
作山窯「切立プレート」4つのオススメな使い方
2021年10月08日

by 神まどか
煎茶堂東京・東京茶寮/デザイナー 青森県生まれ。最近の趣味は中国茶と茶道具収集です。
食器を単なる道具として扱わず、器で広がる暮らしの楽しみ方を提案している「作山窯」。
今回は、そんな作山窯が新しく作った「切立プレート」のおすすめの使い方をいくつかご紹介。フードスタイリストの鈴木愛さんのアイデアや、煎茶堂東京・神の自宅での使い方もお伝えします。
絶妙なサイズ感の切立プレート。「現代のミニマムな生活にちょうどいい」と話すフードスタイストの鈴木さんが自宅で使うなら?お皿の枠にとらわれない新しい使い方も、スタイリストならではの着眼点です。
作山窯について
作山窯「切立プレート」
2000年からシーズンで発表している作山窯のうつわ達。2021年に発表された「Style」シリーズの中で、ひと際スタイリッシュな佇まいの「切立プレート」。
煎茶堂東京が選んだのは、「ストーングレー」「ストーンマスタード」「ストーンホワイト」の3つのカラー。
名前の通り、石のような質感が特徴の切立プレートは、テーブルに置くと一気にスタイリッシュになるんです。
朝食の相棒に。
「この器を見た時、まず朝食で使いたい!と思いました」と話す、煎茶堂東京デザイナーの神。写真では小さめサイズのトーストを載せてみましたが、いつもの食パンもばっちり。
この切立プレート、スタイリストの鈴木愛さんいわく、子どもの朝ごはんプレートにもちょうどいいのだとか。
「子どもって、意外とファミレスの大きくて車の形をしたプレートだと食べてくれなくて。大人と同じ感じのお皿がいいのかな。うちはおにぎりと卵焼きとブロッコリーをこの切立プレートくらいのサイズのお皿に載せて出すと食べてくれるんです。」
ごはん、おかず、野菜の3つを載せるのに良い塩梅のサイズ感。子どもとお揃いのお皿で食べるのも素敵かもしれませんね。
スイーツと一緒
ストーンホワイトには、同じ色合いのシュガードーナツを。チーズケーキやショートケーキなどを載せてもかわいい。ドーナツと季節のフルーツを載せて、好きなお茶と一緒にティータイムしたら、ちょっと嫌なことも忘れられそうな気がします。
お花を生けてみる
ちょっとお散歩したついでに摘んだ野花を生けてみる。小さいフラワーベースに挿して置くだけでももちろん素敵ですが、ストーンイエローと合わせると一気に華やかに。空いているスペースにアクセサリーなどを置いてみてもお洒落です。
大皿パスタもOKな取り皿として
本当に「絶妙なサイズ感」の切立プレート。大皿パスタを取り分けるにもピッタリな15cmのプレートは、現代のミニマムな暮らしにちょうどいいんです。
※お茶の定期便「TOKYO TEA JOURNAL」の特典割引の対象外です。
フードスタイリスト・鈴木愛
2007年よりフードコーディネート、テーブルスタイリング、レシピ開発など活動中。最近は、家族で小さな畑の野菜作りをはじめました。
公式サイト:https://www.odd.holiday
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