- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 四十沢木材工芸
- 阿部春弥
- 天野千香
- 荒賀文成
- 安齋新・厚子
- 飯高幸作
- 石田誠
- 伊藤萠子
- 稲村真耶
- 入江佑子
- 色原昌希
- Eliu
- 淡海陶芸研究所
- 大江憲一
- 大澤知美
- おじろ角物店
- 小野陽介
- 樫原ヒロ
- 加藤かずみ
- 紙上征江
- 亀田大介
- 亀田文
- 北井里佳
- 黒川登紀子
- 光泉窯
- 児玉修治
- 小林裕之・希
- 小宮崇
- 後藤睦
- 後藤義国
- 齋藤有希子
- 作山窯
- 酒匂ふみ
- SHISEI
- 清水なお子
- シャンブリートリオ
- 秀野真希
- 松徳硝子
- 白鷺木工
- 須原健夫
- 瀬戸國勝
- 千田稚子
- 相馬佳織
- 高木剛
- 高橋禎彦
- TATA pottery studio(田中大輝)
- 多田佳豫
- 只木芳明
- 田中大輝
- ちいさな手仕事
- 蝶野秀紀
- 塚本友太
- とりもと硝子店
- 土井善男
- 中里花子
- 中原真希
- 中村譲司
- 中村豊実
- 萩原千春
- 畠山雄介
- はなクラフト
- 濱岡健太郎
- 林沙也加
- 広末裕子
- フじイまさよ
- 藤村佳澄
- 船串篤司
- 古谷宣幸
- 文山窯
- 堀宏治
- 三浦ナオコ
- 水野悠祐
- 光藤佐
- 南裕基
- 三輪周太郎
- 三野直子
- 村上雄一
- mrak
- 村田匠也
- 森岡希世子
- 山田哲也
- 横山拓也
- YŌKI
- 李荘窯
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 渡辺キエ

作り手のことば「製品を通じて輪島の木工技術を 広めることが地域貢献」四十沢木材工芸・四十沢宏治さんインタビュー
2023年12月15日

by 煎茶堂東京編集部
伝統工芸の産地である石川県輪島市で、半世紀以上続く木地屋としての特性を活かしながら木製のテーブルウェアを生み出している四十沢木材工芸。
今回は、煎茶堂東京でのお取り扱いに伴い、代表の四十沢宏治(あいざわ・こうじ)さんにお話を伺いしました。
四十沢さん、今日はよろしくお願いします。まずは創業の経緯から教えてください。
1947年に、初代である私の父が輪島塗産地で、漆を塗る前の素地である「木地」の製作を始めました。この事業は現在まで続いていて、今でも日本全国から漆器用木地の製作を引き受けています。
2013年より木地製作のかたわらオリジナルの木製品作りを開始。漆を塗らない木肌をそのまま活かした作品作りを始めました。さらに2019年、手工業デザイナーである大治将典氏を迎えてオリジナルブランドを立ち上げ、現在の商品展開に至ります。
作品を作る工程の中で、好きな工程と理由を教えてください。
難しい形のデザインをどんな工程を組めばうまく作れるか、アイデアを思いついた時は嬉しいですね。更に新作の木地に手磨きを施し仕上げの塗装を行ったとき、木肌にみずみずしさが生まれ、命が吹き込まれたようで幸せな気分になります。
漆塗りが有名な輪島を拠点に木の器をつくることには、どんな意義を感じますか?
私たちの原点は漆器用木地の製作です。そこで鍛えられた技術の蓄積があって今のオリジナルブランドの商品製作に生かすことが出来ました。輪島は木製漆器で最も大きな産地であったため木地業も専業化し、指物、曲物、椀木地、くり物木地と4業種あるのです。
うちの製品を通じて多彩な木工技術が輪島にあることを知ってもらえたら、産地に育てられた私達の会社が地域に貢献できるのではと考えています。
今回取り扱うお皿やお盆は、同じ木の器でありながら、商品によって表情が異なります。制作におけるこだわりを教えてください。
商品デザインはブランディングディレクターである大治氏によるものですが、私達の会社の成り立ちを活かし、工芸から生まれた伝統デザインを残しながら今の時代の生活スタイルになじむよう心掛けています。
使用材は国産広葉樹の欅、栗、桜、栃で、商品によって材を替えています。製品の使い方や物の形、大きさなどから、これが最も似合うと独断で感じたものを選びます。材料である広葉樹は針葉樹に比べ硬く耐久性があり、杢目も豊かですが、扱いに難しい点もあって…。
反ったりねじれたりする度合いを抑えるため充分な乾燥が必要で、広い材になるとなおさらです。対策として人工乾燥設備を導入して、材料の動きを最小限に抑えています。
材料である木への知見が深く、尊敬の念のようなものを感じます。木を扱う上での思いや、気をつけていることはありますか?
輪花盆の大サイズは1枚の板をそのまま削り出しています。これだけ大きく目の詰まった欅材を取り出すには、80~100年の成長木からでないと何枚も取れません。市場の中でも100本に1本あるかという貴重な材を使うので、贅沢な1枚です。
そのあとに小さいサイズの製品に使う材料を取っても、必ず残材が出ます。これを無駄にしないよう、自社内で貼り合わせて集成材にして、もう一度広い板として使用します。
作品を作るときのインプットはありますか?
ジャンルの境界がなくなっている時代なので、工芸、現代アート、あらゆるものに関心を持ちながらデザイナーとはよくコミュニケーションをとってものづくりに落とし込みます。
作家ではないので作品というよりはプロダクトに近いところを狙っています。器に手跡はあえて残さないのですが、きちんと丁寧な仕事を心掛け、手触りに当たる最後の手磨きは最も大切にしています。
器を作る上で一番大事なことは何だと思いますか?
私達の商品にはお盆のような引き立て役が多いので、単品での魅力も大切ですが、ほかの器や料理とのマッチングが大切です。完成に至るまで、いろんなものを乗せては確認しています。
ほかにも、日常で使うことを考えて手触りや持ち易さ、エッジ、厚み、持ち重り(イメージと重さのギャップの大小)など細部にも気を使っています。
今後挑戦してみたいことはありますか?
今年10月に新しくFactory's Galleryが工場隣にオープンしました。オリジナルブランド「KITO」「SUI」「ara!」の全てを手に取って見て選んで購入できる、ショールーム兼ショップのような場所です。ワークショップスペースも併設しているので、今後は様々な木工体験や木のことを学ぶ講座、食とのコラボ、香りのワークショップなどイベントを開催できたら。
また、先代のころに入手した山林があるので、そこも使えないかと考えています。お客様を案内してコーヒーを楽しんだり、森から伐り出した木でものづくりをするグリーンウッドワークで、山と製品が繋がっていることを感じてもらえるようにしたいです。ここには針葉樹しかないのですが、オリジナルブランドに使用する木材は広葉樹だけなので、次は広葉樹を植えられないかも研究中です。
四十沢木材工芸の作品
こちらのページでご紹介した商品毎月、3種類の日本茶が届きます。産地や製法によって、味が違うのがおもしろかったり、和紅茶や烏龍茶などもあったりと、日本茶が身近になりました。
いれる時間から、香りや色を味わって、飲んで癒されてます。
普段から何の気なしに頂くお茶ではありますが、普段使いの域を出ないのもお茶だと思います。
お接待で頂くお茶の美味しさに感動するも、なかなか好みのお茶探し迄はたどりつけず…。
でも、このtokyo tea journal 毎月楽しく3種類お試しでき、気に入れば購入も出来るので、美味しいというレビューだけど…どうかなぁ?や、買ってみたけど口に合わない〜の心配もないのが素敵です。
更に届いたお茶とのマッチングや説明まで綺麗な写真や絵も添えられた冊子も届き、至れり尽くせりです。
こんなに大切に届けて頂け、自分好みのお茶に出会える、毎月の楽しみです。
毎月季節に合わせたお茶が3種類届くので楽しみにしています。煎茶、ほうじ茶、和紅茶など、おいしさの発見があります。日常使いではついつい一杯分を少な目で飲みがちですが、適量(思っているよりかなり多め)の確認もできます。路面店にもぜひ伺いたいと思っています。海外の方々にも日本茶のおいしさをアピールしてほしいです。
毎月ちょっとした小話とお茶と何をあわせるか、のコラムがついており、一緒に届くお茶をどう、なにとあわせて飲もうか…と楽しんでいます。日常の中のつかの間のゆったり自分時間を作るのにとても役に立ってくれています!これからも楽しくお茶生活できたらと思います!
和紅茶のサヤマカオリを頂きました。はっきり、キリリとした中にも深い味わいがあり、烏龍茶のような香りが上品で大変に美味しかったです。
久しぶりにお抹茶が飲みたくなり購入しました。お抹茶をたててラテにしたり、アイスクリームにかけてみたり色々楽しんでいます。
とても美味しく頂いています。
美味しいお茶を自分の時間に、ホッと頂いています。お茶が美味しいだけでなく、見た目が美しく、癒し。です!!
お茶の解説を見ながらどれにしようと、選ぶのも楽しいです。
洗いやすいのもとっても嬉しい!
自分へのご褒美になりました(^^)
ありがとうございました。
大切に使います。
先ず茶葉から、フレッシュな緑茶の香りが漂っていて癒されてます。
1杯目だけでなく、2杯目も甘みをより感じられる気がしました。とても美味しいです。
二級品ということで試しに二つ購入しました。どちらも難点はここかな?という程度で全く気にならないレベル、商品規格に厳しん基準を設けている姿勢に信頼が増しました。
少し青みはありますが陳腐なプラスチック感が無いのも良く、茶回り品を集めていると場所を取らずスタッキング出来るのはとても助かります。
こちらで紹介される他の器にも注目していますが、作家の方の器を増やして行っても不思議と調和してくれる急須です。
今後も色々な器のご提案を楽しみにしています。
外は白っぽく少しシャリッと糖化していて噛みごたえがあります。
少し小粒なものの中はもちっとした食感も少し楽しめます。
ラム酒の風味が程よく効いているので、日本茶に限らず紅茶や中国茶にも合うと思いました。コーヒーにも良いと思います。
黒豆絞りは好きなお茶請けでしたが、こちらはこれまでに無い風味で気に入りました。
もう少し大粒だとなお良かったです。
齢50を過ぎ、物欲がだんだんとなくなってきた分、余計に使い勝手や手触り、見ての美しさなどが気になるようになってきました。
そこでずっと気になっていた透明急須の二級品、今回清水の舞台から飛び降りて購入してみました(大げさ
二級品と言いながら全然どこに不良があったのかと思うくらいきれいな品でした。
また、形もシンプルで使いやすく、洗いやすく、そしてテーブルに置いておいても様になる、まさに用の美の極致ともいえる形で、使っていてとても幸せな気分になります。買って良かったです。
自宅で愛用しており、今回お茶好きな友人のプレゼント用に購入しました。
見た目もスタイリッシュでかわいい・使いやすい・洗いやすいところが気に入っているのですが、友達も全く同じ感想で毎日使ってくれているようで嬉しくなりました。
本格的な急須やティーポットでゆっくりティータイムも好きなのですが、自分一人の時はもうこれが楽で一番です。日本茶も中国茶も紅茶もすべてこれで飲んでいます。
お茶とセットで届く冊子は、お茶に合う食事やお菓子を解説……してくれるのですが、その内容が「え、そこ?」となるラインナップです。
今回はしらす丼やカモミールなど、確かに旬を感じる一品が並びますが、定番をズラしたセレクションになっているところが面白いです。全国あちこちの季節を感じさせてくれるので、飛行機の機内誌のような雰囲気も感じます。
個人的な要望としては、煎茶堂東京さんは日本茶の専門店ゆえに難しいところもあるかと思いますが、最近、ブームになりつつある和紅茶のセレクションがどうなるのかに興味があります。どうかご一考を!
お茶が大好きで、こちらのお店とご縁がありとっても嬉しいです。冊子は読む度にほっこりします。お茶とお菓子、器の使い方も学べて、実践はなかなか難しいですが、自分流にアレンジしながら自分時間を楽しんでいます。