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【お菓子とお茶】まるで打ち上げ花火!夏のフルーツパフェを包み込んだ五條堂の「鴻池花火」と「016 むさしかおり」
2021年07月15日

by 神まどか
おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回、食いしんぼうデザイナーの神(じん)が紹介するのは、新しい夏のお茶のおとも。トロピカルな果物がぎゅっと詰め込まれたフルーツパフェ大福「鴻池花火(こうのいけはなび)」です。
五條堂の「鴻池花火」
1975年に創業した「五條堂」は、和菓子職人の柴田敏伸氏によって創業した大阪の和菓子屋さん。現在は二代目の柴田彩さんによって新たな和菓子が作り出されています。
柴田彩さんは、産まれた時から当たり前の様に和菓子が身近にある環境で育ったそう。「こころはずむ和菓子」を掲げ、主にフルーツと和菓子を組み合わせたお菓子が多くみられます。
学生時代・社会人の頃、
ご両親の苦労を近くで見ていた柴田さん。その大変さを間近で実感していたため、初めは「絶対なりたくないと思っていた」のだとか。お父様が体調を崩されたのがきっかけでお店に入るも、和菓子の作り方はおろかお給料ももらえない日々が続きます。
だったらできることから!とお金のかからない方法で注文を伸ばし、新商品の企画・販売・PRまで一貫して行った柴田さん。そうすることで商品を作ることの楽しさを知ったのだそう。
他のスタッフから聞くと、初代は「自分の力で作れるようにならないとダメなんだ」と言っていたらしく「その厳しさでハングリー精神が鍛えられたと思う」と柴田さんは言います。
今回選んだ「鴻池花火(こうのいけはなび)」は、5種類のフレッシュフルーツ(ブルーベリー、オレンジ、バナナ、フランボワーズ、パイナップル)と生クリーム、こし餡を滋賀県産羽二重餅で包まれたスペシャルな大福。
パッケージも花火玉のようなあしらい。夏の贈りものにもぴったりです。
冷凍のままで!口の中で溶けていく二重餅とこし餡
子どもの頃、実家に届く夏のお中元といえば「フルーツゼリー」。フルーツゼリーと水ようかんのセット、みたいなものもありましたよね。
仏壇に手を合わせてから品定めをして頂いていた幼少期の思い出。今思えば贅沢なのですが、フルーツゼリーばかりが並ぶ様子に少しうんざりしていたのも正直なところ。
ああ、そんな時にこの最強の大福があったなら…!親戚の子どもたちと争奪戦になっていたに違いありません。
「鴻池花火」は、冷凍便で届きます。届いた後も冷凍保存。冷凍のまま切ると綺麗に切り分けられるので、食べる直前に冷凍庫から取り出すのがおすすめ。
もし食べ方マニュアルがあるとするなら、まずはこの断面にうっとりするところから。夜空に散る花火のような鮮やかさは他のフルーツ大福には見られないのでは。
解凍してモチモチの大福を頂くのも美味しいのですが、わたしが好きなのは半解凍のまま食べること。口の中の体温で二重餅とこし餡、生クリームがどんどん溶けていって、後からフルーツの甘酸っぱさが追いかけてきます。
ちなみに名前の「鴻池(こうのいけ)」は、大阪の地名。花火が好きだった初代は、花火大会があったら仕事の手を止めてでも行っていたのだとか。そんな初代を見て、花火大会が地元・鴻池の近くにあったら嬉しいだろうな…と考えた柴田さん。
自分にできることは、和菓子を作ることだけ。「大福で花火大会を味わってもらうには」とアイデアを膨らませ、たくさんの果物が花火玉のようにぎゅぎゅっと詰まった「鴻池花火」が誕生しました。
この和菓子には、花火大会を見た時のように、食べて心弾むような気持ちになってくれたら…という思いが隠されているのです。
そんな素敵なエピソードを持つ「鴻池花火」のペアリングには瑞々しい飲み口の水出し茶を。自宅にある茶葉の中で「016 むさしかおり」をチョイスしました
「016 むさしかおり」の水出しで甘さを引き出す
「鴻池花火」は、生クリームとフルーツ、こし餡、二重餅で構成されています。ペアリングする上で注目したいのは「生クリーム」と「フルーツ」。あっさりしすぎるものだと「鴻池花火」のパンチが効きすぎてしまい、旨味の強すぎるものは生クリームと喧嘩してしまう。
「016 むさしかおり」は、お湯で抽出すると樹皮のような良い香りが特徴の品種なのですが、水出しで抽出するとガラッと違った表情を見せてくれるのです。
じっくり茶葉を開かせることで、突き抜けるような甘みを持ち、ほのかな旨味が後に向けてじんわり漂う一杯に。「鴻池花火」のパイナップルやバナナなどの南国の果物とも仲良く手を取ってくれます。
低温で淹れることで、高温での抽出とは全く違った味わいになる煎茶。水出しにすることでトロピカルなムードを感じる「053 はると34」とも、いつか合わせるのが楽しみです。
五條堂「鴻池花火」
商品名 | 鴻池花火 |
価格 | 4個入り 1,680円(税込) |
販売場所 | GOJODO-五條堂- 本店
〒578-0973 大阪府東大阪市東鴻池町1-5-7 GOJODO-五條堂- 梅田阪神店 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-13-13 B1 オンラインストア |
電話番号 | 072-963-4331(五條堂 本店) |
営業時間 | 本店
9:30~19:00(定休日 火曜日) 梅田阪神店 梅田阪神に準ずる |
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茶漉しを洗うのが苦手で、お茶を入れることにためらいがありましたが、この急須は茶漉しが浅く洗いやすい。本体も蓋も凹凸が少なくて洗いやすく楽に清潔に保つことができ、お茶を入れるハードルがぐんと下がりました。
二級品を購入しましたが、正直私にはどうしてこれが二級なのかがわからないレベル。大事に使っていきたいです。
このコップをメールで見て一目惚れして即購入しました!何より乳白色の色味が好み過ぎて…サイズも60mlって知った時はちょっと小さいかな?とも思ったんですが煎茶堂東京さんの透明急須で丁度2人分になって、1煎目を2人分作ることが出来るのでとても重宝しています。色味がランダムなので欲しい色味が来るかどうかは運要素強いですが買う価値ありです。
自分用に購入したものを長年愛用していますが、耐久性が良く汚れも目立ちにくいです。友人にも勧めたく、購入しました。贈り物としても高級感がありとても良いです。
芳ばしい香りがとても良いです。味も深みがあり、気持ちを落着けたい時に飲みたくなります。何杯かいただいてから、にこまる玄米を足して飲むのが好きです。
最後まで美味しくお茶が頂けます。
同僚にプレゼントしましたら、センスが良いとのお言葉を頂き嬉しく思ってます。大変喜ばれますよ。お勧め致します。
毎月3種類のお茶が楽しめます。
6月は和紅茶、新茶、ほうじ茶の3種類でした。
スモーキーほうじ茶は、想像以上に燻製の香りが漂い、味はさっぱりしていて美味しかったです。
来月も楽しみです。
定期便が届いた日、中に入っていた新茶を家族と一緒に飲みました。その日は皆でとても疲れて夕飯もほとんど喋らず食べましたが、新茶を飲んだ後「なんだか元気が出た〜」と言って皆笑顔に。「また飲みたい」とリクエストされました。
香りも爽やかで甘味もあってとっても美味しかったです。
オーバル型の木皿が欲しくて探しておりましたら、タイミングよくこちらのお店で素敵なお皿に出会いました。美しいし、軽くて洗いやすいし、
購入して本当に良かったです。
大切に使わせて頂きます。
毎月、3種類の日本茶が届きます。産地や製法によって、味が違うのがおもしろかったり、和紅茶や烏龍茶などもあったりと、日本茶が身近になりました。
いれる時間から、香りや色を味わって、飲んで癒されてます。
普段から何の気なしに頂くお茶ではありますが、普段使いの域を出ないのもお茶だと思います。
お接待で頂くお茶の美味しさに感動するも、なかなか好みのお茶探し迄はたどりつけず…。
でも、このtokyo tea journal 毎月楽しく3種類お試しでき、気に入れば購入も出来るので、美味しいというレビューだけど…どうかなぁ?や、買ってみたけど口に合わない〜の心配もないのが素敵です。
更に届いたお茶とのマッチングや説明まで綺麗な写真や絵も添えられた冊子も届き、至れり尽くせりです。
こんなに大切に届けて頂け、自分好みのお茶に出会える、毎月の楽しみです。