6,000円以上で送料無料!平日9時までの注文で当日出荷。金(9時以降)~日祝は翌営業日発送。

お菓子とお茶|秋の恵みをじっくり味わう。代々木公園・オイモトーキョーの「蜜芋尽くしのプリン」と「ジュニパーベリー」×「むさしかおり」

2024年11月05日

by 編集部 煎茶堂東京

おいしいお茶を淹れると、お茶菓子が欲しくなる。おいしそうなお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中で、ついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。

今回は、エディトリアルデザイナーの小山田倫子さんがおすすめのお菓子について教えてくれました。

代々木公園・オイモトーキョーの「蜜芋尽くしのプリン」

2024年7月、代々木公園駅から徒歩すぐの場所にオープンしたオイモトーキョー。

熟成蜜芋スイーツ専門店としてザ・ペニンシュラ東京に本店を構える& OIMO TOKYOの姉妹店で、商店街という立地もあいまって本店よりカジュアルな雰囲気のお店です。

グルテンフリーかつショートニング・白砂糖は不使用、冷やしたサツマイモは食物繊維が豊富で低GI値、と体に嬉しいスイーツがショーケースに並んでいます。使用する蜜芋はその季節に応じて美味しいものを厳選しているそうです。

さまざまな蜜芋の味わいの重なりを、たっぷりと

オイモトーキョー限定の「蜜芋尽くしのプリン」は、層の重なりが一目でわかる瓶詰めにされた目にも楽しいプリン。

蓋を開けるとたっぷりのバニラクリームが目に飛び込んできます。思いきってスプーンで下まですくうと、とろりとしたプリン・クリーミーな芋ペースト・苦味の効いたカラメルソース・さつまいもの旨味がぎゅっと詰まった甘露煮が顔を出します。

ふわっとした口溶けのバニラクリームとカラメルソースが味わいを引き締めるなか、最後は甘露煮のさつまいもそのものが持つしっとりとした後味。さまざまな食感と蜜芋の甘さを楽しめるプリンです。

なお、今回はプリンには安納芋、芋ペーストにはべにはるかとシルクスイート、甘露煮には紅あずまなど数種類のさつまいもが使われているとのことでした。

ほんのりスパイシーで清涼感のある「Juniperberry Tea『ジュニパーベリー』×『むさしかおり』」と

合わせたお茶は、蒸留酒のジンの香り付けに使われるジュニパーベリーとすっきりと清涼感のある「むさしかおり」のブレンドティー。

森の中にいるかのような香りと清涼感が口のなかに広がり、わずかに柑橘を思わせるような山椒にも似た後味が残ります。プリンをいただいてから一口含むと、爽やかさとともに煎茶らしい苦味もほんのりと感じました。

2煎目は甘味が増してまろやかになり、3煎目はより煎茶らしい味わいに。

ほんのりと柔らかなクリーム色の石田誠さんのリム皿と端反り湯呑みを合わせ、なんだか器からも蜜芋の優しい甘さの気配が漂うお茶の時間。

食欲の秋を満たすべくたっぷりと食べ応えのあるプリンをいただいた後は、スポーツの秋を楽しむこととしましょうか。

お菓子に合わせたお茶

お菓子に合わせた器

オイモトーキョー「蜜芋尽くしのプリン」

価格 850円(税込)
販売時期 通年
販売場所 店頭のみ(冷蔵品)
URL oimotokyo_yoyogipark

小山田倫子さん

アパレル業界にてプレスなどを経験後、エディトリアルデザイナーに転身。制作会社や出版社などを経て2011年よりフリーランス。料理人の夫と営む完全予約制のフレンチ、Restro les Années のマネージャーも。Instagram:@noko_oya

関連記事