- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 相馬佳織
- フじイまさよ
- 稲村真耶
- 児玉修治
- 小野陽介
- 高木剛
- 森岡希世子
- 石田誠
- ちいさな手仕事
- 光藤佐
- 須原健夫
- 淡海陶芸研究所
- 千田稚子
- 中村譲司
- 多田佳豫
- 北井里佳
- 齋藤有希子
- 酒匂ふみ
- 白鷺木工
- 秀野真希
- 林沙也加
- 作山窯
- 中里花子
- 村田匠也
- 荒賀文成
- 水野悠祐
- 南裕基
- 只木芳明
- 色原昌希
- 小宮崇
- 飯高幸作
- 三輪周太郎
- 横山拓也
- 亀田文
- 亀田大介
- 中村豊実
- 高橋禎彦
- SHISEI
- 松徳ガラス
- 村上雄一
- 黒川登紀子
- YŌKI
- 加藤かずみ
- 瀬戸國勝
- 阿部春弥
- シャンブリートリオ
- 入江佑子
- 三野直子
- 古谷宣幸
- 渡辺キエ
- 後藤睦
- 三浦ナオコ
- 濱岡健太郎
- 山田哲也
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 李荘窯
- おじろ角物店
- 船串篤司
- はなクラフト
- 光泉窯
- 萩原千春
- 藤村佳澄
- 中原真希
- 堀宏治
- 広末裕子
- 文山窯
- 伊藤萠子
- 竹下努
- 角田清兵衛商店
- Eliu
- 紙上征江
- 天野千香
- 四十沢木材工芸
- 水野悠祐
【麻生さんへのお便りポスト】VOL.48(2023年4月号)4月は、やっぱりお花見。
2023年06月08日
by 煎茶堂東京編集部
お茶の定期便『TOKYO TEA JOURNAL』P2-3に掲載されている、麻生要一郎さんの巻頭エッセイにお便りを送ると、毎号最大3名様まで麻生さんからのお返事をご紹介します。掲載された方へは煎茶堂東京オンラインで使えるクーポンをプレゼント!
ひとことだけでも、思いの丈を送っていただいてもOK!
今回は、VOL.48(2023年4月号)にお寄せいただいたお便りをご紹介します。お送りいただいた皆さま、ありがとうございました!
麻生要一郎巻頭エッセイ
『4月は、やっぱりお花見。』
桜の季節になると、重箱におにぎり、唐揚げ、きんぴら、卵焼きを詰めて、ちょっと厚手の敷物を用意する。さて飲み物は何にしようかなと考えながら、お花見の支度をするのは春の楽しみの一つだと思う。誰もがウキウキした気持ちで開花を待ち望むというのは「桜」だけではないだろうか。
僕の母は、花や植物が好きな人だった。突然の病が発覚して、チョビと二人で病床の母を呆気なく看取って迎えた告別式。最後まで弱音も吐かず凛とした母は、僕の手本である。自宅から斎場へと向かう桜並木には、満開の桜が咲き誇っていた。誰もが一瞬、淡く美しい桜の花に見惚れて、悲しみから解放された。式が終わる頃には、桜の絨毯が敷かれて、足取りは軽かった。その見事な花の演出は、母からの特別な贈り物のようだった。
以来、桜には一層の思い入れがある。綺麗な桜の花を見ると、母に会えたような気持ちになるのだ。お弁当を抱えて花見へ出かけるのも楽しいが、日常の中でふと出会う桜の景色というのも、偶然性があって嬉しいもの。
チョビにも桜の花を見せてやりたくて、花屋で綺麗な枝を買い求めて、桜餅を食べながら、花見というのも一興である。ぜひ、あなたのお花見の思い出もお聞かせ下さいね。
金のおたより
(1名)5,000円クーポンおめでとうございます!
ゆぴさん
小学校の遠足でお花見に行った時のこと。私はエビフライが大好物で、お弁当の一番最後に食べるのを楽しみにしていました。お弁当の時間、友達と楽しくお話ししながらお弁当を食べ、よし! エビフライを食べるぞー! と口に運ぼうとした瞬間に、顔の前を何かが通り過ぎ、エビフライを掻っ攫って行きました。その犯人はトンビ。怖さとショックで家に帰って大泣きしながら母に報告したのが、今でも家族の中で笑い話になっています。
麻生さんからのお返事
最後まで大事にとっておいたエビフライをとんびにさらわれ…当時の心中お察し致します。揚げたても良いけれど、冷めたフライの美味しさってありますよね。 |
銀のおたより
(2名)1,000円クーポンおめでとうございます!
こまっちゃんさん
私の住んでいる街では、駅から四方に桜の花が咲いています。よく、買い物帰りに花の形で落ちている桜を持ち帰り、ガラスの器に水を張って浮かべていました。家でのお花見です。今年は、小学生の孫が落ちていた桜の花を持ち帰ってくれました。よく見てるんだなぁと有難くお花を浮かばせてもらい、楽しい家花見を桜のお茶と共に楽しんでおります。ありがとう。
麻生さんからのお返事
桜の絨毯を歩くのは、もったいないような、ちょっと可哀想なような、でも心躍るような気持ちになりますね。お孫さんの持ち帰られた、桜の花は一層のお喜びですね。 |
ichinekoさん
花見といえば、今のパートナーと付き合う前のデートを思い出します。相手は中学の同級生。たまたま大学が同じ地方だったのと、大学に入学したての春だったので、花見を口実に誘いました。桜が満開のお堀で一緒にボートを漕ぎ、夜桜を見ながら散歩しました。どっちに見惚とれていいか分からず困ったものです。そんな初々しいデートも、もう5年以上前のことですが、今も花見といえばすっかりボートになってしまいました。
麻生さんからのお返事
春らしい、初々しい桜の思い出をお聞かせ頂いてありがとうございます。ボートに乗って、なんて素敵ですねえ。いつまでも、いつまでも、お二人お幸せに。 |
他にもお送りいただいた皆さま、ありがとうございました!
あかささん、misaさん、アイリーンさん、ポポイブさん、ボビーさん、さん、ichinekoさん、まめこさん、ゆっきーさん、たもちさん、他
TOKYO TEA JORUNAL
お茶の定期便「TOKYO TEA JORUNAL」を購読すると、毎月、季節をテーマにお茶とレシピ掲載の冊子が届きます。詳しくはこちらをご覧ください。
Illustration:fancomi
関連記事
-
【最終回】麻生要一郎「3月は、お彼岸。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2024年03月18日
-
麻生要一郎「2月は、ストーブ。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2024年02月19日
-
麻生要一郎「1月は、いちご。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2024年01月18日
-
麻生要一郎「12月は、クリスマスケーキ。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2023年12月20日
-
麻生要一郎「11月は、新そば。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2023年11月30日
-
麻生要一郎「10月は、栗の思い出。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2023年10月13日
-
麻生要一郎「9月は、秋刀魚の夢。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2023年09月15日
-
麻生要一郎「8月は、冷やし中華。」- TOKYO TEA JOURNAL 巻頭エッセイ
2023年08月17日