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【麻生さんへのお便りポスト】VOL.46(2023年2月号)2月は、僕の愛しい猫と。

2023年04月11日

by 煎茶堂東京編集部

お茶の定期便『TOKYO TEA JOURNAL』P2-3に掲載されている、麻生要一郎さんの巻頭エッセイにお便りを送ると、毎号最大3名様まで麻生さんからのお返事をご紹介します。掲載された方へは煎茶堂東京オンラインで使えるクーポンをプレゼント!

ひとことだけでも、思いの丈を送っていただいてもOK!(お便りについての詳細は『TOKYO TEA JOURNAL』冊子のP14-15をご覧ください。)

今回は、VOL.46(2023年2月号)にお寄せいただいたお便りをご紹介します。お送りいただいた皆さま、ありがとうございました!

麻生要一郎巻頭エッセイ
『2月は、僕の愛しい猫と。』

 毎朝、まだ陽の光も感じられない明け方に、枕元で「ニャアン」と優しい声がする。すぐに起きないでいると、少し離れた洗面所の方から、またニャアンと少し切ない声がする。眠い目を擦りながら、起き上がって側に行くと、チョビは嬉しそうに足元に擦り寄って来る。

 声をかけるのには理由がある。洗面所に置かれた、お気に入りの黄色いコップで、蛇口から注ぎたての新鮮なお水が飲みたいのだ。抱っこして蛇口の側に移動するのもお決まりで、コップに水を注いで、チョビが舌を出してペチャペチャと飲んでいる間は、飲みやすい高さにコップを持っているのが暗黙のルール。自分で飲んでねと置いてしまったら、悲しげな目で見つめられるのでかなわない。

 眠い時は、コップを持ちながら、チョビの尻尾の辺りに顔をくっつけている。飲み終わると、ありがとうと言う意味なのか、ニャッと小さくひと言。その後は、機嫌良くごはんを食べている様子を見守りながら、リビングと寝室に置いてある水も交換してから、僕は二度寝する。

 今みたいな寒い季節は、ベッドから出たくないと思ってしまうけれど、チョビと暮らす中でのとても愛おしいひと時。2月22日は「猫の日」です。皆さんの猫とのエピソードもお聞かせ下さいね。

金のおたより

(1名)5,000円クーポンおめでとうございます!

konjyuさん

明け方の「ニャアン」の声、我が家も同じです。ご飯かな? お水かな? と眠い目をそっと開けると、私の顔をじーっと見ているので起きずにはいられまん。

我が家の猫はコップではなく、蛇口から直接飲むのが好きで、コップに並々とお水を注ぎそっと置いても不満気な顔。目を細めて足が冷たい水でびちゃびちゃになりながらもペチャペチャと飲む姿が可愛くて。私の朝茶をいただく前のルーティーンとなっております。

麻生さんからのお返事

お水が飲みたいようと思う気持ち、水を飲んでいる仕草、そして飲み方の拘り。眠い時もあるけれど、本当に幸せな時間だなあといつも思っています。

銀のおたより

(2名)1,000円クーポンおめでとうございます!

黒兎羊羹さん

最近よく思います。ペットという生き物たちは、家人と過ごすこの世界こそがすべてであるのだと。だからこそ、チョビちゃんのこの行為もきっと生きがいに近いほどの時間なのではないのかと。ちょっと厄介、だけどちゃんと愛おしいのは、その行為の価値を互いにささやきのように理解しているからではないか。

ひっそりとした愛おしさ、みたいなものを内包したエッセイに癒されました。

麻生さんからのお返事

ベッドの上でチョビが寝ている時に、隣に寝転がると、ゴロゴロと喉を鳴らすんですよね、もうそれだけで疲れも全て吹っ飛んでしまいます。
さくらさん

うちのお隣さんに居付いてる野良猫ちゃんのお話です。猫ちゃんは基本知らない人に懐かないと思ってましたが、ある日の帰宅時、近寄って来たのでうちの犬用のおやつをあげました。

すると、その日を堺に帰宅時は待ってました! とばかりに寄ってきて、道路で背中をゴロゴロ(笑)。おやつをもらうと、なんとチョビちゃんと一緒でニャッっと言って去っていきます。親近感を感じずにはいられず、お便りを送りました。

麻生さんからのお返事

ちょっとした鳴き声で何を言っているのか、分かるようになりますよね。きっと、感謝の気持ちを伝えているんですね。

TOKYO TEA JORUNAL

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Illustration:fancomi

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