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元気があって見るからにおいしそうなお茶になってるなと思います 「032 つゆひかり頴娃」下窪勲製茶 下窪健一郎さんインタビュー

2020年07月19日

by 煎茶堂東京編集部

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お茶といえば「静岡」。そんなイメージが根強いですが、実は鹿児島がいま猛烈な勢いで生産量を伸ばしているのをご存知でしょうか。

鹿児島は広くて平坦な土地があることから、機械を導入した大規模な茶園を構えることができ、効率化されていることで若い新規就農者も付きやすいのです。また、機材導入に自治体が補助金を出していることも追い風となって産地が成長してきました。

結果として、他県と比べると圧倒的に若くてエネルギッシュな産地となっています。さらに、開墾や改植(植え替え)が進み新しく多様な品種を積極的に取り入れることから、鹿児島は「品種大国」の様相を呈しています。

そんな中、2007年に知覧茶として有名な知覧町と川辺町、そして頴娃(えい)町の3つが合併して南九州市となったことを受け、産地銘柄としては「知覧茶」ブランドに統一されることになりました。

しかし、南九州市といえど十把一絡げにすることはできない、様々な人間模様と個人同士の熱いつながりに満ちています。そんな今熱い土地で奮闘する下窪健一郎さんに、お話を伺ってきました。

話し手:下窪勲製茶 下窪健一郎さん・かごしま八州たにば茶業 下窪康介さん 聞き手:谷本幹人



―――健一郎さんのところと「001 はるもえぎ」の康介さんのところがめちゃくちゃ近いですね。今日は康介さんも混じえて健一郎さんのお話をお聞きしたいと思います。下窪勲製茶と健一郎さんはどのような関係性になるんでしょうか?
健一郎さん:下窪勲製茶の「勲」(いさお)が祖父の名前で、祖父が築き上げて二代目の父、和幸が社長で健在で、自分はその後継ぎで三代目ですね。

―――健一郎さんがお茶を始めてから何年になるんでしょうか。
健一郎さん:ちょうど20年になります。24歳からですね。今度44になります。最初は小っちゃい頃から野球が好きだったのであまりお茶を継ぐつもりではなかったんですけど。野球やっててそこでちょっと厳しいなって挫折して。

そしたらちょうどこの地区の工場が再編する話があって。もし自分が帰ってこなければ、うちの工場も対象になるって聞かされて。祖父が築き上げた工場だったので、自分が継いで頑張ろうかなと思って帰ってきました。右も左も分からなかったんですけど。

―――そのときまでは野球やってたわけですよね。お茶のことはどのように学ばれたのですか。
健一郎さん:まるっきり分からなかったので「全国大会に出す品評会っていうのに勉強しに行け」と。そういう感じで月に1、2回ある話し合いとかに参加させていただいて、いろいろな人に聞いてお茶作りとはこういうものだと習って。

まだ勉強中なんですけど、いいお茶を作るためにはいろいろな勉強が必要だなと、いまも感じさせられてます。

―――ここに来るまでに、青い覆いがかかった健一郎さんの品評会用の畑がちょっと見えました。あれは自然仕立てでやられてるってことですよね?
健一郎さん:そうです。自分は今回初めてなんですけど、昔、祖父のときは手摘みでやってたんですね。自分たちもまだやったことがなかったので手摘みで全国大会の品評会に出してみたいなっていう。若い人、地域を含めてどんなものなのかなとやってる最中で。それも本当に勉強ですね。

―――さきほど、同じく頴娃の「005 おくみどり」生産者の英仁(ひでと)さんのお話を聞いていたのですが、すごく感銘を受けたんです。この地域で健一郎さんから康介さんへ技術が伝えられ、そしてそれが今度、英仁さんに渡っていくっていう。この地域の茶業のつながりってすごく深いなと思ったんです。なぜこのような良いつながりができたんでしょうか。
健一郎さん:なんでか、気持ちが熱い人たちの集まりなのか、いつもそういう会に出て飲んだりとかして。飲みニケーションじゃないですけど、また明日もお互い頑張ろうみたいになって、気がついたら土作りからこだわってやっていましたね。

熱い思いがそうさせてるのかな。やっぱりいいお茶作らないと、おいしいお茶作らないと消費者に届けられないので。自分の趣味みたいなもんでもあるんですけどね。

―――ここ頴娃はお茶どころだと思うんですけど、それを知らない方もたくさんいると思うので、頴娃について教えてほしいです。
健一郎さん:頴娃町は鹿児島県の薩摩半島の一番南に位置した場所で有名な観光地が指宿(いぶすき)の隣にあります。人口はだいぶ少なくなってきてはいるんですけど、お茶を作る若い人はたくさんいて、元気のある町かなとは思っています

「薩摩富士」といわれる開聞岳を望む


―――気象条件や地形はどうなっていますか?
健一郎さん:ここは頴娃町の中でも北のほうにあって、標高200メートルぐらいある、寒暖差にも恵まれているところです。南の町では考えられない感じなんですけど、毎年雪が降って積もるようなところでもあるので、この場所はいいお茶ができます。あと時期によっては霧がすごい深いんでお茶を作る場所としては恵まれてるのかなと思ってます。

―――健一郎さんの育て方やポリシーをお伺いしたいんですが、どういうタイプでしょうか?
健一郎さん:男らしいお茶っていったら難しいのかもしれないんですけど、土台になる大きくて元気がある葉っぱを作ってます。そこから出る新芽っていうのも親葉がしっかりしてるのですごい元気があって、またしなやかで柔らかい。香りとうまみがあるお茶を目指してます。

―――「つゆひかり」はどういう品種なんでしょうか?
健一郎さん:「つゆひかり」は「あさつゆ」っていう品種が混じってるんですけど「あさつゆ」は天然玉露ともいわれてる品種です。「つゆひかり」も色的にはそういう玉露っぽい青い感じなんですけど、葉っぱは「あさつゆ」とは全然違って親葉も大きんですよね。なので茎もしっかりしていて味ものるかなって思いますね。

若い木というのもあるんですけど本当に今年は元気があって見るからにおいしそうなお茶になってるなと思います。

―――キーワードとしては芽重型で重いお茶を作っているってところが、「男らしい」っていうことなのかなと思っているんですけど、実際にはどういうふうに作っていくのでしょうか。
健一郎さん:そうですね。ハサミの入れ方で全然やっぱり変わってくるんですよね。ハサミは何回も回数入れていくと細い枝からは細い枝しか出てこないので、しっかり要素を持った一番いい場所でハサミを入れる。大きい葉っぱが三枚ぐらいついてる場所で入れたら、また次の土台がしっかり出てくる。その繰り返しをしていくことによってしっかりした葉っぱになりますね。

―――本当に葉っぱが大きいですね。これはやはり作り方によるものですか。
健一郎さん:ハサミの入れ方が最大の要因にはなってくると思うんですけど、あとは土壌診断とかして、それに合った土作りをしていったらいい根が張る。根がしっかりしてないと上の葉っぱもしっかりしてこないと思うので土作りにもやっぱりこだわってます。

―――土作りはどういうふうに?
健一郎さん:なかなか使ってる人いなかったりするんですけど、竹をパウダー状に粉砕したのを仕入れて、それと米ぬかを合わせると微生物の活性化につながるので、それでぼかし肥料を作ってるんです。

竹って乳酸菌が豊富なのでその乳酸菌が米ぬかをえさにして、すごくいい肥料になります。あと中身は企業秘密で(笑)。そういうのを使うことによって根の張りもしっかりしてきます。それこそ、この「つゆひかり」を幼木で最初に植えたときに試したんですけど、枝になるのがすごく早い。根が張るといい枝が出てくるなっていうのを感じていまも試験的に続けてますね。

―――康介さんは横で聞いていてどうですか?
康介さん:特徴的にはさっき言った男らしい芽重型のお茶っていうのを頴娃のなかで先駆者というか、若い人に広めたのは健一郎さんだと思います。谷場(この地区)を変えていって芽重型に作っていくなかで、最初に健一郎さんが整枝したときに一緒に見に行ったんです。

最初「えーこれは浅くないけ」っていいながら、やっぱり一番茶のときになって重い芽が出てくるのを見て、感銘を受けて自分も作ったりもしました。同じ品種でいろいろと、これ合うのかな合わないのかなとか、話しながら飲みながらですけど、世代が変わってそういう交流がすごくしやすくなってるのかなと。それがこの地域のいいところでもあるのかなって思いますね。

本物じゃないと売れないっていうときになってきてるなかで、みんな情報共有ができる。製造現場を見に行ったりとか昔はそんなこともあまりなかったと思います。いまはしょっちゅう行くんですけど。やっぱすごい勉強っていうか刺激を受けてます。健一郎さんの人柄も含め。

―――健一郎さんは変わった名前の「CA278」という品種も生産されていますが、これはどういう経緯で?
健一郎さん:うちの父がですね。農業大学時代研究してできた品種だったらしいんですよ。本当だったらちゃんとした名前が付くんですけどその英語と数字のまま名前が付かないで。うちのおやじが伐根(ばっこん)して新しい品種を植えようかっていう話をしたんですけど、せっかくできた品種だったので残しておきたいなっていう考えで、まだ残ってる感じなんです。

―――本当にちょっと変わってる。味や香りも変わってますね。
健一郎さん:そうですよね。お茶を摘んだときもお茶の香りも全然違うっていうかですね。インパクトがあるじゃないですけど。虫も付きにくいんですよこれ。葉っぱがすごい大きいのが特徴です。けどなかなか見ない品種なので知らない人も多いんじゃないかなって。

康介さん:単一品種だと名前がね。

―――さっきから畑に顔を突っ込んでますけど、木の中の匂いがあるんですか?
健一郎さん:枝葉をよけて中のほうの匂い嗅いだらすごいなんていうかな…なんかこう。ぐっとくる、みたいな。説明しようがない。(みんな嗅いでるのを見て)なんか不思議な光景ですね(笑)。

お茶の話を「TOKYO TEA JOURNAL」 でもっと知る

このインタビューは、「観て飲む」お茶の定期便 "TOKYO TEA JOURNAL"に掲載されたものです。毎月お茶にまつわるお話と、3種類の茶葉をセットでお届け中。

お茶の定期便「TOKYO TEA JOURNAL」

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TOKYO TEA JOURNAL
清水拓也
注文から購入、発送、到着まで心配りが行き届いています。茶もおいしくいただきました。

注文から購入、発送、到着まで心配りが行き届いています。茶もおいしくいただきました。

可愛い

亀田文さんの面取り鉢と同時購入しました。形の可愛らしさと柔らかな感じが気に入り、実際手元に届き、やはり形の綺麗さ、可愛らしさに満足ですが、思ったより底面積が小さいので、薬味やタレ、プチ菓子(練り切り1つ)を入れるサイズ感で、ワンプレートに乗せる豆皿のようにも使おうと思っています。

重宝しています!

亀田文さんの器は前々から購入を考えていて、今回決心して家族分購入しました。
本当に使い勝手がよく、なかなかこの深さでこの形は見かけず、和・洋・中・デザートまで、何にでも合わせられます。買って良かったと思える優秀な器です。
とてもしっかり梱包していただきあ、また適宜メールでのご連絡もあり、信頼できるお店でだと思います。
また、機会があれば宜しくお願い致します。

香ばしい

黒豆も生姜も香りや香ばしさが際立っていて美味しくいただいています。豆乳ティーにしても香ばしさが残って楽しんでいます。今後も購入すると思います。

抜群の癒し系

どんなときも、まちがいなく癒されます。

待ちに待ったティーポットを購入する事が出来ました。 早速お茶を淹れてみました。 とても美味しく淹れる

待ちに待ったティーポットを購入する事が出来ました。
早速お茶を淹れてみました。
とても美味しく淹れる事ができました。
素敵なティーポットで大変気に入りました。

友人へのプレゼント

お茶好きの友人へのプレゼントで購入しました。
見た目の美しさはもちろん大きさもちょうどよくとても喜んでもらえました。
1日のなかで素敵なティータイムを過ごしてもらえそうです。

久しぶりに大好物のドライいちじくをいただきました。いちじく本来のほんのり甘い品のいいお味が凝縮されて

久しぶりに大好物のドライいちじくをいただきました。いちじく本来のほんのり甘い品のいいお味が凝縮されていて、噛めば噛むほど口のなかに甘みが広がります。程よい柔らかさと粒々食感も最高です。今回は「はるもえぎ」と共にいただきました。

ラム酒が染み込んでいて、上品な味わいの黒豆。最高。

昨年、賞味期限前の値引きの時に購入しました。美味しかったので再購入。少しお高いですが非常に美味しく、緑茶と合わせると最高です。ケーキより糖分が少なく、タンパク質が取れるのも良いと思います。

程よくミニマムな急須で1人〜2人用として最適。見た目も可愛い。

私は毎朝、起床時に緑茶を飲むのが習慣になっています。当初は緑茶が飲めればそれでよかったのですが、見た目や雰囲気も含めてお茶の時間を楽しみたいと考えるようになり、素敵だなと思える茶器を探していました。そんな中、この急須を見つけました。

約180mlのお湯が入る容量があり、1人でコップ1杯分飲むのにちょうどいい大きさです。2杯目、3杯目を2人で分け合ってもいいし、同じデザイナーさんの小さな湯呑みなら60mlを3人分に分けて振る舞えます。

大きすぎず、小さすぎず、程よくミニマムな大きさが私の用途にぴったりでした。また、見た目はシンプルで美しく、手触りも良いです。お気に入りの急須です。

お茶だけで満足感のある茶葉

華やかさと爽やかさを兼ね備えた甘みのあるお茶。これだけで満足感があり、気分転換したい時などにチョイスしています。

お茶請けを用意するなら洋菓子にも合わせやすく、紅茶やコーヒーはちょっと重い…という時にも。
特に柑橘系など、香りの良いお菓子と合わせるとお互いが引き立つのでおすすめです

お店で頂いた香駿の冷茶が素晴らしく美味しく、茶葉によってこれほどまでに違うのかと、私の中での新たな扉が開いたお茶でした。
あの香りが忘れられないのですが、茶葉の量か、水なのか、自分で淹れるとなかなかあの美味しさにたどり着けずにいます。

1年間ほぼ切らさず手元にあるお茶

通年販売のお茶ということもあり、ほぼ1年を通して楽しんでいます。
お茶だけでも美味しいですが、甘味とも塩味どんなお茶請けとも相性が良いです。
餡子系などの和菓子の美味しさを引き立て、バター系などの洋菓子にも負けない存在感。
にこまる玄米とも相性が良いのでおすすめです。

人を選ばないバランスの良さがあり、それでいて誰に出しても「美味しい!どこのお茶?」ときかれる確かさから、誰かに緑茶をおすすめしたり、贈る際にはこの茶葉からというひと品です。

杉の香りもよく、お茶の時間に癒されます。とにかく上品です♪

杉の香りもよく、お茶の時間に癒されます。とにかく上品です♪

癒しの塩壺

コロンぽてっと、触り心地が良くて、丁度良いサイズの塩壺でした。少し黄味かかったベージュのお色にホッコリ癒されます。可愛さ満点のお品ですが、シンプルなデザインの為、どんなキッチンにも馴染んでくれるのではないでしょうか。私は出しっぱなしにして、ずーっと使い続けていきたいです。

自分で選ばない楽しさ

こういったサブスクリプションの良い点は、お茶の選択に自分の意思が介在しないところだと思います。自分で茶葉を選ぶと同じような傾向になってしまいがちですが、普段自分では選ばないであろうお茶に自動的に出会えるのは、幅広く経験したい人には最適です。量と価格もちょうど良いです。

大切にします

黒檀のお箸を使っていて、合う箸置きを探していましたところ見つけました。とても相性が良いです。大きさ、安定感、高さ かわいい要素。とても良いです!大切にします。

忙しい中の癒し

毎月届くお茶は、普段慌しく生活している私に、癒しの時間を与えてくれます。様々な香りや味に出会えるこのシステムも気に入っています。もし、聞いていただけるなら、煎茶のみのコースも作っていただけると有り難いです。煎茶の奥深さに気づけたのがこのサイトからだったので、今のコースに合わせて、煎茶のみのコースを作っていただけることをのぞみます。

すっきりした美味しさ 4グラムでこの美味しさ 甘みもあり好きなタイプ

すっきりした美味しさ
4グラムでこの美味しさ
甘みもあり好きなタイプ

TOKYO TEA JOURNAL
まるちゃん
季節の移り変わりが楽しみになる

お茶の風味とペアリングで季節を感じられ、冊子を読みながらほっとひと息つけるのが癒しになっています。TOKYO TEA JOURNALのおかげでこういう時間を自然と作れるようになりました。

恋しくなり、また、頼み始めました

昔、ここのお茶を頼んでて、辞めちゃったんですけど、やっぱり、また、ここのお茶が、恋しくなり、頼みたくなるくらい、美味しいんですよね。色々なお茶が、飲めるのが、いいんですよ。

日常的に使うことを考えられている

記載されているように液だれはなく、気にせず安心して飲み物を頂けます。また通常の持ち手と比べ角張っているからか滑りずらく持ちやすいです。
濱岡さんの作品はどれも使いやすく、長く愛用できる品々ばかりです。

茶杯でいただく味わいを楽しめます

ちゃんとした茶器を使った事はなかったのですが、見よう見まねで冷茶を入れたピッチャーと茶杯を用意して毎日いただいてます。
茶杯は5、6口程の量なんですが、茶杯には氷を入れず、常にピッチャーで程よく冷えたものをいただけるので、じっくりとお茶を味を楽しめ、また素敵な雰囲気も味わえて、とても満足しています。
高橋さんのグラスは、円やかという表現が正しいのでしょうか、薄すぎも厚すぎもない絶妙な厚さと相まって、ガラスなのに持った感じや、口の当たるところに角というか硬さを感じない不思議な趣きがあるんですよね。とても気に入っています。

全てが完璧な美しい器

形、大きさ、ステムの高さと全てが完璧な美しい器です。
逆さにして和菓子一つのドームにしたり使い方で用途が広がります。

可愛くてなんと言っても素材感が好きです。

大きさも使いやすく、可愛くてなんと言っても素材感が好きです。焼き物などは写真と届いたときで印象が違う事もありますが、イメージ通りでした。形もカワイイので色々活躍しそうです・

毎月一回の楽しみ

毎月異なるお茶と素敵なリーフレットが届きます。
次の来店時に何を買おうか考えながら、楽しんでいます。