わたしの茶道具「特別なナンバリングの入った十場天伸さんの抹茶碗」セレクトショップ「HS」オーナー/ハヤシユウジさん

2021年10月28日

by 神まどか

煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。よく飲みよく食べよく眠る。好きな食べ物は「豆花」。突拍子もなく大きい声で歌うのが好き。朝に弱いけど早起きに憧れます。

お茶のある暮らしを楽しむうちについ増えてしまう茶道具たち。でもお気に入りの逸品があると、お茶はもっと楽しくなる。センスのよいあの人が、そんな愉悦にどっぷりつかってしまった茶道具をご紹介。

大阪・奈良・京都でそれぞれセレクトショップ「HS(エイチエス)」を営むハヤシユウジさん。2021年でお店の10周年を迎えたそう。

今回ご紹介いただく茶道具は、そんな記念すべき時期の大切な思い出となった抹茶碗です。

特別なナンバリングの入った
十場天伸さんの抹茶碗

自分のお店をはじめて10年が経ちました。

20代で柳宗悦の民藝思想に影響を受け、器や布や籠など美しい生活道具を暮らしに用いる喜びを知りました。それは自分にとって人生の道標となったように思っています。

そして30代になりたくさんの作り手と会い話し、自分が好きな作り手たちは皆、暮らしと仕事に素直で何かに囚われることなく生きている方々だと思いました。

そんな方々と出会い、そんな方々の日々に茶があることも知り、体感できました。自分の中で民藝と茶の湯が調和した瞬間でした。

それと同時に尊敬できる作り手との出会いが自分を成長させてくれています。陶芸家の十場天伸さんもそんなお一人です。同い年ということもあり意気投合し十場さんのアトリエに一緒に茶室を作ったこともあります。

そして十場さんがお店の10周年に特別なナンバリング碗を作ってくださり、この10番はプレゼントしてもらったものです。

好きな道具を使い日々の茶を楽しんでいる自分には、抹茶碗、茶筌、茶杓、どれも日々に欠かせない道具たちです。この10番の抹茶碗はずっと大切に使い続けたい抹茶碗に仲間入りしました。とても嬉しく十場さんに感謝しています。

セレクトショップ「HS」オーナー
ハヤシユウジさん

大阪と奈良にセレクトショップ「HS」を夫婦で営む。2020年に京都・丹後に一日一組完全予約制のお店「GIFT by HS」をオープン。Instagram: @hs_hayashi

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