お茶の定期便『TOKYO TEA JOURNAL』の巻末『今月の表紙』をご紹介。毎月、イラストレーター・土居香桜里さんの素敵なイラストにちなんだ小話を掲載しています。福を買う、福飴。今号から一年間、表紙イラストを土居香桜里さんにお願いすることになりました。年間を通して季節の和菓子を描いていただきます。一月は「福飴」。松本や金沢などが有名で、「義塩伝説」から生まれたお菓子と言われています。かつての信濃を領土としていた武田信玄。敵の策略で塩が入ってこなくなり、苦しむ民衆のことを知った上杉謙信が敵対関係であるにもかかわらず塩を送ったとして語り継がれています。そこから毎年塩市が開催され、時代の変化で「あめ市」となったそう。それぞれのお店でデザインも異なり、見ているだけでもかわいい。見た目もおめでたいおやつです。文=神まどかイラスト=土居香桜里