わたしの茶道具「有機的なデザインや偶発性のあるアイテムが魅力的」デザイナー/門井里緒さん

2021年05月21日

by 神まどか

お茶のある暮らしを楽しむうちについ増えてしまう茶道具たち。でもお気に入りの逸品があると、お茶はもっと楽しくなる。センスのよいあの人が、そんな愉悦にどっぷりつかってしまった茶道具をご紹介。

ファッションブランド「__ito__」のデザイナー・オーナーの門井里緒さんの茶道具は、どの角度からでも美しい器とポットです。

一つとして同じものはない
有機的なデザインや
偶発性のあるアイテムが魅力的

ひとつは、以前わたしのブランド「__ito__」の取材もして頂いた、北欧を中心としたクリエイターや文化を紹介されるマガジン「a quiet day」のオンラインストアにて購入したProlog cup。デンマーク・ボーンホルム島の陶芸アーティスト「Oh Oak」による作品です。

私は有機的なデザインや偶発性のある物に惹かれるのですが、島のビーチの崖に生えている苔にインスパイアされたというこちらのカップは、釉薬等の自然な反応によって一点一点テクスチャーの表情が異なるのも魅力的なところ。

日本の湯呑みにも影響を受けたそうで、飲み口部分の絶妙な角度がお茶の口当たりをまろやかにしてくれます。

いつも展示会をさせて頂いている松陰神社前「This___」で購入したポットは、架空の女性彫刻家「gena kuwan」をイメージして生み出されるプロダクト。こちらもマーブル模様が一点一点異なり、凛とした佇まいが愛おしくなってしまいます。

__ito__
門井里緒さん

ライフスタイル季刊誌「KINFOLK」から生まれた「Ouur」や、「ATON」のデザイナーを経て2018年独立、「__ito__」を発表。“暮らしのシーンを詩的な空間へと変える”というコンセプトや、ものづくりとしての魅力が人気を博している。Instagram:@rirririi

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