している作山窯のうつわ達。2021年に発表された、「Style」シリーズから選んだのは、ゆったりとした背の低い形のティーカップ。
白のベースに、ブルーのような、グリーンのような…絶妙なニュアンスの釉薬が重ねられています。

まずは、シンプルにお茶を入れてみる

夏は、水出し茶を。寒くなってきたら、お湯で淹れたホットのお茶で一杯。案外、マグカップで煎茶を飲むという方って多いのではないでしょうか。
トレイにティーカップとお茶菓子を載せて、ひと息つく時間に。地が白いので水色(すいしょく)も映えます。
ブランチタイムに。ポタージュ編

フードスタイリストの鈴木愛さんが教えてくれたのは、スープカップとして使うこと。じゃがいものビシソワーズや、ビーツのポタージュなど、色がハッキリしたものが似合うのだとか。
ポタージュにトーストした食パンを半分に切ったものを添えるだけで、満腹な朝ごはんになりそうです。
ブランチタイムに。グラノーラ編

楽チンなスピードめしだけど、なんだかおしゃれな気持ちになれるグラノーラ。朝からそんなにたくさんは食べられないけれどちょっと何か入れたいな、という時のお助けアイテム。
ヨーグルトやミルクを注いで、グラノーラをザッと盛るだけでいい感じ。取手がついている「ティーカップ」ですが、ミニボウルとして考えると色んな使い方が広がります。
デザイナー・神のご褒美タイム
お風呂上がりの贅沢に
煎茶堂東京デザイナー・神のおすすめは、バニラアイスを盛ってお風呂上がりのご褒美タイムと過ごすこと。
アイスカップそのままで食べるのももちろん癒しの時間となるのですが、このティーカップの形状は、アイスにもピッタリなはず!
口が広く浅い形なので、洗いやすいのもポイントです。
販売開始:10月1日(金)18時
※お茶の定期便「TOKYO TEA JOURNAL」にご登録いただいている方は、メールマガジンにて先行販売のご案内がございます。
※お茶の定期便「TOKYO TEA JOURNAL」の特典割引の対象外です。
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で、小さな畑で野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday
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