
三木麻友美「ほっとする時間に合わせるスタイリッシュな器」− 切立プレートと焼き林檎とほうじ茶
2022年03月23日

by 煎茶堂東京編集部
使う人によって、全く違う表情を見せるのが、器の面白いところ。一緒に使うカトラリー、テーブル、部屋に入る光の加減……。もちろん、どんなスイーツやお料理を載せるかもその人のチョイス次第。
今回は、煎茶堂東京オンラインで販売している、作山窯の『切立プレート』を、パティシエ・三木麻友美さんに使っていただきました。
ほっとする時間に合わせるスタイリッシュな器
焼き林檎とクランブルのお菓子。甘酸っぱい林檎に、シナモンのスパイシーな香り、クランブルのバターの香ばしさが口いっぱいに広がります。
フレッシュな林檎も良いけれど、思いついたら手軽に作れて、より一層美味しく味わえる焼き林檎とクランブルのお菓子は、私のお気に入りのおやつのひとつです。
お菓子に合わせたお茶はほうじ茶。林檎×シナモン×ほうじ茶…この文字だけで美味しい事は容易に想像がつきます。茶葉の苦味や渋みはほとんど感じられず、焙煎されることで生まれた豊かな香りが、焼き林檎の香ばしさと良く合います。
一緒に食べるものの味を邪魔せず、とっても飲みやすいので日頃からほうじ茶を飲むことが多い気がします。
今回、私が使用した器は作山窯の「切立プレート。手触りが良く、サイズ感もコンパクトなので使い勝手が良い一枚です。マットなグレーのスタイリッシュなフォルムがお菓子を引き立てます。
和食でも、洋食でも、デザートでも。日々のどんな食事も一気にモダンな雰囲気を纏わせます。焼き林檎という一見カジュアルなお菓子も、一気にスタイリッシュなお菓子に。
焼き林檎以外に、私がおやつによく作るチーズケーキや、素朴な焼き菓子などもこの器に合わせてみたいな…と色んな想像をさせてくれる、シンプルな器です。
三木麻友美(みき・まゆみ)さん
長野県出身。パティシエ。インスタグラムで自身の作るスイーツを投稿している。Instagram:@jeee.ves
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