
釉薬の道筋が見える。作山窯「snow wide plate」
2022年05月06日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
食器を単なる道具として扱わず、器で広がる暮らしの楽しみ方を提案している「作山窯」。今回は、作山窯「snow wide plate」の魅力とおすすめの使い方をご紹介します。
販売開始:2022年5月11日(水)11時
釉薬の道筋が見える。
冒頭で、「器で広がる暮らしの楽しみ方」と書きましたが、この「snow wide plate」はそんな「暮らしの楽しみ」がぐぐっと広がる器だと思っています。
シンプルなデザインだからこそ、料理が活き活きとしそう。
ざらざらとした質感の土に、なめらかでサラッとした釉薬が気持ちよーく塗られているのが、分かっていただけますか?
近づいて見てみると分かる、釉薬のテクスチャー。リムの部分は刷毛の道筋が残っていて、それによって器の表情が生まれています。
ローストした野菜や、大盛りパスタ、ピザ……。デイリーで使いやすい器です。直径28cmと大きめなので、メインをどーんとのせてもいいですね。頼りになるサイズ感です。
夢のような、ホットケーキ3段重ね。休みの日、早起きした日も、お昼まで寝ちゃった…という罪悪感のある日でも、ホットケーキを焼くぞ!となると、一気に特別なお休みの日になる気がします。
子どものころに母と一緒に焼いたホットケーキ。綺麗に焼けるかどうか必死になって、気づけば大量のホットケーキが…なんてことに。
そんな記憶を思い出しながら、この器もきっと迎えてくれた人の思い出の一皿になったらいいなぁなんて思っています。
販売開始:2022年5月11日(水)11時
スタイリング:
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday
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