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【お菓子とお茶】定番だけれどこだわり溢れる深緑堂の手作りあんみつと「039 さきみどり 出雲」で大人のしっとり時間
2020年12月15日
by 小野寺友麻
東京茶寮・バリスタ 埼玉生まれ。大学では日本語教育を学び、日本語の先生をしていたことも。日本をもっと知りたい、と東京茶寮へ。カレーと紅茶がマイブームです。
おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。
今回は、社会人になりあんみつの美味しさに気付いてしまった、東京茶寮・バリスタの小野寺がおすすめする、あんみつとお茶のペアリングです。
あんみつの深緑堂、その名も「あんみつ」
東京スカイツリーの近くにある「深緑堂」は、2014年にお店をスタートしたあんみつ専門店。1日50食限定であんみつの販売をしていて、夏はかき氷、冬はおしるこを提供されていたりも。
食材を厳選して手作りされたあんみつは、お店の方の笑顔もプラスされて更に美味しさが上乗せされています◎
店内飲食もできますが、今回はテイクアウトをしてお茶と合わせました(1つ550円税込)。
店内で頂くと、手作りの白玉が付いてきたりアイスのトッピングができたりするのでお時間がある方はゆっくりお店でも召し上がって欲しいです。(わたしも今度ゆっくり伺います!)
実は幼いころ、寒天やみつ豆が得意ではなかったわたし(なのでここではあんみつを“大人の味”と表現させていただきます)。いつからか食べられるようになってからは、定期的に食べたくなり、夏場は毎日のように心太を食べていたりもします。
いくつかあんみつのお店に伺っていますが、こちらのどこのとも比べられない美味しさが忘れられないのです…!
美味しいあんみつは数あれど、ここでしか食べられない手作りの味
ぷりっとした寒天は独自にブレンドされており、丁寧に漉された北海道産のあんこはしっとりなめらか。黒蜜は沖縄県産の黒糖を使用しています。
それぞれを食べてもいいのですが、全てのパーツを一気にスプーンの上に乗せて口に運べば、何とも言えない幸福感。丸々としたあんずは瑞々しく、求肥のもちもちとみつ豆のほのかな塩味が味わいのアクセントになります。
あんみつは数ある甘味処でいただける定番なので、召し上がったことがある方が多いのではないでしょうか。それぞれのお店の味やこだわりが詰まっていますよね。みなさんのお好みの味がありましたら、何かの機会にぜひ教えてくださいませ!
すっきりしっとり、今だからわかる“大人”のお茶時間
幼いころ、あんみつがあまり好きじゃなかったわたしにとって“大人の味”のあんみつに合わせるのは「039 さきみどり 出雲」。
偶然だったのですが、このお茶のライナーコピーにも“大人の味”というワードが…。旨味と苦味が共存し、飲めば飲むほど舌に馴染んでいくそんな一杯。大きく鎮座するあんずの甘酸っぱさとの相性がたまらない組み合わせでした。
「039 さきみどり 出雲」のライナーコピー
時を同じくして【お菓子とお茶】を執筆していた古川さんの「みすゞ飴」にもあんず味があり、あんず×「039 さきみどり 出雲」という共通のペアリングが完成していました。
店内で頂く際には一緒にほうじ茶が提供されるので、次回は「006 ゆたかみどり 知覧」の焙煎香と合わせてみたり、「038 山の息吹」の優しさと合わせてみたいな、と思いつつ一瞬で完食してしまいました(笑)
あんみつの深緑堂の「あんみつ」
商品名 | あんみつ |
価格 | テイクアウト1つ 550円(税込) |
販売期間 | 店舗にお問い合わせください。 |
販売場所 | あんみつの深緑堂
〒131-0033 東京都墨田区向島5-27-17 |
URL | https://twitter.com/shinryokudo |
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