- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 四十沢木材工芸
- 阿部春弥
- 天野千香
- 荒賀文成
- 安齋新・厚子
- 飯高幸作
- 石田誠
- 伊藤萠子
- 稲村真耶
- 入江佑子
- 色原昌希
- Eliu
- 遠藤岳
- 淡海陶芸研究所
- 大江憲一
- 大澤知美
- おじろ角物店
- 小野陽介
- 角田清兵衛商店
- 樫原ヒロ
- 加藤かずみ
- 紙上征江
- 亀田大介
- 亀田文
- 北井里佳
- 紀平佳丈
- 黒川登紀子
- 光泉窯
- 児玉修治
- 後藤睦
- 後藤義国
- 小林裕之・希
- 小宮崇
- 齋藤有希子
- 作山窯
- 酒匂ふみ
- SHISEI
- 清水なお子
- シャンブリートリオ
- 秀野真希
- 松徳硝子
- 白鷺木工
- 須原健夫
- 瀬戸國勝
- 千田稚子
- 相馬佳織
- 高木剛
- 高橋禎彦
- 竹下努
- 多田佳豫
- 只木芳明
- TATA pottery studio(田中大輝)
- タナカシゲオ
- ちいさな手仕事
- 蝶野秀紀
- 塚本友太
- 土井善男
- とりもと硝子店
- 中里花子
- 中原真希
- 中村譲司
- 中村豊実
- 萩原千春
- 畠山雄介
- はなクラフト
- 濱岡健太郎
- 林沙也加
- 広末裕子
- フじイまさよ
- 藤村佳澄
- 船串篤司
- 古谷宣幸
- 文山窯
- 堀宏治
- 三浦ナオコ
- 水野悠祐
- 光藤佐
- 南裕基
- 三野直子
- 三輪周太郎
- mrak
- 村上雄一
- 村田匠也
- 森岡希世子
- 山田哲也
- YŌKI
- 横山拓也
- 李荘窯
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 渡辺キエ

【前半】試飲茶会 2023年11月販売のシングルオリジン煎茶3種を飲み比べてみました!
2023年11月06日

by 小野寺友麻
東京茶寮・バリスタ 埼玉生まれ。大学では日本語教育を学び、日本語の先生をしていたことも。日本をもっと知りたい、と東京茶寮へ。カレーと紅茶がマイブームです。
煎茶堂東京で取り扱っているシングルオリジン煎茶は60種類以上(2023年11月時点)。その中でも、通年販売している茶葉と、期間を限定して販売している茶葉があります。
今回は、2023年11月から販売を開始するシングルオリジン煎茶3種をご紹介!
煎茶堂東京 銀座店ティーコンシェルジュ・四本と、東京茶寮バリスタ・小野寺が試飲してお茶会を行った様子を写真と一緒にお伝えします。
「たくさん種類があるけどどんな味なの?」「どう違うの?」「私が好きなお茶はどういうもの?」など、お茶を選ぶときの参考にご覧ください。
061 てんみょう(京都府産)
販売時期 | 11月〜12月 |
特徴 | じわりと体に染み渡る深い旨みの余韻が広がる。爽やかな被覆香が混じる抹茶のようなテイスト。 |
020 さえみどり(鹿児島県産)
販売時期 | 11月〜12月 |
特徴 | 濃厚な海苔の香りがするボディ感のあるテイスト。煎茶らしい上品な後味が長く続く王道の味わい。 |
029 めいりょく(静岡県産)
販売時期 | 11月〜12月 |
特徴 | ひとくちで香りが3度変化する。はじめは青くクールに、口の中で穀物のように甘く香り、後から紅茶のように香る。 |
小野寺:
「おはようございます。早いもので11月です…! 信じがたいですが2023年も残り2ヶ月を切りました」
四本:
「おはようございます。1年は早いですね。今月は京都と鹿児島と静岡の3種類のお茶をご紹介します」
小野寺:
「京都のお茶は初めて登場なので楽しみです。すっかり涼しさも増して、温かいお茶がより美味しく感じる季節です」
四本:
「季節が変わると飲みたいお茶も変わりますよね。また新しいお茶と出会うきっかけになると嬉しいです」
抹茶のように香ります。京都の玉露「061 てんみょう」
小野寺:
「まずは初めての取り扱いとなる京都の玉露、『061 てんみょう』という品種のお茶です」
四本:
「このお茶は京都の茶業研究所で『さみどり』の自然交雑実生から選抜・育成を行い、2006年に碾茶(てんちゃ)用として登録された品種だそうです」
小野寺:
「『さみどり』は抹茶でもよく使われる品種です。『てんみょう』はその特性を継いでいるようですね」
四本:
「茶葉がもの凄く濃い緑です! 特徴としても覆い香が付きやすいとのことですが、海苔のような香りも感じます」
小野寺:
「茶葉はふわふわとしていて柔らかそうです。そして濃い緑色が本当にきれい…。今回は初めてなので基本のレシピで淹れていきましょう。茶葉は4g、70℃のお湯を120㎖注いで1分20秒待ちます」
「お湯を注ぐと更に緑が濃くなりますね。このお茶は浅蒸しですが、茶葉がすごく大きいわけではないですね。茶葉が優雅に開いていきます。淹れているときの香りも旨みを感じますが優しい印象です」
小野寺:
「玉露らしく、淡い緑の水色が美しいです。目で見て、そして香りでも優しい印象ですが味わいはどうでしょうか。いただきます」
四本:
「ジワ〜っと口の中に広がっていきます。旨みも感じるのですが、香りと同様に優しく柔らかい印象です。口当たりもなめらかです」
小野寺:
「玉露にはとろみがあるものもありますが、このお茶はまろやかさがありながらサラっと味わえます。繊細な味わいで、自分の感覚も繊細でありたいと思う一杯です。向き合いたいお茶…小さな器でしっとりと堪能したいです」
四本:
「香りのインパクトより味わいは繊細なので、起き抜けにお茶を淹れながら目覚めたいです。味わいにも香りにも青々しさを感じます。そしてこのお茶も温度が落ち着くと味わいを感じやすくなりますね」
小野寺:
「甘みと旨みだけではなく苦みも感じるので、バランスがいい印象です。そして余韻もあります。一煎目の余韻を感じながら二煎目も淹れていきます。80℃のお湯を注いで10秒ほど待ちます」
四本:
「二煎目は、一煎目より水色が出ます。茶葉の香りには甘さを感じます」
小野寺:
「この澄んだ緑、美しいですね。少し花っぽい印象なのかな…青々しさも感じる香りです。味わいが変わりました。一煎目はだんだん変化がある印象でしたが、二煎目は甘みと苦みが同時に来ます」
四本:
「香りは甘いですが、味わいはどちらかというと苦み。青々しさを含んだ苦みで、決して強くはないですが段々重なっていくような感覚です。そして茶葉がよく開いています」
小野寺:
「一口飲むごとにまた新たな味を感じられるような…そんなお茶です。お茶の甘さも幅があることを改めて考えさせられる一杯かもしれません。この甘さと香りは抹茶でも感じたことがあります。一煎目で感じた、甘・旨・苦そして青さは抹茶にも似たような方向性を感じます」
四本:
「そうですね。覆い香、いわゆる海苔感を感じたのも一煎目でした。二煎目も余韻は長めです。味わいがとても強いというわけではないですが、あと引く味わいがあります。今回は特にお茶に集中していて思いつかないのですが、合わせたいのは和食ですね。京都の玉露はお豆腐と合わせたくなります」
小野寺:
「寒くなってくるので、お鍋や湯豆腐もいいですね。今までの玉露だと、『062 ごこう』は少しごぼうのような香りで、『044 うじみどり』は上品で華やか。『049 あさひ』が青々しさと苦みがありました。そういう意味では、この『061 てんみょう』と似ているかも」
四本:
「最後は玄米を加えて玄米茶です。改めて玉露で玄米茶は贅沢かと感じますが、一つのお茶で色々な飲み方で味わってみたいと思います」
小野寺:
「三煎目の水色も澄んだ緑です。味わいは強くないと話していましたが、玄米の香ばしさに負けずしっかりと支えてくれていますね。玄米の香りを立ててくれていて、香ばしさとも合います」
四本:
「このお茶は煎を重ねるごとに甘みが増している感覚があります。高貴な印象と言いますか、大人な一杯かもしれません」
小野寺:
「少しずつ嗜む日本酒のようにお茶と向かい合いながら、これだ!というペアリングを探求したい一杯です」
「061 てんみょう」の味わいノート
・一煎目、旨みを感じるが香りと同様に優しく柔らかい印象。甘みと旨みだけではなく苦みも感じ、バランスがいい印象。余韻も味わえる
・二煎目、甘みと苦みが同時に楽しめる。香りは甘いが味わいはどちらかというと苦み。飲む程に複雑さを感じる
・玄米茶、玄米の香りを立てていて香ばしさとも合う。煎を重ねるごとに甘みが増している感覚がある
・お豆腐と合わせたい。寒くなるのでお鍋や湯豆腐。
後半の記事はこちら
こちらのページでご紹介した商品関連記事
-
【日本茶だより】8月のお茶一覧。夕涼みに寄り添うお茶とともに
2025年08月01日
-
煎茶堂東京 7周年記念缶「やえほ」心落ち着ける一杯。【2024年11月試飲茶会】
2024年11月06日
-
芋栗かぼちゃと合わせたい。華やかな香りと濃厚な苦渋み『063 さやまかおり』【2024年10月試飲茶会】
2024年10月10日
-
味覚を研ぎ澄ましていただきたい一杯。京都府産の玉露『061 てんみょう』【2024年10月試飲茶会】
2024年10月10日
-
奈良県の土地が産んだ幻の品種。まるで玉露『043 やまとみどり』【2024年9月試飲茶会】
2024年09月02日
-
食欲の秋に大活躍!?濃厚で複雑で濃緑な鹿児島県産『036 みなみかおり』【2024年9月試飲茶会】
2024年09月02日
-
インドの血統×萎凋香=甘く華やかなジャスミンのような香り。『017 藤枝かおり』【2024年9月試飲茶会】
2024年09月02日
-
【10月号】TTJ VOL.66
2024年09月02日
亀田文さんの面取り鉢と同時購入しました。形の可愛らしさと柔らかな感じが気に入り、実際手元に届き、やはり形の綺麗さ、可愛らしさに満足ですが、思ったより底面積が小さいので、薬味やタレ、プチ菓子(練り切り1つ)を入れるサイズ感で、ワンプレートに乗せる豆皿のようにも使おうと思っています。
亀田文さんの器は前々から購入を考えていて、今回決心して家族分購入しました。
本当に使い勝手がよく、なかなかこの深さでこの形は見かけず、和・洋・中・デザートまで、何にでも合わせられます。買って良かったと思える優秀な器です。
とてもしっかり梱包していただきあ、また適宜メールでのご連絡もあり、信頼できるお店でだと思います。
また、機会があれば宜しくお願い致します。
黒豆も生姜も香りや香ばしさが際立っていて美味しくいただいています。豆乳ティーにしても香ばしさが残って楽しんでいます。今後も購入すると思います。
待ちに待ったティーポットを購入する事が出来ました。
早速お茶を淹れてみました。
とても美味しく淹れる事ができました。
素敵なティーポットで大変気に入りました。
お茶好きの友人へのプレゼントで購入しました。
見た目の美しさはもちろん大きさもちょうどよくとても喜んでもらえました。
1日のなかで素敵なティータイムを過ごしてもらえそうです。
久しぶりに大好物のドライいちじくをいただきました。いちじく本来のほんのり甘い品のいいお味が凝縮されていて、噛めば噛むほど口のなかに甘みが広がります。程よい柔らかさと粒々食感も最高です。今回は「はるもえぎ」と共にいただきました。
昨年、賞味期限前の値引きの時に購入しました。美味しかったので再購入。少しお高いですが非常に美味しく、緑茶と合わせると最高です。ケーキより糖分が少なく、タンパク質が取れるのも良いと思います。
私は毎朝、起床時に緑茶を飲むのが習慣になっています。当初は緑茶が飲めればそれでよかったのですが、見た目や雰囲気も含めてお茶の時間を楽しみたいと考えるようになり、素敵だなと思える茶器を探していました。そんな中、この急須を見つけました。
約180mlのお湯が入る容量があり、1人でコップ1杯分飲むのにちょうどいい大きさです。2杯目、3杯目を2人で分け合ってもいいし、同じデザイナーさんの小さな湯呑みなら60mlを3人分に分けて振る舞えます。
大きすぎず、小さすぎず、程よくミニマムな大きさが私の用途にぴったりでした。また、見た目はシンプルで美しく、手触りも良いです。お気に入りの急須です。
華やかさと爽やかさを兼ね備えた甘みのあるお茶。これだけで満足感があり、気分転換したい時などにチョイスしています。
お茶請けを用意するなら洋菓子にも合わせやすく、紅茶やコーヒーはちょっと重い…という時にも。
特に柑橘系など、香りの良いお菓子と合わせるとお互いが引き立つのでおすすめです
お店で頂いた香駿の冷茶が素晴らしく美味しく、茶葉によってこれほどまでに違うのかと、私の中での新たな扉が開いたお茶でした。
あの香りが忘れられないのですが、茶葉の量か、水なのか、自分で淹れるとなかなかあの美味しさにたどり着けずにいます。
通年販売のお茶ということもあり、ほぼ1年を通して楽しんでいます。
お茶だけでも美味しいですが、甘味とも塩味どんなお茶請けとも相性が良いです。
餡子系などの和菓子の美味しさを引き立て、バター系などの洋菓子にも負けない存在感。
にこまる玄米とも相性が良いのでおすすめです。
人を選ばないバランスの良さがあり、それでいて誰に出しても「美味しい!どこのお茶?」ときかれる確かさから、誰かに緑茶をおすすめしたり、贈る際にはこの茶葉からというひと品です。
コロンぽてっと、触り心地が良くて、丁度良いサイズの塩壺でした。少し黄味かかったベージュのお色にホッコリ癒されます。可愛さ満点のお品ですが、シンプルなデザインの為、どんなキッチンにも馴染んでくれるのではないでしょうか。私は出しっぱなしにして、ずーっと使い続けていきたいです。
こういったサブスクリプションの良い点は、お茶の選択に自分の意思が介在しないところだと思います。自分で茶葉を選ぶと同じような傾向になってしまいがちですが、普段自分では選ばないであろうお茶に自動的に出会えるのは、幅広く経験したい人には最適です。量と価格もちょうど良いです。
黒檀のお箸を使っていて、合う箸置きを探していましたところ見つけました。とても相性が良いです。大きさ、安定感、高さ かわいい要素。とても良いです!大切にします。
毎月届くお茶は、普段慌しく生活している私に、癒しの時間を与えてくれます。様々な香りや味に出会えるこのシステムも気に入っています。もし、聞いていただけるなら、煎茶のみのコースも作っていただけると有り難いです。煎茶の奥深さに気づけたのがこのサイトからだったので、今のコースに合わせて、煎茶のみのコースを作っていただけることをのぞみます。
お茶の風味とペアリングで季節を感じられ、冊子を読みながらほっとひと息つけるのが癒しになっています。TOKYO TEA JOURNALのおかげでこういう時間を自然と作れるようになりました。
昔、ここのお茶を頼んでて、辞めちゃったんですけど、やっぱり、また、ここのお茶が、恋しくなり、頼みたくなるくらい、美味しいんですよね。色々なお茶が、飲めるのが、いいんですよ。
記載されているように液だれはなく、気にせず安心して飲み物を頂けます。また通常の持ち手と比べ角張っているからか滑りずらく持ちやすいです。
濱岡さんの作品はどれも使いやすく、長く愛用できる品々ばかりです。
ちゃんとした茶器を使った事はなかったのですが、見よう見まねで冷茶を入れたピッチャーと茶杯を用意して毎日いただいてます。
茶杯は5、6口程の量なんですが、茶杯には氷を入れず、常にピッチャーで程よく冷えたものをいただけるので、じっくりとお茶を味を楽しめ、また素敵な雰囲気も味わえて、とても満足しています。
高橋さんのグラスは、円やかという表現が正しいのでしょうか、薄すぎも厚すぎもない絶妙な厚さと相まって、ガラスなのに持った感じや、口の当たるところに角というか硬さを感じない不思議な趣きがあるんですよね。とても気に入っています。
大きさも使いやすく、可愛くてなんと言っても素材感が好きです。焼き物などは写真と届いたときで印象が違う事もありますが、イメージ通りでした。形もカワイイので色々活躍しそうです・
白桃烏龍茶 翠玉を何度もリピート買いしています、すっきりした味わいで夏に適したお茶ですが、秋になっても美味しいものは美味しいのでしょう。秋の味わいも確かめようと思っています。