
お菓子とお茶|こだわりのレモンをぎゅっと楽しむ。パティスリー1904「しまなみレモンケーキ」と「055 つゆひかり 武雄」
2023年04月07日

by 煎茶堂東京編集部
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、エディトリアルデザイナーの小山田倫子さんがおすすめのお菓子について教えてくれました。
地元に愛される「パティスリー1904」
2005年2月、池尻大橋駅と中目黒駅の間の閑静な住宅街にオープンした、パティスリー1904ディズヌフソンキャトル。
お店のコンセプトは「アルチザン(職人)とインダストリアル(工業生産)の融合」だそうで、お菓子づくりの基本とされている伝統を感じさせつつ、どこか温かみのあるお菓子が並ぶお店です。
さまざまな生菓子と焼き菓子が並ぶ店内には子連れのお客様がふらりと入ってきたり、店先の看板にはその日お誕生日を迎えられた方にHappy Birthdayのメッセージが掲げられていたりして、地元の方に愛されている様子が伝わってきます。
こだわりのレモンの美味しさがぎゅっと詰まった「しまなみレモンケーキ」
「しまなみレモンケーキ」で使われているしまなみレモンは、瀬戸内海にある自然豊かな岩城島で太陽をいっぱい浴びて育ったこだわりのレモン。除草剤・化学農薬・防腐剤を使用しておらず、レモンの美味しさを安心して楽しむことができます。
しっとりとしたスポンジはレモンの酸味と甘さのバランスがちょうどよく、柑橘類の酸味が苦手な方でも楽しそうな味わい。コーティングされているレモンの入ったホワイトチョコレートからも、こだわりのレモンの美味しさをぎゅっと楽しめ、レモンの風味が後まで口の中に残る、余韻も楽しめるレモンケーキです。
キャンディのようにキュッと包まれたお包みも可愛らしく、贈りものにも喜ばれそう。
青々とした香りと旨味を楽しめる「055 つゆひかり 武雄」を冷茶で
今回は透明急須で煎れた「055 つゆひかり 武雄」2杯分を、ロックアイスを入れたガラスの片口に注ぎ冷茶でいただきました。
「055 つゆひかり 武雄」は、青々とした華やかな香りと旨味が広がるお茶。レモンケーキをいただいた後にお茶を飲むとお茶の持つ青々とした爽やかさをより感じることができました。
レモンの旬は夏だと思われがちですが、実は冬。11月ごろから春先までが収穫のピークですので、4月は国産レモンの名残りを楽しめる季節です。
春らしい爽やかな空気を感じながら、こだわりのレモンケーキと冷茶でほっと一息ついてみませんか。
お菓子に合わせたお茶
今回使用した器
パティスリー1904「しまなみレモンケーキ」
価格 | 1つ 250円(税込) |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 〒153-0043 東京都目黒区東山2-5-8 カアバ東山1階 |
営業時間 | 10:00-18:00 |
定休日 | 第1、3月曜日 毎週火曜日 |
電話番号 | 03-3792-1904 |
URL | patisserie1904.com |
小山田倫子さん
![]() |
アパレル業界にてプレスなどを経験後、エディトリアルデザイナーへ転身。制作会社や出版社などを経て、2011年よりフリーランス。2012年から裂き布でこものを製作する「noko」の活動も。Instagram:@noko_oya |
関連記事
-
お菓子とお茶(と猫)|ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ「マルガレーテンクーヘン」と「055 つゆひかり 武雄」
2023年05月29日
-
お菓子とお茶|寝転ぶ姿が愛らしい。御菓子司 白樺「たらふくもなか」と「056 やぶきた 臼杵」
2023年05月11日
-
お菓子とお茶|ふんわり柔らかな甘さに心まで包まれる。目白 志むら「九十九餅」と「056 やぶきた臼杵」
2023年05月08日
-
お菓子とお茶(と猫)|味も香りも音も美味。芋屋金次郎「揚げたて芋けんぴ」と「020 さえみどり」
2023年04月24日
-
お菓子とお茶(と猫)|春になると食べたくなる。都松庵「AN DE COOKIE」と「さくらの煎茶」
2023年03月20日
-
お菓子とお茶|日本のブルゴーニュから届くレアチーズケーキ。アトリエ・ド・フロマージュ「フォンテンヌブロー」と「032 つゆひかり 頴娃」
2023年03月08日
-
【2/22は猫の日】猫モチーフが癒されるお菓子を集めました!
2023年02月21日
-
お菓子とお茶|お取り寄せ出来る幸せ。 Cafe de lento「3種類のチーズタルト&スコーン&メープルバター」と「045 おくみどり霧島」
2023年02月20日