
亀田文「貝がら小皿」4つのオススメな使い方
2021年11月19日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
とろんとしたテクスチャーが美しい表情を魅せる「亀田文」さんの作品たち。
今回は、そんな亀田文さんの作品「貝がら小皿」のおすすめの使い方について、フードスタイリストの鈴木愛さんのアイデアをいくつかご紹介します。
優しい色合いと、嫋やかなシルエットが魅力の「貝がら小皿」は、大人な印象のホワイト、癒されるさくらベージュの二色展開。合わせる食材やその時の気持ちによって色を選びたい器です。
亀田文さんについて
亀田文「貝がら小皿」
名前の通り貝をモチーフにして作っている「貝がら小皿」。亀田文さんと亀田大介さんがお二人で器を作る工房は、大分県別府市にあります。この「貝がら小皿」は、そんな日々の生活を過ごす中で、貝のシルエットを器に落とし込んで出来上がった作品。
「貝は私達の身近にあり、自然を感じられるもののひとつです。」
手のひらにおさまるサイズ感が、なんとも愛おしい。亀田文さんの作品が持っている人を癒す不思議な力は、そんな自然のパワーを秘めているからなのかもしれません。
さくらベージュは、ほんのりピンクが色づいた穏やかな色。単体だと、本当にやさしいピンクなのでそれほど強く感じませんが、ホワイトと重ねると、ほら。ふわっと色が浮かび上がるんです。
質感もそれぞれ違い、ホワイトはツヤっとした釉薬、さくらベージュはマットな釉薬を使用しています。
「貝がら小皿 ホワイト」
調味料づかいにピッタリのサイズ感
パスタやトマトベースの肉料理、魚料理に合わせたいバケット。塩とオリーブオイルというシンプルで最強の組み合わせに、手が止まらなくなります。
貝がらがモチーフのこのお皿。海の食材と一緒にテーブルに出してあげてもいいかもしれません。(塩も海からの恵みですものね!)
プラスαにちょうどいい。
ちょっとだけ何か盛りたい!というとき、このくらいのサイズのお皿が大活躍。例えば、お茶漬けを食べる時なんか、こうして載せるといい感じ。
メインのおかずだけじゃさみしい時にも、お漬物やピクルス、買ってきたお惣菜をお皿に載せるだけで、もう十分。テーブルの上に一皿増えるだけで食卓がちょっと賑やかになる気がしませんか?プラスαのおたすけ皿です。
「貝がら小皿 さくらベージュ」
少量のお茶のおともに
さくらベージュの色を見ていると、ちょっと優しい気持ちになれるような気がします。時間がある時には、お茶とお茶菓子をちょこんとのせてひと息つきたいものです。
金柑のシロップ漬けを半分に切って、お茶は浅蒸しのスッキリしたお茶があれば最高。干菓子や、琥珀糖みたいな、ほんのり甘いお菓子も似合いそう。
クリームチーズ&クラッカー
おつまみにちょうどいい、ドライフルーツやナッツが入ったクリームチーズとクラッカー。そんなテクスチャーが固いものをのせるのもオススメ。
さくらベージュのふんわりとしたピンクが、クリームチーズの色合いとよく似合います。
販売開始:2021年11月12日(金)18時
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday