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朝のひとときを豊かにしてくれるもの。後藤睦「パン木皿」
2023年03月31日
by 煎茶堂東京編集部
長野県御代田町で制作する木工作家の後藤睦(ごとう・むつみ)さん。木材の調達から自ら行い、木目や表情、強度など、それぞれの木の特性を活かしたものづくりをしています。
今回は、そんな後藤さんが独立当初から作っているという「パン木皿」をご紹介します。
後藤睦について
焼き立てのトーストがさらに美味しく。
その名のとおり、「パン木皿」はパンを盛りつけるのにぴったりな一枚。一つひとつ手作業で無垢のクルミの木から削り出した皿は、ぽってりとした厚みと、すべすべした手触りが特徴です。
まずは、焼き立てのトーストをのせてみて。吸収性のある木が、パンの余分な蒸気を吸収して、サクサクした食感を食べ終わりまで楽しめます。
「木皿は手入れが難しそう」という人も心配ご無用。こちらの木皿は「オイル仕上げ」という製法で作られているので、特別なメンテナンスも要りません。
使い終わったら、水かぬるま湯でさっと洗い流すだけでOK。料理や食材を盛りつけると、そのものの油分が木に染み込み、定着することで汚れ防止になるのです。
ぱさつきなどが気になったら、ご自宅にある食用のオイルを塗り込んで軽く洗いながしてみてください。
「ちょっとやそっとでは割れないので、子どもが手にしても安心。とにかく長く使えて長年の経年変化を楽しめる器です」と話す後藤さんも、ご自宅で愛用されているそう。
今回、お取り扱いするのは使い勝手のよい6寸。
朝食のパン皿としてはもちろん、取り皿やケーキ皿などオールマイティに使えるサイズです。果物をのせたり、ちょこんとおにぎりと副菜を盛りつけたりしても絵になります。
皿の中心に向かってわずかに窪んでいるので、食べ物をのせたときの安定感もいいですよ。
使い込めば使い込むほど、自分らしく育っていく木の器。そんな器が食卓にひとつあることで、いつもの朝の時間が、ほんの少し豊かなひとときになるかもしれません。
販売開始:2023年3月29日(水)8時
後藤睦さんの他の器
フードスタイリスト:鈴木愛
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