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【お菓子とお茶】愛され続けて68年。マッターホーンの「ダミエ」と「010 ふくみどり」でとっておきのティータイム

2020年12月30日

by 神まどか

煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。

おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、おすすめしたい“とっておき”のペアリング菓子をご紹介します。

今回、食いしんぼうデザイナーの神(ジン)が紹介するのは、68年間愛され続けている麗しのケーキ「ダミエ」です。

マッターホーンの「ダミエ」

学芸大学駅から徒歩3分の場所に店を構えるマッターホーンは、1952年創業。お菓子を買いに行くと必ずマッターホーンのお菓子を求める人で賑わっている、常に地元の人々に愛されてきた洋菓子店です。

今回選んだ「ダミエ」は、そんなマッターホーンの創業当時から作られている代表的な一品。味わいはもちろん、食べる前にじっくり観察してしまうほど。その美しい断面には、パティシエの工夫や“創造することの楽しさ”を感じます。

ケーキを包む、鈴木信太郎氏のイラスト

マッターホーンならではのケーキは他にもたくさんありますが、人気のダミエは外せません。ティータイムに欠かせないお茶菓子の中でも、ダミエは間違いなく主役級。

ダミエのために学芸大学駅に向かい、ダミエのためにティータイムを設け、ダミエのためにお茶を淹れる…………そんな何重もの手間をかけてでも食べたい、魅力的なケーキです。

パッケージは、西荻窪・こけし屋と同じく、画家・鈴木信太郎氏のイラストが使用されています。缶の収集癖がある私。マッターホーンのクッキー缶は今、自宅でチェキ入れに使用しています。(イラストのサイン「す.」が本当に好きです)

マイ・スタンダード&トライ。自分の世界を広げるティータイム

バタークリームとチョコレートがメインのダミエには、「022 かなやみどり」と「010 ふくみどり」を合わせます。ミルクようなまったりした香りが漂う「022 かなやみどり」は、いつもの間違いない味。


一方、個人的に最近お気に入りの「010 ふくみどり」は、一煎目は香り高い花のような上品な香り。二煎目の少しまろやかに落ち着く味わいが飽きのこないペアリングに。

最近は、1つのお菓子に対して2種類以上のお茶を淹れて、夫とどちらが好みか言い合う遊び(?)がお気に入り。去年はあまり飲む回数の少なかった「010 ふくみどり」の美味しさを今年改めて発見できて、自分の中のお茶の世界という極めて小さな世界を広げる楽しさを感じています。


マイ・スタンダードもいいけれど、チャレンジも忘れずにいきたい。今回マッターホーンに行って目をつけて狙っているケーキ「モンテローザ」は、次回必ず持ち帰る予定です。

マッターホーン「ダミエ」

商品名 ダミエ
価格 300円(税込)
販売期間 通年販売
販売場所 マッターホーン
〒152-0004 東京都目黒区鷹番3丁目5-1 カワムラビル
営業時間 9:00〜18:30(水曜定休)
URL https://matterhorn-tokyo.com/
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