
まんまるお月さまのよう。作山窯「crater」
2022年04月15日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
食器を単なる道具として扱わず、器で広がる暮らしの楽しみ方を提案している「作山窯」。今回は、作山窯「crater」の魅力とおすすめの使い方をご紹介します。
販売開始:2022年4月20日(水)8時
まんまるお月さまのよう。
「crater」の名の通り、まんまるでお月さま模様のような釉薬が目をひく一枚。
和にも見えるけど、洋の佇まいもかすかに感じます。和と洋、ちょうど中間の雰囲気をまとった器です。
じっと釉薬を見つめていると、ぐっと吸い込まれそうになります。模様の出方はそれぞれなので、窯の中でじっくり浮かび上がる模様を想像しながら、景色を楽しんでほしい。
サイズは、ティータイムのお菓子にぴったりなSサイズと朝食に使いたいMサイズの二展開。カラーは「white」をご用意しました。
ブラウニーやパウンドケーキ、シュークリームにチーズケーキ。キラキラしたお菓子というよりは、飾りの少ない質素な見た目のお菓子が合いそうです。
Mサイズには、サンドイッチを。きゅうりを薄くスライスして、マヨネーズを塗ったパンに挟んで朝ごはん。
食材が盛り付けられることで、器がキラリと輝いて見える。
作山窯の器を紹介するときは、代表の髙井さんの「料理がのって完成する器」という言葉をお伝えしているのですが、この「crater」にもそんなポリシーがストレートに表現されています。
クロワッサンやおにぎりなどの普遍的な朝食も、きっと美味しく見せてくれるのでしょう。それを実感すると、きっと毎日の朝がもっと楽しみになりますよ。
販売開始:2022年4月20日(水)11時
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