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「お日さまのような新茶」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭コラム
2024年07月02日
by 煎茶堂東京編集部
TOKYO TEA JOURNALの巻頭コラムをご紹介。お茶のこと、うつわのこと、お茶菓子のこと。
私たちが企画した商品やよいと思った品に、向き合って、改めて見つめてみて思ったことや考えたことをお伝えします。
お日さまのような新茶。
言い切ってもいいが、今年の茂号は過去最高の出来だったと思う。
いつものように海苔の香りが濃厚で、味わいと香りのどちらをとっても非常に良い出来。今年の春は気候が暖かくなったり寒くなったりして、収穫には心配も多かったけれど、蓋を開けてみると、とても美味しい新茶ができていて感激した。茂2号を作り出してくれた下窪健一郎さんをはじめ、関係者の皆さんには改めて感謝の気持ちを伝えたい。
新茶にとっての理想的な気候は、冬はしっかり寒く、春にかけて徐々に暖かくなること。冒頭でも書いた通り、今年は気温の変動が大きく、収穫期には一時的に寒さが戻るなど霜の影響もあった。「大丈夫かな…」と不安に思っていたのは私たちだけではないはずだ。そんな中で、農家さんたちは最適な収穫日を見極め、気候の変動に対応しながら作業を進める。
今年はそうした難しい条件の中で、良い結果を出すために大変な努力をされたのだと思う。
今年の茂2号は、昨年までの深い森のような青々しい香りから、海苔のような香りと甘みが増し、柔らかく暖かい香気がある。お日さまの温もりを感じさせるような、湿度のある芳香だ。
新茶の良いところは、この時期にしか味わえない濃厚な香りだと思う。茂2号は数に限りがあるので、今号が届いた頃にはもう売り切れてしまっているかもしれないけれど、これから他の地域の新茶もたくさん出てきます。
新茶を買われたら、是非もったいないと言わず、一日でも早く飲んでみてください。きっと最高のお茶が味わえるはずです。
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