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【お菓子とお茶】ずっと変わらない味。タカセの「ブランデーケーキ」と「006 ゆたかみどり 知覧」

2021年11月10日

by 古川千鶴

煎茶堂東京・ティーコンシェルジュ 長野県生まれ。地元で就職したのち東京に上京、人生の半分は東京暮らし。 時間があれば美味しい物と気になる場所に出かけます。

おいしいお茶を淹れると、お菓子が欲しくなる。おいしいお菓子を見つけると、どんなお茶を淹れようか想像してしまう。煎茶堂東京のお茶と過ごす日々の中でついつい誰かに教えたくなるペアリング菓子をご紹介します。

今回、煎茶堂東京ティーコンシェルジュ・古川がおすすめするのは、タカセ池袋本店の「ブランデーケーキ」です。

タカセ の「ブランデーケーキ」


池袋駅東口を出て数分の所に「タカセ」があります。創業は1920年(大正9年)初代、森茂吉氏の故郷が香川県三豊市高瀬町だった事から、お店の名前に「タカセ」とついたのだとか。もう、100年以上続く老舗なのです。

「タカセ」といえば池袋の真ん中に位置する場所にあり、1階ではパンや洋菓子を販売し、2階が喫茶室、3階はレストラン、9階はコーヒーラウンジと、一日いても楽しめそうな“食のデパート”。

私はと言うと、1階のパンと洋菓子の売り場が大好き。訪れる度に目移りしそうな惣菜パンや、隣のスペースには素朴で定番のショートケーキやシュークリーム、生菓子をはじめマドレーヌやバームクーヘンと焼き菓子もあって本当にどれも美味しそう!

今回紹介するのはしっとりとした大人の焼き菓子、「ブランデーケーキ」(170円 税込)。カステラをブランデーに漬けた究極にシンプルなお菓子です。

お酒が苦手な私ですがお菓子に使用しているお酒は大好きで、ブランデーケーキもその一つです。

ジュワ〜っと広がるブランデーの香り

キラキラとしたパッケージ。懐かしいような新しいような、ずっと変わらない味がパッケージからも伝わってきます。

袋から取り出すと少しずしっとした感じ。シンプルなカステラに染み込んだブランデーはしっとり、たっぷりブランデーを含んでいるので重さもあるのです。

まずはひとくち。しっとりとした口あたりのカステラは滑らかなスポンジのように感じます。
口の中に広がるブランデーの香りはケーキなのにまるでお酒を飲んでいるかのよう。お酒の飲めない私でも好みの味なのです。

しばらくすると少しお酒が体に回ってくるのか、ほろ酔い気味になりました。アルコールの弱い方には少しずついただきましょう。でもその反面、体もちょっぴり温まったような…?

今回、単品でブランデーケーキを購入したのですが、店頭では用途に応じて箱入りの詰め合わせにする事もできるのです。タカセにはブランデーケーキの他に目移りしそうな焼き菓子がいくつも置いているので選ぶのも楽しい。

寒くなってくる季節、お菓子で体を温めるのもいいですね。

待ち侘びた季節限定のお茶

今回合わせるのは季節限定の茶葉、鹿児島県産の「006 ゆたかみどり 知覧」。11月〜12月の期間限定なので(2021年11月現在)お見逃しなく飲んでいただきたい品種です。

季節の茶葉は2ヶ月ごとに数量限定で入荷するのですが、品種によっては人気のあまりすぐに茶葉がなくなってしまう事も。グラム数にもよりますが待ち侘びていた方はお早めに。

006 ゆたかみどり 知覧」は甘味と旨味があり、焙煎温度が高く仕上げてあるのでとても香ばしく、香りにうっとりしてしまうのです。ほうじ茶のような香りに近く、少し高めの温度で数十秒、蒸らして飲むのが私のお気に入り。

ブランデーケーキとの相性もいい感じ、ひとくちお茶を含むと「006 ゆたかみどり 知覧」の香ばしさが残り、ブランデーの芳醇な香りと深みが合う。乙な大人の味に感じました。

今度は水出しの「006 ゆたかみどり 知覧」をグラスに注ぎお酒のようにブランデーケーキと合わせてみたいと思います。

タカセ 「ブランデーケーキ」

商品名 ブランデーケーキ
価格 170円(税込)
販売期間 通年販売
販売場所 〒170-0013東京都豊島区東池袋1-1-4
URL https://shop.takase-yogashi.com/
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