- 読みもの
- お買いもの
- TTJ
- 東京茶寮
- 私達について
-
作家名一覧
- 煎茶堂東京
- 塚本友太
- 土井善男
- 清水なお子
- 畠山雄介
- 大江憲一
- mrak
- 後藤義国
- 大澤知美
- 樫原ヒロ
- 相馬佳織
- フじイまさよ
- 稲村真耶
- 児玉修治
- 小野陽介
- 高木剛
- 森岡希世子
- 石田誠
- ちいさな手仕事
- 光藤佐
- 須原健夫
- 淡海陶芸研究所
- 千田稚子
- 中村譲司
- 多田佳豫
- 北井里佳
- 齋藤有希子
- 酒匂ふみ
- 白鷺木工
- 秀野真希
- 林沙也加
- 作山窯
- 中里花子
- 村田匠也
- 荒賀文成
- 水野悠祐
- 南裕基
- 只木芳明
- 色原昌希
- 小宮崇
- 飯高幸作
- 三輪周太郎
- 横山拓也
- 亀田文
- 亀田大介
- 中村豊実
- 高橋禎彦
- SHISEI
- 松徳ガラス
- 村上雄一
- 黒川登紀子
- YŌKI
- 加藤かずみ
- 瀬戸國勝
- 阿部春弥
- シャンブリートリオ
- 入江佑子
- 三野直子
- 古谷宣幸
- 渡辺キエ
- 後藤睦
- 三浦ナオコ
- 濱岡健太郎
- 山田哲也
- WASHIZUKA GLASS STUDIO
- 李荘窯
- おじろ角物店
- 船串篤司
- はなクラフト
- 光泉窯
- 萩原千春
- 藤村佳澄
- 中原真希
- 堀宏治
- 広末裕子
- 文山窯
- 伊藤萠子
- 竹下努
- 角田清兵衛商店
- Eliu
- 紙上征江
- 天野千香
- 四十沢木材工芸

部屋に飾りたい花。vol.09 ヤドリギの森で見つけた赤い冬の実。丸の内・bois de gui
2021年12月21日

by 煎茶堂東京編集部
街はすっかりクリスマスモード。今年の冬休みは、お家でゆっくり過ごす方も多いのではないでしょうか。今回は煎茶堂東京ティーコンシェルジュの木村が、丸の内のお花屋さんで見つけたウィンターベリーと「ほうじ茶」の楽しみ方をご紹介します。
丸の内「bois de gui (ボワドゥギ) 」
ウィンターベリー(モチノキ科/モチノキ属)
「bois de gui」は2021年2月、丸の内にオープン。お店中央にあるお花のストッカーが目印です。今回はフローリストの廣田さんに冬の花や実、枝ものの楽しみ方を教えていただきました。
「こちらのお花のストッカーの中では、お花を冷やしています。基本的にお花は暖かいところに置いておくとすぐに開いてダメになってしまう。冷蔵庫とか冷たい環境下で管理する必要があり、お花を冷やすのとお客様も入れるようにというので店内にストッカーを作ってしまったという感じです。今では、お店のアイコン的な感じになっていますね。」
初めてお店に入ったときは、その見た目から温室なのかなと勘違いしました。ストッカーの中の実際の温度は人間にとっては少し肌寒いくらい。
「お花の鮮度を保つために、室内は12°ほどの温度で管理しています。これ以上暖かいとお花が開いてしまうし、寒いと凍傷になってしまいます。お花にとって、ちょうどいい温度帯で管理する必要があるのです。」
お店に入ってからすぐに気になったのが、この黄緑色の植物。プチプチしていてマスカットの果実のようです。
「これは寄生木(ヤドリギ)の実です。冬のこの時期に出てくる貴重な半寄生植物なので、お花の市場で見つけてすぐにゲットしてきました。木の枝に宿って実をつけるのですが、母体の木は桜だと思います。産地では現地の方が大木に登って枝を切り、そのまま枝ごと市場に出してくれるのですよ。」
半寄生植物ということは、木から栄養をもらいながらも自分で光合成して生きているということでしょうか。ハイブリットな植物ですね。
「ヤドリギの種は、鳥などが運んで木の枝につくのではないかと思います。普段都会で見ることはないですが、山の方では自生しているので結構ありますよ。上向いてたら、あーヤドリギだなみたいな感じで。」
木だけでなく、鳥の力もうまく利用しているなんて。可愛い見た目に反して、賢い印象が強くなってきました。
「実は店名のbois de guiとは、フランス語で”ヤドリギの森”という意味なのです。ヨーロッパでヤドリギは、平和の象徴であり神秘的な植物。店名には、このお店に人々が集まって平和に過ごして欲しいという思いが込められています。丸の内という土地に、ヤドリギのように根付くというか。空気感も含めて、この土地に馴染んでいくことができればと思っています。」
廣田さん含めフレンドリーでホスピタリティ溢れるスタッフの方々がヤドリギのコンセプトを体現しているように感じます。
冬の赤い実。ウィンターベリー
「私自身は奈良の出身で、花に興味を持ったきっかけは男性フローリストが出ているブライダルの空間装飾の記事を見たことです。お花業界って女性が多いイメージだったのですが、それで男性のフローリストもいることを知ってかっこいいなと思い始めました。」
爽やかな笑顔がステキな廣田さん。お花について話しているととても楽しそうですね。
「花の仕事を始めてから9年間ほど造園やブライダルの装花、ニューヨーク発のフラワーショップの立ち上げなどに携わってきました。最近は花も好きなのですが、ゴツゴツした枝ものとか奇抜な形の植物たちに魅力を感じています。」
「この赤い実は、ウィンターベリーです。冬のこの時期だと、ベリー系と針葉樹の組み合わせが好きなんです。海外とかだと、こういうバツバツとした針葉樹と花を合わせたりするのですが、これだけ見ると完全にお正月な雰囲気ですね(笑)」
確かに、正月に祖父母の家に飾ってある南天の実を思い出しました。ただ、南天と違って葉がないので赤い実が強調されているように感じます。
「生けるときは、こんな感じで葉っぱを自然に広げてあげて曲線を作ったり。無理に固定せずに、自然にあるようにしてあげればいいと思います。あとこの形の花瓶だと、首元のすぼまっている部分に葉っぱを集めてあげると、それだけで雰囲気がでますよ。」
この緑がかったガラスの色味も綺麗!花瓶もセットでいただいて帰ります。お部屋の中が華やかになりそうで、飾るのが楽しみです。
パッと明るく華やか。冬の朝のティータイム
家に帰ってから「自然にあるように」という廣田さんの言葉とおりヒマラヤスギの枝を流すようにして生けてみました。
翌日起きてから水を変えるために目をやると、冬の朝の柔らかな光に照らされ、ウィンターベリーのツヤツヤとした赤い実がより一層輝いて見えます。家の中に植物とお茶があるだけで、パッと明るく華やかな雰囲気になりますね。
朝のティータイムに選んだのは、冬(12〜2月)限定販売の「ほうじ茶」。遠赤外線でじっくり引き出された芳ばしい香りが特徴。ローストしたカカオを思わせる火の香りは、スッキリ目覚めたい冬の朝にぴったり。シャキッと明るい気持ちで一日を始めることできそうです。
bois de gui (ボワドゥギ) 東京丸の内
店名 | bois de gui (ボワドゥギ) 東京丸の内 |
お花の名前 | ウィンターベリー・ヒマラヤスギ |
販売期間・価格 | 各 550円(税込) |
販売時期 | 販売期間や価格は、気候によって変動いたします。お店に直接ご連絡ください。 |
住所 | 東京都千代田区丸の内3-1-1 クニギワ(国際ビル) 1F |
電話番号 | 03-3201-5687 |
定休日 | 無し |
URL | https://www.instagram.com/boisdegui/?hl=ja |
関連記事
-
【1月号】TTJ VOL.69
2024年12月02日
-
【2月号】TTJ VOL.58
2024年01月01日
-
金木犀のような甘い香りのマンサク。部屋に飾りたい花 vol.022
2023年03月07日
-
部屋に温かい雰囲気を取り入れて。部屋に飾りたい花 vol.021
2023年01月24日
-
3種のピンクでボリューミーに。部屋に飾りたい花 vol.020
2022年12月22日
-
渡辺キエさんが作る、凛とした佇まいの美しい花瓶に。部屋に飾りたい花 vol.019
2022年11月25日
-
口の広い花瓶から、しなやかに垂らして。部屋に飾りたい花 vol.018
2022年10月20日
-
季節の狭間に、形と色で選んだ2つのお花。部屋に飾りたい花 vol.017
2022年09月12日
デスクの上のごちゃごちゃしたものを仕舞いたくて購入しました。とても美しいうえに、蓋の開け閉めにはストレスが全くなく、サイズの微妙なズレなどもありませんでした。おにぎりやサンドイッチもいいなぁと色々想像が膨らんでいます。
いつもこだわった商品を販売してくださり、大変感謝しております。他よりも早く今年も新茶が自宅に届きました。いつもより甘みが強く、爽やかな春の訪れを感じました。
私はお菓子を入れるのに購入しました。まるで宝箱です😊好きなお菓子を詰め込みたいです。余ったスペースには紅茶のティーパックも入れました。いい気持ちです。
口に当たる部分が少し湾曲していて、口触り(?)が良いところ、透明急須一杯分がぴったり注げる大きさなところ、がとても気に入っています。
テラを購入しましたが、淡い水色のお茶やヨーグルトがよく合います。とても可愛らしくて、他の色も揃えたいです。
大事に使います!
買うかどうか迷っているうちに、もう何年も経ってしましました。二級品があると知り、即購入しました。どこが二級品なのか分かりません。家族も気に入ったので追加購入するつもりです。
毎月3種類のお茶が楽しめて、気に入ったお茶をリピートして購入しています。ホッとしたい時にゆっくり時間をかけて楽しんでいます。
温暖化の影響でハッキリとした四季をあまり感じなくなりました。
この定期便申込んでからそれぞれの季節のお茶が送られてくるのでそこで四季を感じています。
定期的に届く色々な種類のお茶は、飲みきりサイズなので、一息つきたい時にうってつけ。付属のフリーペーパーに載る、届けられたお茶の情報をノートに貼り、美味しいと思ったものを記録している。次第に自分の好みが浮き彫りとなっていくのが面白い。
欲を言えばお茶の小袋に、何度のお湯で何分、という情報を明記してもらえるとありがたい。
届くたびにワクワクする内容で、毎回新しい発見があります。
味わいや産地の背景、淹れ方のコツまで丁寧に紹介されていて、お茶の奥深さを感じられました。
特に季節ごとの特集が素敵で、自宅でのティータイムがもっと豊かになりました🍵
初心者にもわかりやすく、お茶が好きな方にはもちろん、これから知りたい方にもおすすめです!
毎月、美味しいお茶が届くので楽しみにしています
ポスト投函なので、なかなか帰省できない
実家にも送っています
同封の冊子も、いつもとても綺麗です
tea journalを初めてから生活に新しい彩りが増えました。
お茶と一緒についてくる読み物を読みながら、季節のお茶にどんなおやつに料理を合わせようか、どんな茶器を合わせようかと考える時間がすごく楽しいです。
お茶を飲んでゆっくりする時間を与えてくれるtokyo tea journalが私は好きです。
あまり銘柄に意識がなかった中、ふと「美味しいなあ、このお茶…」とパッケージを見たら長崎・彼杵のお茶で実は祖母がいた土地のものだと知り驚きました。こんな名産がある所だったとは。届くお茶はどれも美味しく、ゆっくり味わいながらお茶を飲むのが贅沢な時間になりました。いつもありがとうございます。
毎朝、煎茶を淹れて職場に持っていくんですが、これまで知らなかった銘柄が毎月届くので本当に楽しみで仕方ありません
煎茶も勿論ですが、ほうじ茶や烏龍茶などもとても美味しく頂いています
これからも毎月楽しみにしています
小袋 お茶 3個付いてお茶の飲み方「ふーんこんな飲み方があったか?」次やってみようか、これは面倒じゃなどと読み終わりの方にお菓子の話し出てくるんだけどこれが好き!
レモングラスも煎茶も大好きなので購入しました。予想以上に香りも良く美味しくて、毎日いただいています。缶のデザインも爽やかでオシャレ。詰め替えはあるのかしら?リピートします。
shopで水出し試飲させていただきました。
購入し、自宅で水素水で一晩かけ抽出。
色、香り良し、旨み甘みは冷たくても段違いに良い笑。3日目でも美味しい。
お友達も美味し〜い。の一言
綺麗な色、優しい香り、旨み甘みが大好きです。
初めて知ったのはレター便に登録して送られてきたのがきっかけでした。
適温で一定の分数で抽出後、飲んだ時の子供の表情忘れられません笑。
ぷっくりとしたシルエットが何とも可愛らしいです。木肌もすべすべしてなめらかで、触っていてとても気持ちがいいです。木のお皿が欲しいと探していましたが、いい出会いができてうれしく思います。