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【お菓子とお茶】レトロなお菓子。村岡総本舗「シベリア」と「032 つゆひかり頴娃」でおうち喫茶
2020年11月26日
by 煎茶堂東京編集部
世の中の変化で、気軽に外出がためらわれるのが悲しくもありましたが、自宅での時間を楽しむきっかけにもなりました。大事なグラスを取り出し、おいしいお茶とおいしいお菓子を用意して、おうちお茶時間を過ごすこと。ゆっくりお茶に向き合ったり、おいしいものを合わせたり、好きな雰囲気を演出してみるのが幸せです。
今回、韓国ソウル出身/煎茶堂東京の李(り)が紹介するのは、昔なつかしい昭和のお菓子。おうち喫茶をテーマに過ごした、私のレトロなティータイムをお伝えします。
昭和のお菓子・村岡総本舗「シベリア」との出会い
今回私が選んだのは、佐賀県小城市に本店がある「村岡総本舗」のシベリア。「村岡総本舗」は、1899年(明治32年)創業の、江戸時代からの伝統製法の煉り羊羹である「小城羊羹・特製切り羊羹」が有名なお菓子屋さんです。
シベリアは色んなお店で販売されていますが、「村岡総本舗」のシベリアは伝統的な長崎カステラを使用。カステラに合わせて選んだ自家製餡を、羊羹とカステラの間に挟み、5層の贅沢に仕上げられています。
「村岡総本舗」公式サイトより。シベリアの断面図、萌えます。
クリスマスを連想させるパッケージカラーは、今の時期の手みやげにもオススメ。西日本・関東を中心に店舗を持ち、オンライン販売もしています。(1個486円税込)
ふあふあ・なめらか!どこか懐かしいシベリアの味
日本の皆さんはシベリアをどのタイミングで知るのでしょうか?私は、ツイッターで初めて「シベリア」を発見し、お菓子なのかパンなのかわからない見た目にひと目惚れしました。
調べてみたら、「シベリア」は昭和からあるお菓子でしたが、韓国から来た私にとっては「はじめまして」の存在。かわいいパッケージとシベリア自体のビジュアルに惹かれてすぐにお取り寄せをして、待つ時間から既にワクワクが止まりませんでした!
初めて食べた「シベリア」は、どこか感じるあたたかい懐かしさに、ホッと肩の力が抜けます。ふあふあのカステラに、なめらかなつぶ餡と柔らかい羊羹がサンドされた「シベリア」には、暖かくて濃厚なお茶を合わせたい!と自然に「032 つゆひかり 頴娃」のことを思い出しました。
レトロなお菓子で楽しむ、おうち喫茶
お菓子に合わせて、レトロなグラスとお皿を用意。ささやかなセッティングが楽しいおうち喫茶です。
甘いシベリアには、深蒸しならではの濃さが特徴の「032 つゆひかり 頴娃」の二煎目と合わせるのがオススメです。「シベリア」を一口ほおばって、そのまま「032 つゆひかり 頴娃」を味わう…バターの風味が濃厚なカステラはとろけ、お茶の苦味とあんこが合わさって、なんともまろやかで柔らかい香りが鼻を抜けます。
基本のお茶の淹れ方はこちらから。
おいしいものを見つけたらどんどん紹介したくなる私。 皆さまにもこのハーモニーをお届けしたいです。濃い緑色をする「032 つゆひかり 頴娃」の深い水色は、味だけではなく目にも楽しい時間になります。
「シベリア」は糖度の高いお菓子なので、「032 つゆひかり 頴娃」の他にも、深蒸し煎茶と合わせるのがオススメ。あんこ×バターの組み合わせのお菓子を選ぶときには、エスプレッソのように深くさっぱりする「035 さきみどり 彼杵」や、ほどよい渋みが全体を引き締めてくれる「027 CA278」も、合う組み合わせなのでは。
テーマに合わせて、お茶やお菓子を用意して楽しむ“おうち喫茶”。次はどんなテーマにしようか、と計画を立てるところから楽しいティータイムです。
村岡総本舗「シベリア」
商品名 | シベリア |
価格 | 1個 486円(税込) |
販売期間 | 通年販売 |
販売場所 | 村岡総本舗 本店
佐賀県小城市小城町861(須賀神社前) 店舗情報:https://muraoka-sohonpo.co.jp/tempo |
URL | https://muraoka-sohonpo.co.jp/ |
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