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中里花子「エッグボウル」4つのオススメな使い方

2022年01月21日

by 神まどか

煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。

佐賀県唐津市にて作陶する中里花子さん。中里さんの作る器を見て感じるのは、軽やかさとリズミカル。そんな手さばきの跡が美しい作品を、この度煎茶堂東京で取り扱うことになりました。

それは、作品を作る中里さんご自身のポテンシャルがそのまま現れているから。身体を動かすことが大好きだという中里さんは、16際の頃、元々テニスをするために渡米したのをきっかけに器づくりの道へ進みます。

今回は、そんな中里花子さんの作品「エッグボウル」のおすすめの使い方をいくつかお伝えします。フードスタイリストの鈴木愛さんのアイデアや、煎茶堂東京デザイナー神の使い方もご紹介。

販売開始:2022年1月26日(水)11時

中里花子さんについて

中里花子「エッグボウル」

手のひらサイズのエッグボウルは、ひとつひとつがよくよく見ると違う形。それは、最終的な形成は手で仕上げているからなんだとか。

「手で作ると、自然な“たわみ”が生まれて、横から見ると柔らかなカーブができあがるんです。そんな自然な形っていうのがすごく美しいなと思っていて。アブストラクトな言い方なんですけど、そんな感じです。」

「自然な形が美しいと思っていて。あんまりわざとらしいと作家のエゴが強く出て、使ってる方が気負いしちゃうので、使ってる人には気持ちよく空気みたいな存在を感じて欲しい」と話す中里さん。

一点一点の違いも、作っているとそう仕上がるから。それがありのままで自然なこと。そんな考えに、私たちも大きく頷いてしまいました。

横から見た形のなんと美しいことでしょう。

手のひらサイズ。こちらは「ブルージーンズ」のカラー。

この器のために、料理を作りたくなる。

おつまみを載せるのにちょうどいいサイズ。これはタコと枝豆の炒めぺぺ。ピリ辛に味付けしたこの一品は、ビールとの相性最高です。

オリーブの身を盛るだけで美しい器、探そうと思ってもなかなかあるものではありません。ブルージーンズのカラーとオリーブのグリーンが絶妙な表情を作っています。

このブルージーンズは盛りつける食材によって見える色合いが変わる器だと思います。

食後のデザートにも

食後のデザート。沢山は胃袋に入りきらないけれど、このくらいなら…。罪悪感もそこまで重くならないですよね。白の食器に白い杏仁豆腐。綺麗な白の組み合わせにうっとりしてしまいます。

ブルージーンズにはコーヒーゼリー。鮮やかなブルーにコーヒーの深い色がこれまた魅力的な組み合わせです。カフェクリームをたっぷり注いでコントラストを楽しんで。


販売開始:2022年1月26日(水)11時

フードスタイリスト・鈴木愛

2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。​最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday

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