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椎茸とお茶のうま味相乗効果で味わう秋の味覚。「肉なし肉じゃが」と「022かなやみどり」レシピ

2020年10月09日

by 煎茶堂東京編集部

日本の食文化に欠かせない「うま味」には、お茶や昆布などのグルタミン酸、鰹節に含まれるイノシン酸、そして干し椎茸のグアニル酸があります。日本で育った人に馴染み深いこの味わいは、第五の味覚として海外でも「umami」と認知されているほど。

うま味は単独で使用するよりも組み合わせることで飛躍的に増すという「相乗効果」があり、グルタミン酸を含むお茶と、この干し椎茸のグアニル酸も相乗効果を生み出す相性のいいペアなのです。

今回は、そんな椎茸のうま味を存分に味わう「肉なし肉じゃが」と、それに合わせる「022 かなやみどり」のレシピをご紹介。じゅわっと溢れる出汁のうま味を、煎茶の苦味がしっかりと受け止めます。

椎茸のやさしい余韻がほっと落ち着く「肉なし肉じゃがレシピ」

「肉なし肉じゃが」というキャッチーな名前のこのレシピは「椎茸祭」の公式レシピ。バターや赤ワインなどを使ってまろやかな味わいになりながら、椎茸のやさしい余韻がほっと落ち着く一品です。

<材料>

2〜3人分

玉ねぎ 1〜2個
ニンジン 1本
椎茸等のきのこ お好きな量
じゃがいも 2〜3個
油揚げ 1枚
オリーブオイル 小さじ2
赤ワイン 小さじ2
バター パンに塗る量の半分
昆布出汁 200㎖
醤油 大さじ2
料理酒 小さじ1
oh dashi(液体だし) 個包装 2包
パクチー お好みで
角砂糖 お好みで

※oh dashi(液体だし)は大さじ1の醤油でも可

【1】材料を切る

玉ねぎは繊維を断つようにひと口大に切り、ニンジンは2㎝角に、きのこは食べやすい大きさに、じゃがいも、油揚げはひと口大に切る。

【2】玉ねぎを炒める

フライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎを炒める。

【3】材料を全て炒める

赤ワインとバターを入れて、ニンジン、椎茸などのきのこ、油揚げを入れて炒め、水分を飛ばし、最後にじゃがいもを加える。

【4】煮込む

昆布出汁、醤油、料理酒、oh dashiを加える(角砂糖を入れてもOK)。落し蓋をして中火で10分、ふたを外してさらに5分ほど煮る。

【5】盛り付ける

好みで生のパクチーを散らして完成!
※他にもお好みで、茹でたブロッコリー、いんげんを加えるのもおすすめ

「肉なし肉じゃが」に合わせる「022 かなやみどり」レシピ

「022 かなやみどり」の香り高さを引き出すには、短めの時間でさっと抽出するのがおすすめ。急須のふたを開けて、茶葉から立ち上る香気も一緒に楽しんでください。

<材料>

・茶葉「022 かなやみどり」4g
・お湯(一煎目)80℃ 120㎖
・お湯(二煎目)85℃ 120㎖

<淹れかた>

【1】一煎目を淹れる

急須に茶葉を入れ、80℃のお湯120㎖を注ぎ60秒蒸らす。茶葉が開いたのを確認し、湯呑に注ぐ。

【2】二煎目を淹れる

二煎目は85℃のお湯120㎖を急須に注ぎ、さっと10秒蒸らして完成。香りとともに、美しい水色も味わって。


まずは「肉なし肉じゃが」の出汁の味わいを口の中で堪能したら、「022 かなやみどり」をひとくち。じんわり広がるまろやかな味わいと、出汁やバターのコクがお互いを引き立てます。

使用した茶葉はこちら

このレシピは「TOKYO TEA JOURNAL」VOL.18に掲載されています。VOL.18のテーマ「椎茸の底ヂカラ」の特集はこちらからご覧いただけます。

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