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【お菓子とお茶】だまされたと思って食べてほしい。銀座あけぼの「海苔チーズサンド」と「048 鳳春」
2022年01月26日
by 小野寺友麻
東京茶寮・バリスタ 埼玉生まれ。大学では日本語教育を学び、日本語の先生をしていたことも。日本をもっと知りたい、と東京茶寮へ。カレーと紅茶がマイブームです。
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、東京茶寮・バリスタの小野寺が見つけた、ついつい寄ってしまうお菓子屋さんのお菓子と最近好きなお茶のペアリングです。
銀座あけぼの「海苔チーズサンド」
「銀座あけぼの」は昭和23年創業、銀座にあるお菓子屋さん。まだ焼跡の匂いが残る終戦直後、銀座四丁目交差点近くに冬はおしるこ、夏はカキ氷の店として誕生しました。銀座あけぼのは終戦から今までもずっと銀座を見守り続けているのです。
店名の由来ですが、「新しい日本の夜明け」を願う気持ちが「あけぼの」という名前に込められているのだそう。当時は甘いものが大変貴重だったこと、敗戦で疲れ果てた人々の心を和ませるということを活力に今があるのだとか。
煎茶堂東京 銀座店からは歩いて5分とかかりません。お休み前夜に伺い、夜のお茶時間の楽しみにしたり…。季節に合わせて変わるお菓子に目移りしつつ、今のところの一番は「白玉あんず大福」。
そして実はずっと気になっていたのが、今回紹介する「海苔チーズサンド(16個入り 918円税込)」です。レジ前のポップには「だまされたと思って食べてほしい」の一文。買ってみない手はないのです。
サクッと、パリッと、そしてクリーミーに。
一見、普通の海苔おかき。しかしただの海苔おかきじゃない。さくさく食感のおかきの間には、クリーミーで濃厚なチーズが挟んであるのです。
香ばしいおかきに、ほんのり甘いまろやかなチーズ、香り高い国産の海苔がおいしく重なります。おかきには”みやこがね”というもち米の王様と呼ばれる品種を使用。
おかきがサクサクなのはもちろん、くるりと巻かれた海苔もパリパリ。その二つを取り持つようにチーズが優しく口の中に広がります。
一つずつ個包装になっているので、ちょっとした休憩やご家族やお友だちとお茶をするときにもいいですね。甘塩っぱいのが病みつきに。一つ口に入れれば、もれなく二つ、三つと止まらなくなることでしょう。
おかきには、お茶が合うのです
今回合わせるのは、京都府産の「048 鳳春」。旨みが特徴的で”透き通ったスープのよう”と表現されるお茶。低めの温度で淹れると特に、色んな食材を使っているのでは?と思わせるような味わいが…。
京都のお茶が好きな方、旨みのお茶が好きな方にはもちろん、旨みって何?という方は是非体験してほしい一杯です。わたしも実は旨みが得意ではないのですが、たまに飲む旨みは堪らなく美味しい。日本酒をチビチビ飲むように、チビチビとお茶を嗜みたいのです。
おかきとお茶は合いますね。「海苔チーズサンド」をサクッと齧りつつお茶を口にすると、海苔はほろっと解け、おかきは食感を変えます。おかきの塩味とお茶の旨みは次の一口を促し、チーズとお茶のまろやかさが重なります。
特別な日のケーキや大福もいいけれど、ちょこっとおうちに常備できる手軽なお菓子が丁度いい。改めて今回気づかされましたが私、毎日の中にいてくれる背伸びしないお菓子が好きなのです。
銀座あけぼの「海苔チーズサンド」
価格 | 16個入り 918円(税込) |
販売期間 | 通年 |
販売場所 | 銀座あけぼの 銀座本店 〒104-0061 東京都中央区銀座5-7-19 |
電話番号 | 03-3571-3640 |
営業時間 | 10:00-21:00(月-土) 10:00-20:00(日・祝日) |
URL | http://www.ginza-akebono.co.jp/ |
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