
【まとめ】福田里香「私が器を使うなら」vol.01〜010
2023年07月07日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
大人気の連載企画「私が器を使うなら」でご登場いただいている、菓子研究家の福田里香さん。毎回、煎茶堂東京でセレクトした器にぴったりなお菓子などを盛り付けしていただいています。
今回は、そのvol.01〜010までをまとめてご紹介します!
vol.01 苺と桜は、春の味覚です。
亀田文さんの「オーバル面取鉢」を使って、「Aux merveilleux de Fred(オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド)」のメレンゲ、いちご、生クリームを合わせた「パブロヴァ」をご紹介いただきました。
vol.02 小皿におやつがのってるだけで口福。
三輪周太郎さんの「真鍮製丸皿(7cm)」を使って、「PANIFICIO VIVIANI(パニフィーチョ ヴィヴィアーニ)」に、煎茶堂東京の「棒ほうじ」を合わせて。
vol.03 サラダとグリーンティで昼食を。
作山窯の「切立プレート(ストーンマスタード)」を使って、「すりおろした人参を米酢、胡麻油、粗糖、塩、ひじきと和えて炒りごまをふる……さらにこんがりトーストしてマスタードをたっぷり塗ったサワードゥブレッドを添えていただく、といったミックススタイルの日常食」を。
vol.04 お茶のアテは“チャペロ”かも?
中里花子さんの「脚付小鉢」を使って、「AMBESSA&CO」のオーガニックドライフルーツ15種類を盛り付け。
アペロ(フランス語で夕食前にお酒と一緒に軽くつまむ食べ物)を、アルコールではなくお茶で。そんな「チャペロ」という、福田さんらしい新しいスタイルです。
vol.05 初夏のお茶受けは、新緑の草餅。
横山拓也さんの「五寸皿」は、粉引の独特な反応が魅力的。「向島 志”満ん草餅(じまんくさもち)」を合わせて、和とも洋とも取れる塩梅のスタイリングに。三輪周太郎さんの銀製フルーツフォークのシルバーがいいアクセントになっています。
vol.06 初夏、煎茶に抹茶のおやつを添えて。
中里花子さんの「菱形向付」。まるで苔玉のような「いと重菓舗」の「埋れ木 御濃茶(おこいちゃ)」は、器にひとつ、ポンとのせても、並べてのせても品がいい。器の線と面を使った造形と、お茶菓子の曲線の反応が面白い組み合わせです。
vol.07 冷茶で愉しむ、モノの形の器とお菓子
亀田文さんの「貝がら小皿(白釉)」に合わせたのは、「越の雪大和屋」のクレヨンを模した和菓子「おいしいおえかき」。器やお菓子の形の成り立ちを考える、知的なお茶時間にどうぞ。
vol.08 螺旋のガラス器で、アイスを愛す。
高橋禎彦さんの「ぐるぐる小鉢(大)」には、「Harlow ICE CREAM」のアイスとコーンで。器の形の美しさをゆっくり味わいながら、アイスクリームの色の組み合わせを考えるのも楽しそうです。
vol.09 コンビニ名菓がさらにおいしくなる方法
村上雄一さんの「ティーボウル」「ソーサー」を、アイスクリームカップに。コンビニやスーパーでお馴染みの「サクレレモン」をこんな風に盛り付けると、驚くほどのかわいさです。
vol.09 ゆらぎのフォルムが美しい氷菓と器
作山窯「Manoプレート」は、丸い形を波打たせたようなゆらぎの形が美しい器です。福田さんは、そこへ「近江屋洋菓子店」の「マーブルアイスクリーム」をチョイス。器の“ゆらぎ”と、マーブル模様の表情豊かなアイスクリームという共通項を表現していただきました。
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